子供が生まれるとすぐに英語を意識した育児を始めました。
子供には将来英語で苦労させたくないという思いからです。
実際のところ、子供が生まれてすぐ海外の友達が遊びに来て英語で子供に語りかけるのを見て、やはりこれだ!と思ったのがきっかけです。
現在子供は小学3年生、英検4級に向け勉強中です。
子供が誕生して、これまで家庭で行ってきた英語学習について振り返ってみました。
0歳の頃は耳に馴染ませることから
「パパ」「ママ」から始まって子供の発声が始まるまで1年位はリスニングが中心です。
ただ、2,3年後から少しづつ英語教育を取り入れたいと思っていたので、積み木遊びやカード遊びをしながら日本語、英語をおりまぜた遊びは行なうようにしていました。
CDでの聞き流しはこの頃、英語ではなくまだモーツアルトの音楽です。
子供が生まれる以前、胎教の頃からモーツアルトを聴かせていたんです。
モーツアルトにはα波を誘発する特徴があると言われていますが、その他にも幼児特有の耳に聞こえる帯域を刺激する効果があるそうです。
この頃の幼児特有の耳は、使われない帯域が徐々に閉じられてしまうそうですから常に刺激してあげることを意識していました。
英語が話せるパパやママなら、英語絵本の読み聞かせもオススメです。
日本語のものでも英語のものでも関係なく同じように読み聞かせていました。
この時期、沢山絵本を読んで聞かせることで、2~3歳になった時の集中度がよくなると思います。
3~4歳になってからの英語絵本の音読など、英語学習につながりやすくなります。
幼児期から英語を始めてみたい方に便利な英語教材としてはアルクのこちら。エンジェルコース
胎教から聞かせられるモーツアルトのCDや名作童話の絵本などがまとめられた英語コースです。
おなかの中に赤ちゃんがいる間から徐々に馴染ませて行きたいとお考えの方にはちょうどよい教材だと思います。
1~3歳はお友達と一緒に遊びながら
自宅での英語にあわせて、幼児向け英語教室に通い始めたのが1歳を過ぎた頃でした。
最初は週1でボーネルンドの幼児向け英会話に通い始めました。
地域によっては児童館などで幼児向け英語教室をやっていることもありますね。
ネイティブの先生を囲んで同じくらいの子供たちと数人で手遊びや歌を歌ったり、ゲームなど、子供にとっては楽しい外刺激になります。
ボーネルの幼児英語教室の良かった点は、お店で売られている商品のおもちゃをかなり自由に使って遊べることでした。
ボーネル系のおもちゃは木を使った素材感と、色使いの優しいものが多くて子供に安心して持たせられます。
知育系が多いのも特徴ですね。
2~3歳くらいになると、幼児向け英語番組も
リトル・チャロは英語学習のきっかけとしては最適でした。
子どもの目を引くアニメに合わせて英語が流れてくるので自然とリスニング効果が働きます。
ただ、ずっと同じものばかりを見るのではなくて、いろいろなコンテンツに分けてみるのが飽きないコツかもしれませんね。
無料で体験教材のもらえるディズニーのサンプルDVD・CDを取り寄せたり、Worldwide Kidsのトライアルセットなどもお手軽でおすすめです。
絵本が自分でめくれるようになると、ペンが発音する英語絵本も楽しめますね。
音声ペン付きの英語絵本は、「ディズニー」や「アンパンマン」などのキャラクターを使ったモノも出ています。好きなキャラクターで音の出る英語のおもちゃのような感覚で遊べます。
過去記事→ 英語ペン付き絵本一覧
物語を読みあげるリーディング機能もありますから、今後の絵本の読み聞かせの流れに持って行きやすくなりますよ。
3~6歳は目標を持った学習
日本語がまだなのに英語なんて、という意見もあるようですが、バランス良くすればいいことです。
子供の吸収力は思っている以上に凄いです。
七田式フラッシュ
3歳位から七田の英語教室に通い始めるようになりました。主な目的はフラッシュカードでの脳トレにあります。
低年齢の脳トレには賛否あるようですが、子供が楽しみながらやり続けているとその効果は抜群です。
小さいうちに集中力を付けさせたくて、もしお近くにあるなら七田のプレはおすすめです。
何でも記憶してしまう子供になってしまいます。
基本はフラッシュカードをめくることと、絵本の暗唱などですから、その気になれば自宅で取り組むことも可能です。
自宅の良い所は、親がやり方をマスターしてしまえばずっと続けられることでしょう。
私は教室の先生にお任せだったので、今思えば少し後悔しています。
七田の自宅学習用のDVDも出ているようです
☆聞き流しで育つ英語力☆ 七田式(しちだ) さわこの一日・英語版☆★
児童英検
この時期に「児童英検」にもエントリーしました。今は英検Jrと名前がかわっていますね。
自宅のPCを使って英語の単語を覚えたり、英語クイズを通して、ブロンズ、シルバー、ゴールドと級を獲得していけるオンライン英語教材です。
イラストがわかりやすく、絵で英単語を覚えられるのが良いです。
大人が使っているパソコンは子供にとってはとても興味があるらしく、
「ここに座ってみる?」
と誘えば、必ずニコニコしながらやってきます。
すかさず児童英検を立ち上げてゲームから楽しんでいました。
1日、20分ほど毎日続けていると、1~2年もすれば英検4~5級レベルです。
【無料おためし】初めての英語学習は英検 Jr.オンライン版。楽しく学べる!
海外テレビ
幼児向けの英語テレビだけでは飽きたらず、海外の幼児向け学習番組もYouTubeで探して見るようになりました。
こちらのブログの過去記事にも今まで視聴してきたものをストックしてあります。 過去記事→子供向けYouTube英語学習まとめ
ABCや数字、色、形などを英語で楽しめたり、絵本の読み聞かせなどを聴くことができます。
中にはハリウッドスターによる読み聞かせなどもあります。
何度となく繰り返して見ながら英語に馴れて行くことができます。
絵本
七田に通い始めてからは、絵本の読み聞かせと暗唱を毎日取り組んでいました。
1週間で1冊くらいのペースです。
始めのうちは1ヶ月に2冊くらいのゆっくりなペースから始めていました。
慣れてくると1~4日目までCDでリスニングだけをおこない、5,6日目には本を一緒に見て読み聞かせ、7日目には暗唱出来るように仕上げて教室で発表です。
この年令の子供の脳は本当にスポンジのように信じられない吸収力です。
絵本はまとめて購入するならオックスフォードリーディングツリーのシリーズを勧められていました。
学習効果を考えた単語構成で物語が次々進められていきますから子供が飽きにくいのが特徴です。
過去記事→読み聞かせを行うための絵本選び
オックスフォードリーディングツリーはオンラインで全てではありませんが無料で読むこともできます。
過去記事→ Oxfordowl
小学校低学年
小学1年生からは学校でも英語の授業が始まりました。
ですが、教科書はWECAN1からなのでしばらくは幼児期のおさらいです。
自宅ではこの頃から英検5級に向けた学習を始めていました。
英検向け学習に効果的だったのが、iPadのアプリです。
タブレットだといつでも気軽に始められます。
アプリの中には英検の模擬テストなどが受けられるものもあります。
また、単語の穴埋めや、並べ替えに特化したアプリもあり英検の問題に普段から慣れておくのに役立ちます。
英検5級対策用のドリルはこちらを使いました。
小学生低学年向けに大きめの字で、漢字にはカナもふられています。
現在は5級を終え、4級に向けた学習を徐々に進めています。
ただ、そんなに慌てていないので学力がついた頃に受験で良いのかな、と思っています。
今、毎日少しずつ取り組んでいるのは英語で日記を書くこと。
1~2行の簡単な文から始めています。
英検ネットドリル
タブレットやパソコンを使った英検学習で便利なのが、英検主催の旺文社が提供しているオンライン学習サイト・・今すぐ無料体験!【旺文社 英検ネットドリル】
英検学習に重要になる旺文社の「でる順パス単」「7日間完成予想問題ドリル」「過去6回全問題集及びCD」が全てオンラインで使えて、確認テスト→弱点チェック、全国模試など英検前の対策をトータルに行うことができます。
子供が小さいと、対策本を使った学習ではCDを用意したり成否の確認をしたりと、つきっきりになってしまいます。
英検ネットドリルはクリックするだけでどんどんすすめられるようになっているので、子供一人で気軽に進められるのが良いです。普段リビングにおいてあるipadでも取り組めるのが便利です。
問題の数を沢山こなして本番に備えたい時にはオススメの英検教材です。
ふりかえって
子どもとの英語の取り組みを思い起こしながらまとめてみました。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
上からの流れの中で、今思えば1つやり残していたこととして、英文字の書き練習があります。
七田では家庭学習で、読む→覚える→書き の流れが推奨されていました。
ですが、書くことをずっと疎かにしていたため、今になって苦労しています。
他の勉強の時間も必要になり、書き練習まで進める時間がなかなかとれません。
子供に英語を書かせると、aの字は上が閉じていない、hかnかわからない文字、単語と単語を開ける、など直すところがいっぱいです。
こういうことは癖を付ける前に直さないと…たぶん、このままのような気がします。
ゆっくり丁寧に英文字を書く練習をするとしたら、学校の宿題が出始める前に家庭で取り組んでおいたほうが良かったかなと思います。
忙しくしていると子供の勉強を見る時間は限られてくるので仕方ないのですが、読みと合わせて書きもやっておけばよかったな~と少し反省しています。