英語絵本「Wolfie the bunny 」の読み聞かせです。大抵のお話の中に出てくるオオカミと言えば、悪知恵を働かせて弱いものを襲うイメージですが、この絵本に出てくるオオカミはちょっと違っていました。本当に怖いのは弟を守るバニーちゃんの方かもしれません。
バニーの家族が帰宅してみると、玄関先に捨て子ならぬ捨てオオカミの赤ちゃん。子バニーのドットの心配をよそにパパもママもすっかりそのちっちゃな赤ちゃんを気に入ってしまいます。
ドットはことあるごとに「そのうち食べられちゃうんじゃない?」と警戒するのですが、いつの間にかすくすく育ちすっかり弟のような存在になってしまいました。
バニー一家の一員になってウサギの着ぐるみで出かけるウルフィが妙にかわいいです。
The bunny family came home to find a bundle outside their door.
バニーの家族は帰宅してドアの外に包みものを見つけました。
They peeked.
彼らは覗きました。
They gasped.
彼らはあえぎました。
It was a baby wolf!
それはオオカミの赤ちゃんでした!
“He’s adorable!” said Mama.
「彼は愛らしいです!」 ママは言った。
“He’s ours!” said Papa.
「彼は私たちです!」 パパは言った。
“He’s going to eat us all up.” said Dot.
「彼は私たち全員を食べるだろう」 ドットは言った。
But Mama and Papa were too smitten to listen.
しかし、パパとママは耳を傾けなかった。
Wolfe slept through the night.
ウルフィは夜じゅう眠っていた。
Dot did not.
ドットは眠りませんでした。
Mama serve carrots for breakfast.
ママは朝食のためにニンジンを盛りました。
“He likes them!” said Mama.
「彼はそれらが好きです!」とママは言いました。
“He’s a good eater!” said Papa.
「彼は、良く食べる人です!」と、パパは言いました。
“Speaking of eating.” said Dot.
「食べていると言えば」ドットは言った。
“He’s going to eat us all up!”
「彼は私たち全員を食べるだろう!」
But Mama and papa were too busy taking pictures to listen.
しかし、ママとパパは、聞くにはあまりに、写真を撮るのに忙しかったです。
Dod’s friends came by to see the baby.
ドッドの友達は赤ちゃんを見るために来ました。
“He’s sleeping.” whispered Mama.
「彼は寝ています」とママは囁きました。
“He’s a good sleeper.” whispered Papa.
「彼はよく寝る」とパパは囁きました。
“He’s going to eat us all up!” they screamed.
「彼は私たち全員を食べるつもりだ!」彼らは叫びました。
“No kidding.” said Dot.
「冗談はやめて」とドットは言った。
“Let’s play your house.”
「あなたの家で遊ぼう」
for the first time wolfe cried.
初めてウルフィは泣いた。
But Dot was too far away to hear him.
しかし、ドットは彼の声を聞くには遠すぎた。
when Dot returned.
ドットが戻ったとき。
Wolfe was waiting.
ウルフィは待っていた。
Everywhere Dot went.
どこにドットが行っても
Wolfy went too.
ウルフィもついていった。
“He’s drooling on me!” said Dot.
「彼は、私によだれを垂らしています!」と、ドットは言いました。
“He’s a good drooler!” said Papa.
「彼は、良いよだれ人です!」と、パパは言いました。
The days passed, and wolfe grew.
月日は過ぎて、ウルフィは成長した。
So did his appetite.
彼の食欲もそうでした。
When Mama opened the cupboard, she got a surprise.
ママが戸棚を開けたとき、彼女は驚きました。
“The carrots!” said Mama.
「ニンジン!」 ママは言った。
“They’re gone!”
「なくなっている!」
“Oh no!” said Papa.
「あらいやだ!」パパは言った。
“He ate them all up!” said Dot.
「彼はそれらをすべて食べた!」ドットは言った。
Dot fetched the carrot bag.
ドットはニンジンバッグを取り出した。
But she did not get far.
しかし、彼女は遠ざけませんでした。
“He wants to help!” said Mama.
「彼は助けたいと思っている!」ママは言った。
“He’s a good helper!” said Papa.
「彼は良いヘルパーです!」パパは言った。
“He’s going to.. oh skip it !” said Dot.
「彼は、スキップをするつもりだ」ドットは言った。
“I’ve got my eye on you, buster!”
「私は、あなたに対する視線を持っています、坊や!」
Wolfe and Dot went to the Carrot Patch.
ウルフィとドットは「ニンジン畑」に行きました。
Dot was picking one last carrot when wolfie’s mouth opened wide.
ウルフィの口が広く開いたときに、ドットは最後のニンジンを1本選んでいた。
“I knew it!” cried Dot.
「私はそれを知っていました!」 ドットは泣いた。
“On guard!”
「用心する!」
But wolfe wasn’t looking at Dot.
しかし、ウルフィはドットを見ていませんでした。
“Dinner!” roared the bear.
「晩御飯!」クマは叫んだ。
It was Dot’s chance to run away.
ドットは逃げるチャンスだった。
Instead she ran forward.
それよりも、彼女は前に走った。
“Let him go!” Dot demanded.
「彼を放して!」ドットは要求した。
“or I’ll eat you all up!”
「または、私はあなたをすべて食べるよ!」
The bear blinked.
クマはまばたきしました。
“You’re a bunny.” he said.
「あなたは、うさぎちゃんです。」彼は言った。
“I’m a hungry bunny.” said Dot.
私は腹をすかせたうさぎちゃん」とドットは言った。
“But I’m bigger than you.” said the bear.
「しかし、私はおまえより大きい」とクマは言った。
“I’ll start on your toes.” said Dot.
「私はあなたのつま先から始めます」とトッドは言った。
”Help!” cried the bear.
「たすけて!」クマは叫んだ。
“She’s going to eat me all up!”
「彼女は私をすべて食べるつもりだ!」
Dot relaxed as the bear ran away.
ドットはクマが逃げたのでホッとした。
“We’re safe!” she said.
「私たちは安全です!」彼女は言った。
Then wolfe pounced.
その後、ウルフは激しく飛び掛かった。
“Come on, little brother.
「さあ、弟よ、
Let’s go home and eat.”
家に帰って食事をしましょう」