こんにちは!
お子さんに英語の絵本を読んであげたいな、と思っても、「自分の発音に自信がないし…」「子どもがちゃんと聞いてくれるかな?」なんて、少しハードルを感じてしまうこと、ありませんか?
その気持ち、とってもよく分かります。でも、もし歌をうたうみたいに、自然とリズムに乗って楽しめる絵本があったら、どうでしょう?
今回は、そんな英語絵本デビューにぴったりの一冊、『We Are the Dinosaurs』をご紹介します。全米で大人気のキッズソングから生まれた、最高にキュートで元気が出る絵本ですよ!
ここでは『We Are the Dinosaurs』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
「We are the dinosaurs, Marching, marching!(ぼくらは恐竜、マーチングだ!)」
元気な歌声に合わせて、かわいい恐竜たちが大行進をはじめます。
地面をドッシン、ドッシンと踏み鳴らし、お腹が空いたらみんなでご飯をもぐもぐ。大きな山を一生懸命のぼって、洞窟でちょっぴり休憩したら、また元気に行進再開!
リズミカルな歌に乗って、恐竜たちは一体どこへ向かうのでしょうか? その行進の先には、あたたかくて大切な場所が待っているようです。
英語学習のポイント
“Whaddaya think of that?”(これ、どう思う?)
絵本の中で何度も繰り返される、印象的なフレーズです。
これは「What do you think of that?」という文章が、会話の中でくっついて短くなった言い方です。これをものすごくざっくりいうと、「これ、どう思う?」とか「すごいでしょ?」といった感じで、相手に同意を求めたり、自慢げに見せたりする時に使います。
ネイティブの子どもたちが、まるで歌うように口にするカジュアルな表現なんですよ。
例文:
I built a super tall tower! Whaddaya think of that?
(すっごく高いタワーを作ったよ!どう、すごいでしょ?)
Look at my drawing, Mom! Whaddaya think of that?
(ママ、私の絵を見て!これ、どう思う?)
“Count me in!”(私も仲間に入れて!)
恐竜のオリーブが「私も行くー!」と行進に加わる、元気いっぱいのシーンで使われています。
「Count me in!」を言い換えるなら、「私もそのメンバーの一人として数えてね!」という感じです。お友達が何か楽しそうなことを始めるときに、「私もやりたい!」と手を挙げるような場面でぴったりの言葉です。
例文:
“We’re going to play hide-and-seek.” “Count me in!”
(「これからかくれんぼするよ」「私も入れて!」)
If you’re making cookies, count me in!
(もしクッキーを作るなら、私も仲間に入れてね!)
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
Good-bye, Ernesto! Bye, Dax!
さようなら、アーネスト! さようなら、ダックス!
Have fun, little hatchlings!
楽しんでね おちびさん!
We are the dinosaurs,
私たちは恐竜です、
Let’s go Dax!
ダックスいくよ!
marching, marching.
行進 行進
We are the dinosaurs-
私たちは恐竜です、
Whaddaya think of that?
それについてどう思いますか?
Olive! Ready to March?
オリーブ!行進する準備ができている?
Count me in!
私も数に入れてください!
We are the dinosaurs,
私たちは恐竜です、
marching, marching.
行進 行進
We are the dinosaurs.
私たちは恐竜です。
Ready to go, Sasha?
サーシャ、準備はいい?
For sure!
確実に!
Floyd is coming too!
フロイドも来ています!
Sasha just loves marching.
サーシャはただ行進が大好きです。
I certainly hope they’ll rest along the way.
私はもちろん彼らが道中休むことを望みます。
We make the earth flat.
私たちは地面を平らにします。
Romp! Romp! Run away! Eek!
ロンプ! ロンプ! 逃げる! ええ!
Stomp! Stomp! Tromp! Tromp!
ストンプ! ストンプ! トンプ! トンプ!
We make the earth flat.
私たちは地面を平らにします。
Stomp! Stomp! Stomp! Made it!
ストンプ! ストンプ! ストンプ! やった!
Munch Munch
むしゃ むしゃ
We stop and eat our food when we’re in the mood.
私たちは立ち止まり気分が落ち着いたら、食べ物を食べます。
YUM
おいしい
We stop and eat our food on the ground.
私たちは立ち止まり地面で食べ物を食べます。
We stop and eat our food
私たちは立ち止まり食べ物を食べます。
Nibble Nibble munch crunch
がじり がじり むしゃ むしゃ
Delish!
おいしい!
when we’re in the mood.
気分が落ち着いたら。
We stop and eat our food.
私たちは立ち止まり食べ物を食べます。
nom nom
ごく ごく
and then we march around!
そしてそれから私たちは辺りを行進します!
Or fly around.
または周囲を飛びます。
Or swim!
または泳ぎます!
‘Cause..
なぜなら..
we are the dinosaurs,
私たちは恐竜です。
marching marching.
行進 行進
This mountain – pant pant is huge!
この山は、 ハアハア 高い!
This way!
こっちだ!
We are the dinosaurs-
私たちは恐竜です。
Whaddaya think of that?
それについてどう思いますか?
Rumble!
地響き!
What is that?
それは、何ですか?
Let’s find out!
発見しましょう!
We are the dinosaurs,
私たちは恐竜です。
marching marching.
行進 行進
We are the dinosaurs.
私たちは恐竜です。
We make the earth flat.
私たちは地面を平らにします。
We make the earth flat.
私たちは地面を平らにします。
Look a cave!
見て 洞窟!
Thanks dude!
ありがとうキミ!
We stop and take a rest over in the our nest.
私たちは立ち止まり、巣の中で休憩します。
We stop and take a rest at the end of the day.
私たちは立ち止まり、一日の終わりに休みます。
We stop and take a rest over in our nest.
私たちは立ち止まり、巣の中で休憩します。
Rumble!
地響き!
We stop and take a rest, and then you’ll hear us say…
私たちは立ち止まり休んでいると、そして、私たちが言うのを聞くでしょう…
Rumble! Rumble!
地響き!地響き!
Wake up dinosaurs!
起きろ恐竜たち!
Oh time to go!
おぉ 行く時間!
We are the dinosaurs, marching marching.
私たちは恐竜です、行進 行進。
We are the dinosaurs, Whaddaya think of that?
私たちは恐竜です、それについてどう思いますか?
We are the dinosaurs, marching marching.
私たちは恐竜です、行進 行進。
Come on, guys! Let’s fly!
おいで、みんな! さあ飛ぶぞ!
We are the dinosaurs.
私たちは恐竜です。
That is so cool!
これはとってもかっこいい!
Stomp! Stomp!
どしん! どしん!
We make the earth flat.
私たちは地面を平らにします。
We make the earth flat.
私たちは地面を平らにします。
We slept in a cave!
私たちは洞窟の中で寝た!
We ran all the way down!
私達はずっと走りおりた!
It was rad, Dad!
ラッドだった、パパ!
I was so brave!
私はとても勇敢だった!
You should have been there, Mom!
あなたはそこにいたはずです、お母さん!
And then we roar!
そして私たちは轟音をあげます!
why..?
なぜ?
Because we are the dinosaurs!
なぜなら私たちは恐竜!
Rooaarrr!
ガルルルル!
最後に:歌声と足音のハーモニー
というわけで、今回は『We Are the Dinosaurs』をご紹介しました。
この絵本の最大の魅力は、なんといってもその弾むようなリズム感です。まるで音楽を聴いているかのように、自然と体が揺れて、一緒に口ずさみたくなるから不思議です。
英語が苦手なパパやママでも、大丈夫。上手な発音でなくても、歌をうたうような気持ちでページをめくれば、きっとお子さんは恐竜たちと一緒に体を揺らして楽しんでくれるはずです。
言葉の意味が分からなくても、英語の持つ音の響きやリズムの楽しさを肌で感じること。それが、きっと最高の英語デビューになりますよ。