こんにちは!
これまで、1冊ずつご紹介してきた、リズミカルでゆかいなフォニックス英語絵本の冒険。
「アット!」「イッグ!」「エン!」と、たくさんの音の友達と出会う旅、楽しんでいただけていますか?
続けていくうちに、「どの順番で読むのがいいのかな?」「結局、全部読むとどうなるの?」なんて、新しい疑問も生まれてきたかもしれませんね。
というわけで今回は、そんなフォニックス絵本の冒険の「総集編」!
これまでご紹介してきた8冊の絵本を、おすすめの順番に沿って、その魅力とゴールを改めてご紹介したいと思います。
この記事を読めば、フォニックス絵本の楽しさがまるっと分かっちゃいますよ!
■そもそも、なんでフォニックス絵本なの?
「フォニックス」と聞くと、なんだか難しいルールがいっぱいの「お勉強」をイメージしてしまいますよね。
でも、このシリーズが教えてくれるのは、そんな小難しいことじゃありません。
cat, mat, bat…
pig, dig, wig…
まるで歌うように、リズミカルな言葉遊びを繰り返すうちに、子どもたちは「この文字の並びは、いつもこの音がする!」ということを、理屈じゃなく、体で覚えていくんです。
これって、ネイティブの子どもたちが、わらべ歌で言葉を覚えるのと全く同じ。
「意味は後から、音を先に」。
この気楽なスタンスこそが、子どもを英語嫌いにさせない、一番の近道だと僕は思っています。
■この順番でGO!フォニックス絵本8冊の冒険マップ
それでは、いよいよ冒険マップのスタートです!
この順番で読み進めれば、無理なく、楽しく、英語を読む力がステップアップしていきますよ。
【冒険の始まり】
Fat cat on a mat
まずはここから!「-at」の音を覚える、全ての基本です。「アット、アット!」と響くゆかいな言葉遊びで、「フォニックスって、なんだか楽しいかも!」という最初の扉を開きましょう。
→英語絵本『Fat cat on a mat』|読み聞かせでフォニックスが好きになる!
Big pig on a dig
次の扉は「-ig」の音。「イッグ、イッグ!」と、また新しい音の響きに出会うことで、「ルールが分かると、読める単語が増える!」という喜びを体験できます。
→英語絵本『Big pig on a dig』でフォニックス学習をステップアップ!【読み聞かせ】
Hen’s pens
3つ目の扉は「-en」ファミリー。「エン、エン!」と、日本語にも近い音なので、お子さんもすぐに真似っこできるはず。このあたりから、お子さんが自信を持って口ずさみ始めます。
→英語絵本『Hen’s pens』でフォニックス学習!「-en」ファミリーをマスター
【冒険はステップアップ!】
Toad Makes a Road
ここからは、少し長いストーリーも楽しめるようになります。「oa」という「オー」と伸ばす音を学びながら、道がないなら自分で作ってしまう、パワフルなトードくんの物語に、きっと元気をもらえますよ。
→読み聞かせで学ぶ「oa」の音!フォニックス絵本でステップアップ「Toad Makes a Road」
Fox and a box
「ea」や「ou」など、ちょっぴり応用編のルールが登場!でも大丈夫。何度失敗しても諦めないキツネさんのコミカルな姿に、親子で大笑いしているうちに、自然と身についてしまいます。
→英語の「オー」の音をマスター!『Toad makes a road』の読み聞かせ
Goose on the loose
意味なんて分からなくてもOK!「ウース、ウース」と響く、シュールで面白い音のシャワーを浴びましょう。理屈抜きで音を楽しむ、ネイティブ感覚の英語学習を体験できます。
→英語絵本『Goose on the loose』|音のシャワーで英語耳を育てる読み聞かせ
【冒使はクライマックスへ】
Mouse Moves House
「ック、ック、ック!」と刻む、ラップのような歯切れの良いリズムが最高!親子でラッパーになりきって、英語の「韻(ライム)」の本当の楽しさを体感してください。
→英語絵本『Mouse Moves House』|ラップみたいに楽しいフォニックスで「-ck」の音をマスター
Sam sheep can’t sleep
旅の総仕上げ!眠れないひつじのサムくんのお話には、これまで出会ってきた「-at」「-ig」「-en」の仲間たちが、友情出演してくれます。「あ、この音知ってる!」という喜びが、お子さんの確かな自信に変わる、心温まる一冊です。
→フォニックス絵本「Sam sheep can’t sleep」読み聞かせ動画
最後に:最高のゴールは、「英語が好きになる」こと
というわけで、フォニックス絵本8冊の冒険マップ、いかがでしたか?
この旅のゴールは、単語をたくさん覚えることや、発音が完璧になることだけではありません。
一番のゴールは、「英語って楽しい!」「自分で読めるって、嬉しい!」とお子さんが心から感じてくれること。
その気持ちさえあれば、この先、どんな英語の壁が立ちはだかっても、きっと楽しく乗り越えていけるはず。
この8冊の絵本は、そのための、最高に楽しくて、心強いお守りになってくれますよ。
ぜひ、この冒険マップを片手に、親子でゆかいな音の世界へ旅立ってみてくださいね!