青いネコのピートが活躍する「Pete the Cat(ねこのピート)」シリーズ。
歌や繰り返しが楽しい絵本から、短い英文で自分読みを始められる「I Can Read」、小さなピートが登場する「Pete the Kitty」まで、たくさんの作品があります。
選択肢が多いぶん、初めて探すと、
「どれから読めばいいんだろう?」
と迷いやすいシリーズでもあります。
そこでこの記事では、子どもの年齢や英語経験、好きなテーマに合わせて、ねこのピートの英語絵本を選びやすく整理しました。
全部を順番に読む必要はありません。
読み聞かせから始める、自分で読める短い本を選ぶ、恐竜や宇宙など好きなテーマから入る。
その子に合う入口から、ピートの世界を楽しんでみてください。
ねこのピートの英語絵本、どれから読めばいい?
最初に、大まかな選び方を見てみましょう。
| こんな子に | おすすめの入口 |
|---|---|
| 初めてねこのピートを読む | 王道のPete the Cat |
| 短い英文から自分で読みたい | I Can Read |
| 小さい子・幼いピートが好き | Pete the Kitty |
| 恐竜・宇宙・海など好きなものがある | テーマから選ぶ |
Pete the Kittyには、I Can Readとして出版されている作品も多くあります。
シリーズ名だけで分けるより、子どもの年齢や読み方に合わせて選ぶのがおすすめです。
ここでは、初めて読む子・短い英文を読みたい子・小さな子という3つの入口から紹介します。それぞれの絵本のあらすじや英語表現、読み聞かせのポイントは、各作品の記事で詳しく紹介しています。
読み聞かせから始めるなら
I Love My White Shoes
短い英文を読んでみるなら
Pete at the Beach
小さな子と楽しむなら
Pete the Kitty Goes to the Doctor
まずは王道のPete the Catから
「ねこのピートってどんな絵本?」という子に、まず読んでほしいのが定番作品です。
歌、繰り返し、ユーモア、そして何かうまくいかないことが起きても前へ進んでいくピート。
シリーズらしさが一番分かりやすく伝わります。
I Love My White Shoes|初めての1冊に
お気に入りの白い靴をはいて歩くピート。
ところが、いちごやブルーベリー、泥を踏むたびに、靴の色がどんどん変わっていきます。
それでもピートは泣かず、そのときの靴を楽しみながら歌い続けます。
色の英語と繰り返しが分かりやすく、初めてPete the Catを読む子におすすめしたい代表作です。
『I Love My White Shoes』のあらすじ・英語表現を見る
Four Groovy Buttons|数や引き算も楽しめる
お気に入りのシャツについている4つのボタンが、ひとつずつ取れていくお話です。
4、3、2、1、0と数が減っていくので、英語の数字だけでなく簡単な引き算にも自然に触れられます。
How many buttons are left?と問いかけながら、親子で一緒に数えられるのも楽しいところ。
『Four Groovy Buttons』のあらすじ・英語表現を見る
Rocking in My School Shoes|学校生活を英語で
学校へやって来たピートが、図書館や食堂など校内のいろいろな場所を歩いていきます。
学校生活がテーマなので、小学生にも入りやすい1冊。
歌と繰り返しもあり、Pete the Catらしい読み聞かせを楽しめます。
『Rocking in My School Shoes』の記事を見る
短い英語から始めるなら「I Can Read」
「読み聞かせだけでなく、そろそろ自分でも英語を読んでみたい」という子には、I Can ReadのPeteシリーズが選びやすいです。
普通の絵本より短い英文で構成されている作品が多く、英語の自分読みへ進む入口になります。
My First I Can Read|まずは短い英文から
英語を自分で読み始める子向けの作品から、いくつか選んでみましょう。
Pete at the Beach
海で過ごすピートのお話。
短い英文と身近な単語が多く、Peteシリーズの自分読みに入りやすい作品です。
A Pet for Pete
ピートとペットのお話なので、動物が好きな子にも入りやすい1冊。
ストーリーを楽しみながら短い英文を追っていけます。
Pete the Cat and the Bad Banana
バナナをめぐる、身近でちょっとユーモラスなお話。
食べ物の英語に興味がある子にもおすすめです。
『Pete the Cat and the Bad Banana』の記事を見る
Pete the Cat and the Lost Tooth
歯が抜けるという、子どもにとって身近な出来事をテーマにした作品です。
乳歯が抜ける時期の子なら、物語と自分の経験を重ねながら読めます。
『Pete the Cat and the Lost Tooth』の記事を見る
I Can Read Level 1|少し長い英文へ
短い英文に慣れてきたら、Level 1へ。
物語を追いながら、少しずつ読む量を増やしていけます。
- Pete the Cat and the Cool Caterpillar
- Pete the Cat’s Trip to the Supermarket
- Pete the Cat Goes Camping
- Super Pete
- Pete the Cat: Rocking Field Day
I Can Read Comics Level 1|マンガで楽しみたい子に
文章だけでなく、コマ割りされたマンガ形式が好きな子には、こちらもあります。
Pete the Cat and the Space Chaseは、I Can Read Comics Level 1。
宇宙が好きな子なら、テーマへの興味から英語へ入りやすい作品です。
小さい子にはPete the Kitty
Pete the Catより幼い姿のピートが登場するのがPete the Kitty。
絵もストーリーも小さな子に親しみやすく、日常生活をテーマにした作品が多いのが特徴です。
なお、Pete the Kittyの作品にもI Can Readとして出版されているものが多くあります。
Pete the Kitty Goes to the Doctor
病院へ行くピートのお話。
子どもにとって身近でありながら、少し不安を感じやすいテーマをピートと一緒に体験できます。
『Pete the Kitty Goes to the Doctor』の記事を見る
Pete the Kitty: Ready, Set, Go-Cart!
乗り物や挑戦することが好きな子におすすめ。
Pete the Kitty and the Three Bears
おなじみの「3びきのくま」を思わせるストーリー。
知っている昔話が好きな子なら、英語でも展開を予想しやすくなります。
『Pete the Kitty and the Three Bears』の記事を見る
I Love Pete the Kitty
小さなピートそのものを楽しみたいときに。
こちらは、今回紹介しているPete the Kitty作品の中ではI Can Readではない作品です。
恐竜・宇宙・海など「好き」から選ぶ
英語のレベルだけで選ばなくても大丈夫。
子どもが好きなテーマから絵本を選ぶのも、とてもいい入口です。
内容が気になれば、「英語だから」という抵抗感よりも「続きを知りたい」が勝ちやすくなります。
恐竜が好き
恐竜や昔の世界が好きな子に。
宇宙が好き
海が好き
キャンプや自然が好き
虫が好き
Pete the Cat and the Cool Caterpillar
冒険が好き
Pete the Cat and the Treasure Map
ハロウィーンやクリスマスなど季節で選ぶ
Pete the Catには、季節や行事をテーマにした作品もたくさんあります。
ハロウィーンやクリスマスの時期に英語絵本を探しているなら、その季節から選ぶのもおすすめです。
- Pete the Cat Falling for Autumn
- Pete the Cat Happy Halloween
- Pete the Cat: Trick or Pete
- Pete the Cat Saves Christmas
- Pete the Cat’s 12 Groovy Days of Christmas
- Pete the Cat: Valentine’s Day Is Cool
- Pete the Cat and the Easter Basket Bandit
英語のレベルで迷ったら、この順番
「興味のある本は見つかったけれど、英語が難しくないか心配」という場合は、次の順番を目安にしてみてください。
| 読み方 | おすすめ |
|---|---|
| 大人が読み聞かせる | I Love My White Shoesなどの王道作品 |
| 短い英文を親子で読む | My First I Can Read |
| 少しずつ自分で読む | I Can Read Level 1 |
| マンガ形式で楽しむ | I Can Read Comics Level 1 |
ただし、この順番どおりに進まなければいけないわけではありません。
難しい本でも、歌や絵を楽しみながら大人が読めば十分楽しめます。
逆に、短いI Can Readを気に入って何度も自分で読むのも、とてもいい読み方です。
恐竜が大好きならCavecat Pete、宇宙が好きならSpace Chase。
子どもが「これを読みたい」と思える本は、それだけで英語へ向かう大きなきっかけになります。
ねこのピートは「うまくいかなくても進む」が楽しい
Pete the Catには、作品ごとにいろいろなテーマがあります。
学校、海、宇宙、キャンプ、恐竜、クリスマス。
でも、たくさん読んでいくと、どこか共通するピートらしさが見えてきます。
『I Love My White Shoes』では、お気に入りの白い靴が次々と違う色になります。
『Four Groovy Buttons』では、大好きなボタンがひとつずつなくなっていきます。
それでもピートは、そこで止まりません。
今の状況を受け入れて、また歌いながら進んでいく。
そんなピートの姿があるから、英語を覚えるためだけでなく、物語そのものを何度も読みたくなるのでしょう。
初めてなら、まずは『I Love My White Shoes』から。
そこから、子どもの英語レベルや好きなものに合わせて、次の1冊を選んでみてください。
きっと、その子にぴったりのピートが見つかります。