子供が「見て見て!できたよ!」と嬉しそうに報告してくれた時。
あるいは、一生懸命描いた絵を見せてくれた時。
つい反射的に「Good job!(すごいね!)」ばかり言っていませんか?
もちろん「Good job」は素晴らしい褒め言葉ですが、毎回同じリアクションだと、子供も「またこれか」と慣れてしまったり、本当にすごいと思っているのか伝わりにくくなったりすることがあります。
今回は、親子英会話ですぐに使える「Good job以外の褒め言葉」を、ニュアンスや使い分けと合わせてご紹介します。
結果だけでなく「過程」や「才能」を褒めるバリエーションを増やすことで、子供の自己肯定感(Self-esteem)をぐっと高めてあげましょう!
1. 定番の「Good」「Nice」「Great」はどう違う?
まずは基本の「いいね!」「すごいね!」を表す3つの定番単語のニュアンスを整理しておきましょう。

仕事や任務が完了したことへの称賛。
お片付けが終わった時、宿題が終わった時など、「やるべきこと」を達成した時によく使います。
Goodよりも少し軽く、感覚的に「いいじゃん!」と思う時。
シュートが決まった瞬間、積み木が上手に積めた時など。
Goodよりも上のランク。「すごくいい!」「優秀!」という強い肯定。
テストで満点を取った時や、予想以上に上手にできた時。
日常のちょっとしたことは「Nice!」、いつものタスク完了は「Good job!」、特別な出来栄えには「Great!」と使い分けるだけでも、子供は「あ、今はいつもより凄かったんだ!」と気づくことができます。
2. 感動を伝える!「すごい!」の一言フレーズ5選
子供の行動に驚かされた時や、感動した時は、短い単語で感情を爆発させましょう。大げさなくらいがちょうど良いですよ。
- Amazing!(アメイジング!)
驚くほどすごい!想像以上の作品ができた時に。 - Incredible!(インクレディブル!)
信じられないくらいすごい!「まさかこんなことができるなんて!」という驚きを込めて。 - Perfect!(パーフェクト!)
完璧!パズルが完成した時や、発音が完璧だった時に。 - Cool!(クール!)
かっこいい!ダンスを踊った時や、ポーズを決めた時に。 - Smart!(スマート!)
賢いね!勉強だけでなく、「工夫した時」や「良いアイデアを思いついた時」に使います。
3. 結果より「努力」を褒めるフレーズ(自己肯定感UP)
欧米の教育では、生まれ持った才能や結果よりも「プロセス(過程・努力)」を褒めること(Process Praise)が重要視されています。
「頑張ったこと」自体を認めてあげるフレーズは、失敗を恐れない心を育てます。
●You did it!(やったね!)
「ついにできたね!」という達成感を共有する言葉。
逆上がりができた時、自転車に乗れた時などに最適です。
●You tried very hard.(すごく頑張ったね)
たとえ結果が失敗でも、途中まで頑張ったことを褒める魔法の言葉です。「見ててわかってるよ」という親の愛情が伝わります。
●I knew you could do it.(できるって信じてたよ)
子供への信頼を伝える言葉。成功したあとにこう言われると、子供は大きな自信を持ちます。
●Keep it up!(その調子!)
今頑張っていることを「続けていこう!」と励ます言葉。練習中や勉強中の背中を押す時に使えます。

4. 【シーン別】今日から使える実践フレーズ
ここでは具体的なシチュエーションに合わせて、どう声をかけるのが自然かをご紹介します。
① お絵描きや工作を見せてくれた時
上手か下手か(Good/Bad)で評価するのではなく、「親としてどう思うか」を伝えると子供は安心します。
- “I love your drawing!”
(ママ/パパはこの絵が大好きだよ!) - “You are so creative.”
(独創的だね/工夫したね!)
② お手伝いをしてくれた時
「ありがとう」にプラスして、子供の性格や行動を褒めます。
- “That’s very helpful, thank you.”
(すごく助かるよ、ありがとう) - “You are so sweet.” / “You are so kind.”
(優しいね/親切だね)
③ 嫌いな野菜を食べた時・難しいことに挑戦した時
ちょっとお兄さん・お姉さんになったことを誇りに思う気持ちを伝えます。
- “I’m proud of you.”
(あなたのことを誇りに思うよ/偉いね!)
※日本語だと重く聞こえますが、英語ではカジュアルに「すごいじゃん、偉いよ!」という感覚でよく使われます。 - “Good boy!” / “Good girl!”
(いい子だね!)
※幼児期やペットに対してよく使われますが、小学生くらいになると少し子供っぽく感じる場合もあります。
まとめ:大切なのは単語よりも「驚き」と「笑顔」
たくさんの褒め言葉を紹介しましたが、一番大切なのは「英語の発音」よりも「表情と声のトーン」です。
ボソッと「Amazing…」と言うよりも、目を見開いて、満面の笑みで「Good job!」と言ってハイタッチする方が、子供には何倍も嬉しさが伝わります。
まずは今の「Good job」にプラスして、
「Wow! Amazing!」
「You did it! Good job!」
といったように、単語を組み合わせてみることから始めてみませんか?
言葉のバリエーションが増えると、子供の「どこが良かったのか」をより具体的に見てあげられるようになりますよ。