イースターの朝、楽しみにしていたバスケットがなくなっていたら……。
ねこのピートが今回挑戦するのは、消えたイースターバスケット探しです。
『Pete the Cat and the Easter Basket Bandit』では、床に落ちたジェリービーンをきっかけに、ピートの追跡がスタート。
キャンディエッグ、マシュマロのひよこ、ロリポップ、チョコレートバニーと、お菓子の跡をたどるたびに仲間も増えていきます。
「次はどこにつながっているんだろう?」と、ちょっとした謎解き気分で読めるのが楽しいところ。
そして最後に待っているのは、意外なイースターバニーです。
この記事では、『Pete the Cat and the Easter Basket Bandit』のあらすじや見どころ、物語の中で使いやすい英語表現、読み聞かせ動画をご紹介します。
絵本の基本情報
| タイトル | Pete the Cat and the Easter Basket Bandit |
|---|---|
| シリーズ | Pete the Cat |
| テーマ | イースター・宝探し・友だち・分かち合うこと |
| 英語のポイント | Have you seen …? / Let’s follow it. / from now on |
お話のあらすじ
イースターの朝、ピートが目を覚ますと、自分のイースターバスケットが見当たりません。
部屋のあちこちを探しても、どこにもない。
そんなとき、床に青いジェリービーンが落ちているのを見つけます。
しかも、一つだけではありません。
点々と続くジェリービーンを追いかけていくと、たどり着いたのは友だちのキャリーの家。
でも、バスケットはそこにもありません。
代わりに見つけたのは、今度はキャンディエッグの跡です。
ピートとキャリーがその跡を追うとアリゲーターの家へ。さらにマシュマロのひよこ、ロリポップ、チョコレートバニーと、お菓子の道はどんどん続いていきます。
仲間も少しずつ増えて、最後にたどり着いたのは遊び場にある小さな家。
そこにいたのは、なんとイースターバニーでした。
イースターバニーは、毎年みんなにバスケットを届けているのに、自分は一度ももらったことがなかったと話します。
事情を知ったピートたちは、それぞれ自分のお菓子を少しずつ出して、イースターバニーのためのバスケットを作ることに。
探し物から始まったお話が、最後にはみんなで一つのバスケットを作る展開へつながっていきます。
この絵本の見どころ
この絵本でまず楽しいのは、お菓子の跡を追っていくところ。
ジェリービーンの次はキャンディエッグ、その次はマシュマロのひよこ……と、ページをめくるたびに新しい手がかりが出てきます。
「次はどこかな?」と絵を見ながら予想できるので、読み聞かせにも使いやすそうですね。
そして、バスケットを持っていたイースターバニーが、単なる“悪者”ではないところもこのお話らしい部分。
毎年みんなにバスケットを届けているのに、自分は一度ももらったことがなかったイースターバニー。
それを聞いたピートたちは、責めるのではなく、自分たちのお菓子を少しずつ出して新しいバスケットを作ります。
「じゃあ、みんなで作ろう」と自然に動くところが、ピートたちらしくていいですね。
英語学習のポイント
「〜を見なかった?」と聞く
バスケットを探しているピートたちは、友だちに何度も尋ねます。
Have you seen …? は、「〜を見なかった?」「〜を見た?」と探し物をするときに便利な表現です。
Have you seen my bag?
私のバッグ見なかった?
Have you seen my keys?
鍵を見なかった?
家の中で物を探しているときにも、そのまま使えます。
「追いかけてみよう」と誘う
新しいお菓子の跡を見つけるたび、ピートたちはその先を確かめに行きます。
follow は「ついていく」「たどる」という意味。
Let’s follow it. なら、「それを追ってみよう」「それについていこう」という感じです。
道や足跡、地図などをたどるときにも使えます。
Let’s follow the footprints.
足跡をたどってみよう。
「これからは」を表す from now on
物語の最後では、ピートたちがこれから毎年イースターバニーにもバスケットを作ろうと約束します。
from now on は「これからは」「今後は」という意味。
今この時点から先のことを話すときに使います。
From now on, I’ll clean up my toys.
これからは自分でおもちゃを片付けるよ。
新しく何かを始めるときや、「これからはこうしよう」と決めたときに使いやすい表現ですね。
お菓子の跡をたどってみよう
最初の手がかりはジェリービーン
バスケットがなくなってがっかりしていたピート。
でも、床に落ちた青いジェリービーンを見つけたところから、空気が変わります。
一つ、また一つ。
ジェリービーンが道のように続いているのを見て、ピートはその先を追いかけてみることにします。
手がかりを追うたび、仲間が増えていく
キャリーの家ではキャンディエッグ、アリゲーターの家ではマシュマロのひよこ。
さらにロリポップ、チョコレートバニーと、手がかりは次々に変わります。
そしておもしろいのが、場所を移るたびに友だちも一人ずつ加わっていくところ。
最初は一人だったバスケット探しが、いつの間にかみんなの冒険になっています。
最後に待っていたのはイースターバニー
お菓子の道を最後までたどると、小さな家に到着。
ドアが開いて現れたのは、イースターバニーです。
ピートのバスケットを持っていたのもイースターバニー。
ただし、そこにはちゃんと理由がありました。
毎年みんなへバスケットを届けているけれど、自分は一度ももらったことがなかった――。
そんな話を聞いて、ピートたちの行動も変わっていきます。
みんなのお菓子で新しいバスケット
ピートは空のバスケットに、自分のお菓子を少し入れます。
するとキャリー、アリゲーター、ガス、タートルも、それぞれ自分のお菓子を追加。
少しずつだったお菓子が集まって、最後にはイースターバニーのための特別なバスケットが完成します。
誰か一人が全部用意するのではなく、みんなが少しずつ出し合うところも、この場面のいいところです。
読み聞かせ動画
読み聞かせで聞くと、同じ質問や「追いかけよう」という流れが繰り返されるので、英語のパターンもつかみやすくなります。
お菓子の跡を絵で追いながら聞いてみるのも楽しそうですね。
ねこのピートの英語絵本をもっと読む
ねこのピートには、学校やキャンプ、食べ物、季節のお話など、いろいろな英語絵本があります。
まとめ|みんなで作る、イースターバニーのバスケット
『Pete the Cat and the Easter Basket Bandit』は、消えたバスケットを探すところから始まる、イースターのお話です。
お菓子の跡を追いかけるたびに場所が変わり、仲間も少しずつ増えていきます。
ジェリービーンやキャンディエッグなど、カラフルなお菓子が次々と出てくるので、絵を追うだけでも楽しめそう。
Have you seen …? や Let’s follow it. など、お話の流れと一緒に覚えやすい英語も入っています。
最後はみんなで少しずつお菓子を出し合って、イースターバニーのためのバスケットを完成させます。
探し物のワクワクと、友だち同士で分け合う場面を一緒に楽しめる一冊ですね。