英単語「present」の4つの意味

presentの意味は?「プレゼント・現在・出席・発表する」の違いと覚え方

「プレゼント」と聞けば、誕生日やクリスマスにもらう贈り物を思い浮かべますよね。

でも、英語の present には「現在」という意味もあるんです。

さらに「出席している」「発表する」という意味まで。ひとつの単語なのに、ずいぶん違う使い方をします。

どうしてこんなに意味があるのでしょう?

実は、言葉の成り立ちをたどると、意外なつながりが見えてきます。

まずは、presentがどんな場面で使われるのか、身近な英語から見ていきましょう。

presentの意味は?名詞・形容詞・動詞で変わる使い方

presentは、名詞・形容詞・動詞の3つの品詞で使われる英単語です。

意味もいくつかありますが、代表的なものを整理すると、こんな感じ。

品詞主な意味英語の例
名詞贈り物a birthday present
名詞現在the present
形容詞現在のpresent situation
形容詞出席している・その場にいるbe present
動詞提示する・発表するpresent an idea

プレゼントの箱・時計・教室・発表する人など

私たちが日本語で使っている「プレゼント」は、主に贈り物という意味ですね。

英語でも a birthday present と言えば、誕生日プレゼントのこと。

ところが、the present になると「現在」という意味になります。

そして、学校などで present と言えば、「出席している」「その場にいる」という意味で使われることも。

さらに、考えや研究結果を人に示すときには、動詞の「発表する」「提示する」として登場します。

こうして並べると別々の単語みたいですが、つづりはすべて同じ present。

ただし、使い方だけでなく、発音まで変わるところが面白いんです。

presentの意味はなぜ違う?語源と発音の不思議

もともとは「目の前にある」という意味につながる

presentの語源をたどると、ラテン語の praesens につながります。

これは「目の前にある」「その場にいる」といった意味を持つ言葉です。

ここから「現在の」「その場にいる」という使い方につながっていきました。

では、贈り物のpresentはどうでしょう。

こちらは、相手の前に何かを差し出す、贈るという意味につながっています。

「今」は目の前にある時間。「贈り物」は相手の前に差し出すもの。

そう考えると、まったく別々に見えた意味にも、つながりが感じられますね。

もちろん、すべての意味が一度に生まれたわけではありません。言葉が使われてきた長い歴史の中で、少しずつ意味が広がってきたものです。

名詞・形容詞と動詞ではアクセントが変わる

presentには、もうひとつ面白い特徴があります。

品詞発音記号強く読む部分
名詞・形容詞/ˈprez.ənt/PRE-sent(前半)
動詞/prɪˈzent/pre-SENT(後半)

プレゼントの発音イラスト

同じつづりなのに、動詞になるとアクセントが後ろへ移るんですね。

日本語のカタカナでは違いが伝わりにくいので、実際の発音を聞き比べてみると面白いですよ。

Cambridge Dictionaryでpresentの発音を聞く

覚え方のヒント

「今、目の前にあるもの」をイメージしてみると、現在や出席という意味を結びつけやすくなります。

そして、人の前に差し出せば贈り物。考えを人前に示せば発表する。

ひとつのイメージですべてを厳密に説明できるわけではありませんが、意味を思い出すきっかけになりそうですね。

例文でわかるpresentの使い分け

では、実際の英文ではどのように使われるのでしょう。

身近な場面で比べてみましょう。

贈り物のpresent

I got a birthday present.

「誕生日プレゼントをもらったよ」

日本語でもおなじみの使い方ですね。贈り物という意味の名詞です。

現在を表すpresent

Let’s enjoy the present.

「今を楽しもう」

ここでは「今、この瞬間」という意味。

at present という形なら「現在は」「今のところ」という意味で使われます。

出席しているpresent

Is everyone present?

「みんなそろっていますか?」

学校や集まりなどで、全員がその場にいるか尋ねる言い方です。

この場合のpresentは形容詞。「出席する」という動詞として使われているわけではありません。

現在の、という意味のpresent

My present job is teaching.

「今の仕事は教えることです」

ここでは present が名詞の前に付いて、「現在の」という意味を表しています。

発表するpresent

She will present her idea.

「彼女は自分のアイデアを発表します」

こちらは動詞のpresent。考えや情報を人に示すときに使います。

意味だけでなく、アクセントが後ろへ移ることも思い出してみてくださいね。

絵本の中にも登場するpresent

英語絵本『What Does It Mean To Be Present』では、「今、この瞬間を大切にする」という意味でpresentが使われています。

「その場にいる」だけでなく、心を今に向けるという使い方です。

英語絵本『What Does It Mean To Be Present』を読む

もう一冊、『Where Is Baby’s Christmas Present?』では、赤ちゃんがクリスマスプレゼントを探します。

こちらは、おなじみの「贈り物」という意味。

『Where Is Baby’s Christmas Present?』の絵本紹介を見る

同じpresentでも、登場する場面によって意味がずいぶん変わりますね。

ちなみに、present perfect(現在完了形)や present continuous(現在進行形)など、文法用語として使われるpresentもあります。これらは「現在」に関係する言葉ですが、時制の説明になるため、ここでは別の使い方として覚えておけば大丈夫です。

「プレゼント」から始まったひとつの英単語が、現在、出席、発表へと広がっていく。

意味のつながりを知ると、英単語はただ暗記するだけのものではなく、ちょっとした発見のある言葉に見えてきますね。

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