恐竜が大好きなお子様に、英語の絵本を楽しんでもらいたい。でも、どの絵本を選べばいいか迷っていませんか。
「せっかくなら、子どもが夢中になれるキャラクターのお話がいいな」
「英語が苦手でも、親子で楽しく読み聞かせできる本はないかな」
そんな風に感じているママやパパにぜひおすすめしたいのが、世界中で大人気の「ねこのピート」シリーズからの一冊、『Pete the Cat Cavecat Pete』です。
ポジティブでマイペースなピートが、今回はなんと原始時代にタイムスリップ。プテラノドンやティラノサウルスなど、子どもたちが大好きな恐竜たちとピクニックに出かけます。我が家の恐竜大好きな子どもも、ピートと恐竜たちのやり取りにいつも大興奮でした。ページをめくるたびに、次はどんな恐竜が出てくるのかワクワクが止まらない様子でしたよ。
ここでは『Pete the Cat Cavecat Pete』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本『Pete the Cat Cavecat Pete』の基本情報
| タイトル | Pete the Cat: Cavecat Pete |
|---|---|
| 著者・イラスト | James Dean (著, イラスト) |
| 出版社 | HarperCollins |
| 対象年齢(目安) | 4〜8歳 |
あらすじ
いつもご機嫌なねこのピート。今回、ケイブキャット(原始ねこ)になったピートは恐竜たちと仲良く暮らしています。
ある晴れた日、ピクニックにぴったりだと気づいたピートは、友達のヴェロキラプトル、アパトサウルス、ステゴサウルスなど、たくさんの恐竜たちを誘って盛大なピクニックを企画します。ギターが得意なティラノサウルスも参加して、楽しい音楽とともにピクニックが始まるはずでした。
ところが、草食恐竜と肉食恐竜で食べるものが違ったり、かくれんぼでズルをする子がいたりと、恐竜たちの間で次々とトラブルが発生して言い争いに。せっかくのピクニックが台無しになりそうな時、ピートが取った素晴らしい行動とは……?
異なる個性を持つ友だち同士が違いを乗り越え、みんなで楽しく過ごす方法を見つける心温まるストーリーです。
英語学習のポイント
日常で使える便利なフレーズが豊富
この絵本には、お友達を誘ったり、提案に賛同したりするときにそのまま使える自然な口語表現がたくさん登場します。
- What a great idea(それは名案だ/素晴らしい考えね)
- Right on(その通りだね/いいね)
- I’m on it!(任せておいて!/すぐにやるよ!)
親子で何かを決めるときに、「What a great idea!」と声をかけてあげると、楽しく英語を使うきっかけになりますよ。
誘いやお願いの丁寧な聞き方
誰かを何かに誘ったり、お願い事をしたりする時の、丁寧で相手を思いやる表現を学ぶことができます。
- Would you like to come to a picnic?(ピクニックに来ない?)
- Would you mind giving me a lift?(乗せていってくれないかな?)
「〜にしたいですか?」「〜していただけませんか?」という表現は、日常生活の様々な場面で応用できる非常に便利なフレーズです。
短くてリズミカルな文体
ピートシリーズ全体の特徴でもありますが、一文が短く、リズム感があるため、英語のリズムを身につけるのに最適です。
- The sun is shining.(太陽が輝いています。)
- The birds are singing.(鳥たちが歌っています。)
- Trex plays guitar. Trex is awesome!(ティーレックスはギターを弾きます。ティーレックスは最高です!)
このようなシンプルな文章は、英語を始めたばかりのお子様でも声に出して読みやすく、英語特有のテンポの良さを体感できます。
読み聞かせ動画
日本語訳(全文)
Cavecat Pete wakes up early.
原始ねこのピートは早くに目を覚まします。
The sun is shining.
太陽が輝いています。
The birds are singing.
鳥たちが歌っています。
Today is going to be a great day, Pete thinks.
今日は最高の1日になるぞ、とピートは思います。
But then Pete’s bed starts to shake.
しかしその時、ピートのベッドが揺れ始めます。
His friend Vinnie the Velociraptor is coming to visit.
友達のヴェロキラプトルのヴィニーが遊びに来たのです。
“It’s a perfect day for a picnic,” says Vinnie.
「ピクニックにはうってつけの日だね」とヴィニーが言います。
“What a great idea,” says Pete.
「それは名案だ」とピートが言います。
“Who should we invite?”
「誰を誘おうか?」
“Everyone!” Vinnie yells.
「みんなだよ!」とヴィニーが叫びます。
“Right on,” says Pete.
「その通りだね」とピートが言います。
Pete loves picnics!
ピートはピクニックが大好きです!
He heads out to invite all his friends.
彼は友達みんなを誘いに出かけます。
First, Pete finds his good friend Ethel the Apatosaurus!
最初に、ピートは仲良しの友達、アパトサウルスのエセルを見つけます!
To get her attention, Pete climbs all the way up to the top of the tallest tree.
彼女に気づいてもらうために、ピートは一番高い木の一番上まで登ります。
“Would you like to come to a picnic?” Pete asks.
「ピクニックに来ない?」とピートが尋ねます。
“I’d love to,” says Ethel. “What can I bring?”
「喜んで」とエセルが言います。「何を持っていけばいいかしら?」
“How about a really big salad?” Pete suggests.
「すごく大きなサラダはどうかな?」とピートが提案します。
“What a great idea,” says Ethel. “I’m on it!”
「それは素敵な考えね」とエセルが言います。「任せておいて!」
Pete wanders along the river. He sees Trex!
ピートは川沿いを歩きます。彼はティーレックスを見つけます!
Trex plays guitar. Trex is awesome!
ティーレックスはギターを弾きます。ティーレックスは最高です!
“Hey Trex,” Pete yells. “Want to come to a picnic?”
「おーい、ティーレックス」とピートが叫びます。「ピクニックに来たいかい?」
“Sweets,” says Trex. “Can I bring my guitar?”
「いいね」とティーレックスが言います。「ギターを持っていってもいいかな?」
“Definitely,” says Pete. “We can jam!”
「もちろんだよ」とピートが言います。「セッションしよう!」
“Count me in,” says Trex. “Okay if I bring Al,
「仲間に入れてくれ」とティーレックスが言います。「アルを連れてきてもいいかな、
the Allosaurus? He’s a whiz on the drums.”
アロサウルスのアルだよ。彼はドラムの達人なんだ」
“The more the merrier,” says Pete.
「人数が多いほど楽しいよ」とピートが言います。
Pete sees his friend Terry the Parasaur in the sky.
ピートは空に友達のパラサウルスのテリーを見つけます。
“Hi Pete,” she calls.
「やあ、ピート」と彼女が呼びかけます。
Pete invites Terry to the picnic too.
ピートはテリーもピクニックに誘います。
“Would you mind giving me a lift?” Pete asks.
「乗せていってくれないかな?」とピートが頼みます。
“Sure,” says Terry. “Climb aboard.”
「いいわよ」とテリーが言います。「乗って。」
Pete sees the spiked tail of his main man Skip the Stegosaurus.
ピートは親友のステゴサウルス、スキップのトゲのある尻尾を見つけます。
“How are you feeling today, Skip?” Pete asks.
「今日の気分はどうだい、スキップ?」とピートが尋ねます。
Skip has been sick with the sniffles.
スキップは鼻風邪で寝込んでいました。
“Better,” says Skip. “Thanks for asking.”
「良くなったよ」とスキップが言います。「聞いてくれてありがとう。」
“You up for a picnic?”
「ピクニックに行けるかい?」
“I think so,” says Skip. “I’d hate to miss the fun.”
「行けると思うよ」とスキップが言います。「楽しみを逃したくないからね。」
It’s almost time for the picnic!
もうすぐピクニックの時間です!
Cavecat Pete rushed through the forest.
原始ねこのピートは森の中を急ぎました。
He doesn’t want to be late. Whoops!
彼は遅れたくありません。おっと!
Pete trips over Trinny the Triceratops.
ピートはトリケラトプスのトリニーにつまずきます。
“We’re playing hide and seek,” she says before Pete can ask what she was doing.
「かくれんぼをしているのよ」と、ピートが何をしているのか尋ねる前に彼女が言います。
“I think I hid a little too well.”
「ちょっとうまく隠れすぎちゃったみたい。」
“How long have you been there?” asks Pete.
「いつからそこにいたの?」とピートが尋ねます。
“What’s today?” asks Trinny.
「今日は何曜日?」とトリニーが聞き返します。
“Well, all the dinosaurs are going to be at the picnic ground. Want to come?” Pete asks.
「ええと、恐竜たちがみんなピクニック場に集まるんだ。来たいかい?」とピートが尋ねます。
“What a great idea! Maybe somebody there will play hide-and-seek with me!”
「なんて名案なの!きっとあそこなら誰かが私とかくれんぼしてくれるわ!」
It’s time for the picnic.
ピクニックの時間です。
Vinnie and Ethel are setting up the picnic tables.
ヴィニーとエセルがピクニックテーブルを準備しています。
Trex and Al are warming up to play some tunes.
ティーレックスとアルは曲を演奏するためにウォーミングアップをしています。
Terry and Trinny are playing hide and seek.
テリーとトリニーはかくれんぼをしています。
Even Skip seems to be enjoying himself!
スキップでさえ楽しんでいるようです!
“It doesn’t get any better than this,” Pete says.
「これ以上の幸せはないね」とピートが言います。
Trex comes over then.
その時、ティーレックスがやってきます。
“Hey Pete,” he asks.
「なあ、ピート」と彼は尋ねます。
“Is there anything else to eat? I’m a carnivore. I don’t eat salad.”
「他に食べるものはないかな?僕は肉食動物なんだ。サラダは食べないよ。」
Trinny comes over.
トリニーがやってきます。
“Terry is cheating at hide and seek.
「テリーがかくれんぼでズルをしてるの。
She’s flying around and peeking.”
飛び回って覗き見してるんだから。」
Skip comes over.
スキップがやってきます。
“I don’t feel so good,” he says, and he sneezes.
「あんまり気分が良くないんだ」と言って、彼はくしゃみをします。
The dinosaurs all start to argue.
恐竜たちがみんなで言い争いを始めます。
The picnic will be ruined if Pete doesn’t do something.
ピートが何とかしないと、ピクニックが台無しになってしまいます。
He leans over to Al and says,
彼はアルの方へ身を乗り出して言います。
“Can you give me a beat?”
「ビートを刻んでくれるかい?」
Pete takes out his guitar, and he starts to sing.
ピートはギターを取り出し、歌い始めます。
Before long, everyone is having a great time.
まもなく、みんな楽しい時間を過ごし始めます。
“You know,” Trex tells Ethel.
「あのさ」とティーレックスがエセルに言います。
“I’ve never actually tried salad before.”
「実は今までサラダを食べたことがなかったんだ。」
“Try it,” says Pete. “I bet you’ll like it.”
「食べてみてよ」とピートが言います。「きっと気に入ると思うよ。」
Trex tastes the salad. Crunch, crunch, crunch.
ティーレックスがサラダを味わいます。シャキ、シャキ、シャキ。
“Yum,” says Trex. “This salad is delicious!”
「おいしい」とティーレックスが言います。「このサラダは最高だ!」
Everyone grabs a plate and digs in.
みんながお皿を手に取り、食べ始めます。
Everyone decides to play hide and seek.
みんなでかくれんぼをすることに決めます。
Pete is happy that everyone is getting along.
ピートはみんなが仲良くしているのを見て幸せです。
He feels lucky to have such great friends.
こんなに素晴らしい友達がいて自分は幸運だと感じます。
“This was the best picnic ever,” everyone agrees.
「今までで最高のピクニックだったね」とみんなの意見が一致します。
“It was the best picnic because you guys are the best friends ever,” Pete says.
「君たちが最高の友達だから、最高のピクニックになったんだよ」とピートが言います。
And no one can argue with that.
それには誰も異論はありませんでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、大人気「ねこのピート」シリーズの中から、恐竜好きのお子様におすすめの『Pete the Cat Cavecat Pete』をご紹介しました。
肉食恐竜と草食恐竜の違いを乗り越え、みんなで楽しくピクニックをするストーリーは、多様性や思いやりの心を育むのにもぴったりですね。我が家でも、ピートの前向きな姿勢に心が温かくなりました。お子様が大好きな恐竜が登場することで、英語への興味もグッと深まるはずです。
ぜひ、ピートと恐竜たちの楽しい世界を、親子で一緒に味わってみてくださいね。