小学校低学年のうちは、まず楽しみながら英語に触れるのが良いです。英語の絵本を一緒に眺めながら読んで聞かせてあげたり、海外の子供向けの動画を一緒に見てみるのも子供にとっては楽しいものです。単語をその都度説明することもありません。
もし、興味があれば聞いてくるでしょう。
He play Baseball.
「ほらこの人、ベースボールをプレイしてるよ」
こんな感じで英語交じりで話していると
(なにかするときにはplayなんだ!)
子供は自然とこんなふうに思うようになります。
動詞や、前置詞などもあまり日本語にはしないほうが良いかもしれません。英語と日本語混じりで面白おかしく物語に引きこむように訳してあげると読書の時間が楽しい日課になります。
英語絵本について
英語の絵本は図書館でも借りられますし、ネットでも沢山見ることができます。
過去記事→英語絵本を音声付きで楽しめるOxfordowl
ネットでは絵本の読み聞かせを動画で見ることもできます。
過去記事→英語の絵本を有名人が朗読「STORYLINE ONLINE」
幼い子供は、同じものを何度も何度も見るのが好きですから、ローテーションを組んで何度も繰り返し読んであげると良いです。
半年ほど繰り返し読んであげていれば簡単な文ならもう日本語は必要無くなります。絵を見て何度も出てくる単語のパターンを掴み理解できるようになってきますから、子供ってすごいです。
英語絵本や動画は簡単なものから徐々に単語が増えてくるようなものが良いです。物語も最初はシンプルで1ページに書かれている文字が短いものから少しづつ長いものへ挑戦していきます。
前記事の英検受験のおすすめ教材でも触れていますが、リーディングツリーの絵本セットなどは読み進めるうちに語彙が増えていくように考えられていておすすめです。
リーティングツリーのTrunk Pack A,B あたりが理解できるようになる頃にはすでに英検5級レベルにはなっています。
英検のテスト前に
英検テストは教室で受験する形なので、低学年のうちは力試しにオンラインの児童英検を受けてみるのも良いかもしれません。児童英検は楽しみながらテストに向かえるのが特徴です。
児童英検のゴールドをクリアすれば、英検5級の問題もほぼ正解できるでしょう。違いは、マークシート形式の解答欄と、問題用紙が白黒になっていることだけです。
英検のテストは受験会場の他、英語スクールに通っているとそこの教室で受けられる場合もあります。低学年のうちは大きな会場だと少し緊張するかもしれないので時間内ちゃんと座ってられるか練習する必要もあります。
英検では、最近受験者の低年齢化がすすみ、5級の会場は小学生低学年や未就学の子供たちがいっぱい受験に来ているようです。
ただ、じっと座っていられない子どもや、途中で泣き出してしまう子供もいるようです。
小学高学年の場合は心配ないでしょうが、テスト開始前は保護者がついて名前や住所、電話番号などの記入の補助ができます。ですが、テスト開始直前には退出しなければなりません。幼いと急に不安になっちゃう子供もいるようですね。
さいごに
英検の合格ラインは2級〜5級で満点の60%前後になります。
昨年の場合、5級の合格点は50点中31点、4級では65点中40点です。5級の場合はすべて選択式なので絵本のリーディングが出来れば何となく受けても受かりそうです。
ただ、合格するために受けるのは低学年の場合は特にもったいない気もします。できれば満点合格を目指したいです。4級になるとちょっとした長文も出てきますので格段に難しく感じるでしょう。ポキっと心が折れないよう実力がついたら次、のようなペースでのんびり構えて受験させるのがおすすめです。