英語絵本で学ぶ「can’t wait」入門

can’t waitの意味は?to・forの違いを英語絵本でやさしく解説

「早く明日にならないかな!」

楽しみにしていた遠足やお誕生日、大好きな人とのお出かけ。子どもがワクワクしている姿を見ると、こちらまでうれしくなりますよね。

そんな「待ちきれない!」「楽しみで仕方ない!」という気持ちを英語で伝えるのが can’t wait です。

実はこの表現、英語絵本の中でもよく見かける言葉。後ろに to や for をつけると、何を楽しみにしているのか、もう少し詳しく伝えられます。

まずは意味と使い方を整理してから、絵本の中のワクワクする場面をのぞいてみましょう。

can’t waitの意味は「待ちきれない!」

can’t wait は、何かをとても楽しみにしていて、「早くそのときが来てほしい!」と感じているときによく使う表現です。

例えば、明日は楽しみにしていた遠足。

  • I can’t wait!(待ちきれない!)
  • I can’t wait for tomorrow!(明日が待ち遠しい!)
  • I can’t wait to go!(早く行きたい!)

どれも、子どもの弾んだ気持ちが伝わってくる言い方ですね。

直訳すると「待つことができない」。でも、楽しみな予定について話しているときは、何か困っていて待てないわけではありません。

うれしくて、ワクワクして、じっとしていられない。そんな気持ちが込められています。

ちなみに、cannot wait と書いても基本的な意味は同じ。can’t は cannot の短縮形で、普段の会話では短い can’t wait がよく使われます。

ただし、文脈によっては文字どおり「待っていられない」という意味になることも。まずは、楽しみな気持ちを伝える使い方から覚えておくと便利です。

can’t wait toとcan’t wait forの違いは?

can’t wait の後ろに何を続けるかによって、使い方が変わります。

表現意味例文
can’t wait!待ちきれない!I can’t wait!
can’t wait to + 動詞〜するのが楽しみI can’t wait to play.
can’t wait for + 名詞〜が待ち遠しいI can’t wait for Christmas.

覚えるポイントはシンプル。

これからすることを言いたいなら to、楽しみにしている出来事や物を言いたいなら for が基本です。

例えば、誕生日を楽しみにしている子なら、

  • I can’t wait for my birthday!(誕生日が待ちきれない!)
  • I can’t wait to open my presents!(プレゼントを開けるのが楽しみ!)

同じ誕生日の話でも、待ち遠しい「日」を表すのか、楽しみにしている「行動」を表すのかで違うんですね。

そして、ちょっと発展した使い方も。

I can’t wait for you to see this!

これは「早くこれを見てほしい!」という意味。

自分が何かをするのではなく、相手が何かをするのを楽しみにしているときは、for + 人 + to + 動詞 という形も使えます。

少し長い表現なので、最初から全部覚えなくても大丈夫。まずは I can’t wait! と I can’t wait to … だけでも、親子の会話はぐっと広がります。

英語絵本の中でcan’t waitを見つけよう

意味が分かったら、今度は絵本の世界へ。

待ちきれないほど楽しみなことは、登場人物によってさまざま。お誕生日も、旅行も、いつもの図工の時間だって、特別なワクワクに変わります。

ケーキを渡すのが楽しみ!『Spot Bakes a Cake』

スポットが、お父さんのお誕生日にケーキを作るお話。

おいしそうなケーキができあがり、お父さんに喜んでもらうのが楽しみでたまりません。

そんな場面に登場するのが、短いひと言。

I can’t wait!

これだけで「もう待ちきれない!」という気持ちが伝わるんですね。

▶ 『Spot Bakes a Cake』の絵本紹介を見る

大好きな図工の時間が始まる!『Outdoor Art Project』

子ネコのピートは、絵を描いたり工作をしたりする図工の時間が大好き。

授業の始まりから、もうワクワクしています。

絵本には Pete the Kitty cannot wait. という表現が登場。

ここでは短縮しない cannot wait が使われていますが、気持ちは can’t wait と同じです。

何かを楽しみにしている子どもの様子が、そのまま英語になったような場面ですね。

▶ 『Outdoor Art Project』の絵本紹介を見る

次の作品を見るのが楽しみ!『The Museum』

美術館で、さまざまな絵に出会う女の子。

絵を見るたびに心が動き、今度はどんな作品に出会えるのだろうと胸を躍らせます。

そこで使われるのが I can’t wait to see what’s next.

「次に何があるのか、見るのが待ちきれない」という気持ちです。

can’t wait to の後ろには、see や go、play など、これから楽しみにしている動作を続けられます。

▶ 『The Museum』の絵本紹介を見る

来年のお祭りも待ちきれない!『Peppa Loves St Patrick’s Day』

アイルランドのお祭りを楽しむペッパたち。

音楽やダンス、泥んこ遊びまで満喫したペッパは、帰り道でもう来年のお祭りを楽しみにしています。

ここで使われているのが I can’t wait for next St. Patrick’s Day.

お祭りという出来事を待ち遠しく思っているので、can’t wait for の形。

楽しい一日が終わっても、次の楽しみがもう待っている。子どもらしい気持ちが伝わってくる場面です。

▶ 『Peppa Loves St Patrick’s Day』の絵本紹介を見る

水族館に入りたくてたまらない!『Biscuit: A Day at the Aquarium』

女の子たちを追いかけて、水族館までやってきた子犬のビスケット。

ようやく目的地にたどり着くと、中に入るのが待ちきれません。

ここでは He couldn’t wait to go inside. という形が使われています。

couldn’t wait は、can’t wait を過去の出来事として語るときの形。

「そのとき、どれほど楽しみだったか」が伝わってきます。

▶ 『Biscuit: A Day at the Aquarium』の絵本紹介を見る

親子の会話でも使ってみよう

can’t wait は、英語絵本を読んでいるときだけでなく、いつもの会話にもぴったり。

例えば、週末に動物園へ出かける予定があるとき。

親: We’re going to the zoo on Saturday!
(土曜日は動物園に行くよ!)

子: Yay! I can’t wait!
(やったー!待ちきれない!)

親: I can’t wait to see the penguins!
(ペンギンを見るのが楽しみ!)

こんなふうに、楽しみにしていることを一つ言葉にしてみるだけ。

お誕生日なら I can’t wait for my birthday!、公園へ行くなら I can’t wait to go to the park!。

難しい文章を考えなくても、子どもが楽しみにしている出来事がそのまま英語の練習になります。

そして、can’t wait を使う場面は、特別なイベントだけではありません。

明日の給食、大好きな友だちとの遊び、週末に読む新しい絵本。

「早くそのときが来ないかな」という気持ちは、毎日の中にたくさん隠れています。

そんな瞬間に、親子でひと言。

I can’t wait!

絵本で出会ったワクワクする言葉が、いつもの暮らしの中でも使えるようになったら素敵ですね。

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