UNICORN and HORSE by David W. Miles

ユニコーンと馬の友情にほっこり!英語絵本『UNICORN and HORSE』

キラキラ輝くユニコーンと、ちょっと地味?な馬。見た目も性格も正反対なふたりが、素敵な友情を育むユーモラスな英語絵本『UNICORN and HORSE』。

この絵本は、読んでいると思わずクスッと笑ってしまうような面白さがありながら、誰かをうらやましく思う気持ちや、自分と違う相手を受け入れることの大切さも、そっと教えてくれます。短い英文の繰り返しが多いので、英語絵本に初めて触れるお子さんにもおすすめです。

ここでは『UNICORN and HORSE』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

キラキラ輝く、みんなの人気者ユニコーン。かたや、茶色くて地味で、いつもちょっと不機嫌そうな馬。ふたりは同じ場所で暮らしています。

ユニコーンは虹を作り、ピンクのカップケーキを食べ、いつも楽しそう。馬はそんなユニコーンを見て、「君みたいになれたらなあ…」と、心の中ではうらやましくて仕方ありません。

ところがある晩、大変な事件が起こります! なんとユニコーンが、悪い泥棒たちにトラックで連れ去られてしまったのです!

「大変だ!ユニコーンが盗まれちゃう!」

仲間の動物たちは大慌て。でも、誰も速いトラックを追いかけることができません。

唯一、追いつけるかもしれないのは…そう、馬だけです。

いつもユニコーンのことを、ちょっぴりうらやましく、そして妬ましく思っていた馬。

さあ、馬はユニコーンを助けに向かうのでしょうか? それとも、知らんぷり…?

ふたりの関係がどうなっていくのか、ハラハラドキドキするお話です。

Unicorn (and Horse)

英語学習のポイント

この絵本には、シンプルで日常会話でも使えるフレーズが出てきます。今回は2つピックアップしてご紹介します。

Won’t you join us?

(一緒にどうですか?/仲間に入りませんか?)
ユニコーンがカップケーキを他の動物たちと食べている時に、馬を誘う場面で使われています。「~しませんか?」と相手を丁寧に誘う時の定番表現です。Will you join us? よりも少し控えめで丁寧なニュアンスがあります。

例文1:We’re going to the park. Won’t you join us? (公園に行くんだけど、一緒に行かない?)

例文2:We’re having snacks. Won’t you join us? (おやつを食べてるんだけど、一緒にどう?)

I wish I were you.

(君だったらなあ。/君になりたいなあ。)
馬が心の中でユニコーンをうらやましく思う場面で出てくる独り言です。「(実際は違うけれど)~だったらなあ」と現在の事実とは違う願望を表す表現です。仮定法という文法で、この場合は I wish I was you. ではなく I wish I were you. と were を使うのが一般的です(口語では was も使われますが、were がより正式です)。うらやましい気持ちや、ないものねだりの気持ちを表すときによく使われます。

例文1:You can run so fast. I wish I were you. (君は走るのが速いね。僕もそうだったらなあ。)

例文2:Your dress is beautiful. I wish I were you. (あなたのドレス素敵ね。私も(あなたみたいに)なれたらなあ。)

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

This is unicorn.
これはユニコーンです。

And this is horse.
そしてこれは馬です。

 

Unicorn is a unicorn.
ユニコーンはユニコーンです。

And horse is well… not.
そして馬は、まあ…そうではありません。

 

Unicorn has a sapphire horn, a silver coat, a rainbow mane, and perfect white teeth.
ユニコーンにはサファイアの角、銀色の毛並み、虹色のたてがみ、そして完璧な白い歯があります。

Horse does not.
馬にはありません。

 

Unicorn eats pink cupcakes for every meal.
ユニコーンは毎食ピンクのカップケーキを食べます。

Horse does not.
馬は食べません。

Unicorn makes rainbows.
ユニコーンは虹を作ります。

Horse makes something else.
馬は何か別のものを作ります。

 

Unicorn dances. Tra ta la!
ユニコーンは踊ります。トラ・タ・ラ!

Horse sits grumpy. Blah blah blah.
馬は不機嫌に座っています。ぶつぶつぶつ。

Unicorn prances.Ha ha ha!
ユニコーンは跳ね回ります。ハハハ!

Horse looks frumpy. paw paw paw.
馬はむっつりしています。パウパウパウ。

 

Unicorn makes everything cheery.
ユニコーンはすべてを陽気にします。

 

Really cheery.
本当に陽気に。

 

Horse does not.
馬はしません。

Of course, all the animals love Unicorn.
もちろん、動物たちはみんなユニコーンが大好きです。

 

He has a horn for Squirrel to play ring toss.
彼にはリスが輪投げをするための角があります。

Bird lines her nest with his long beautiful hair.
鳥は彼の長くて美しい毛で巣を作ります。

 

And everyone loves sharing his cupcakes.
そして、みんな彼のカップケーキを分け合うのが大好きです。

“Won’t you join us, Horse?” said Unicorn.
「一緒にどうだい、馬さん?」とユニコーンは言いました。

“No, I don’t like you!” said Horse.
「いや、君のことは好きじゃない!」と馬は言いました。

 

But what he meant was,
しかし、彼が言いたかったのは、

“I wish I were you.”
「君になりたいなあ」ということでした。

 

Unfortunately, not everyone who heard about Unicorn was a happy (or unhappy) animal.
残念ながら、ユニコーンのことを聞いた誰もが幸せな(あるいは不幸せな)動物だったわけではありませんでした。

 

A rainbow, dancing unicorn who eats cupcakes for breakfast could make someone a lot of money.
朝食にカップケーキを食べる、虹を作り、踊るユニコーンは、誰かに大金をもたらす可能性がありました。

One night, while everyone was asleep, two men crept into Unicorns paddock.
ある夜、みんなが眠っている間に、二人の男がユニコーンの放牧場に忍び込みました。

Quietly as they could, they tied a startled Unicorn in ropes and loaded him into the back of their truck.
できるだけ静かに、彼らは驚いたユニコーンをロープで縛り、トラックの荷台に乗せました。

Then…
そして…

 

They were off!
彼らは行ってしまいました!

 

The other animals awoke when they heard the truck.
他の動物たちはトラックの音を聞いて目を覚ましました。

“Hurry! They’re stealing Unicorn!”
「急いで!ユニコーンが盗まれてる!」

 

“But I can’t run fast enough to catch them,” said Squirrel.
「でも、追いつけるほど速く走れないよ」とリスは言いました。

“And I can’t fly fast enough,” cried Bird.
「そして、十分に速く飛べないわ」と鳥は叫びました。

“I can’t run on a road,” said Fox.
「道の上は走れないんだ」とキツネは言いました。

“And I can’t run at all,” said Turtle.
「そして、私はまったく走れない」とカメは言いました。

 

Only one animal could.
できる動物は一匹だけでした。

 

Horse thought.
馬は考えました。

And thought.
そして考えました。

And thought.
そして考えました。

Then he ran.
それから彼は走りました。

 

And ran!
そして走りました!

And ran!
そして走りました!

 

And with six great chumps of Horse’s large teeth, Unicorn was free.
そして、馬の大きな歯で6回ガブリとかじり、ユニコーンは自由になりました。

 

“Thank you.” said Unicorn.
「ありがとう」とユニコーンは言いました。

“You’re welcome,” said Horse.
「どういたしまして」と馬は言いました。

 

This is Horse.
これは馬です。

And this is Unicorn.
そしてこれはユニコーンです。

 

Sometimes Horse eats cupcakes.
時々、馬はカップケーキを食べます。

And sometimes Unicorn eats hay.
そして時々、ユニコーンは干し草を食べます。

 

Sometimes Horse makes rainbows.
時々、馬は虹を作ります。

And sometimes Unicorn does not.
そして時々、ユニコーンは作りません。

 

Horse likes races.
馬はレースが好きです。

Unicorn likes ring toes.
ユニコーンは輪投げが好きです。

But most of all, they like each other.
しかし何よりも、彼らはお互いが好きです。

 

Horses and Unicorn are friends.
馬とユニコーンは友達です。

And that’s better than anything – even pink cupcakes.
そしてそれは、何よりも素晴らしいことです – ピンクのカップケーキよりも。

The end.
おしまい。

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