Two crazy pigs

ただの”いたずらっ子”じゃない?英語絵本『Two crazy pigs』に学ぶユニークな才能の見つけ方

こんにちは!

子どもが元気いっぱいだと嬉しい反面、その有り余るエネルギーが「いたずら」という形で爆発して、思わず「もー!」となってしまうこと、ありますよね。周りの目も気になって、「もっとお行儀よくしてほしいな…」なんて願ってしまうこともあるかもしれません。

でも、その「いたずら」って、本当にただの困ったことなのでしょうか。もしかしたら、見方を変えれば、すごい才能の表れなのかもしれません。

今日は、そんな「ありのままの自分」を肯定してくれる、心温まる英語絵本『Two crazy pigs』をご紹介したいと思います。

ここでは『Two crazy pigs』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

とある農場に、とってもクレイジーでいたずら好きな2匹のブタがいました。ニワトリが卵を産んでいる最中にくすぐったり、牛のしっぽを結んでしまったり。農場のフェンスター夫妻は毎日「やめなさい!」と怒ってばかりです。

とうとう我慢の限界がきた夫妻に追い出されてしまった2匹。でも、他の動物たちは悲しんでいます。実は、ブタたちの「いたずら」には、みんなを元気にする不思議な力があったのです。

新しい農場に移り住んだ2匹を待っていたのは、意外な歓迎でした。彼らの「クレイジー」な部分を笑って受け入れてくれる新しい家族。果たして、いたずらブタたちと農場の動物たちの運命はどうなるのでしょうか。

英語学習のポイント

この絵本には、日常会話で使える面白い表現がたくさん出てきます。今回は、特に覚えやすい2つのフレーズをピックアップしてみました。

Pack your bags

これは「荷物をまとめなさい」という直接的な意味です。物語の中では、怒ったフェンスター夫妻が “Pack your bags and leave!” (荷物をまとめて出ていけ!) と叫ぶシーンで使われています。

文字通りの意味だけでなく、「出ていけ」「もうここにはいられないよ」という、少し強いニュアンスで使われることが多いフレーズです。例えば、映画やドラマで、喧嘩のシーンなどでもよく耳にするかもしれませんね。

for old time’s sake

これは「昔を懐かしんで」「昔のよしみで」という意味の、ちょっと素敵な表現です。物語の最後の方で、ブタたちが “Let’s visit the Fensters in the city for old time’s sake.” と言います。日本語にすると、「昔のよしみで、街にいるフェンスターさんたちに会いに行こうよ」という感じでしょうか。

例えば、久しぶりに会った友人と「昔のよしみで、学生時代によく行ったあのカフェに行かない?」なんて誘う時に “Let’s go to that cafe for old time’s sake.” のように使えます。覚えておくと、会話に深みが出そうですね。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

We are two crazy pigs.
私たちは2人のクレイジーなブタです。

We lived on the Fenster farm.
私たちはフェンスターファームに住んでいました。

 

We tickled the hens while they were laying eggs.
彼らが卵を産んでいる間に私たちはにわとりをくすぐります。

“Stop that, you crazy pigs.” yelled Mr. Fenster.
「それをやめろ、バカなブタども」フェンスターさんは叫びました。

 

We tied the cows’ tails together while they were giving-milk.
私たちは牛乳を与えている間に牛の尾を結びました。

“Stop that, you crazy pigs,” yelled Mrs. Fenster.
「やめろ、おかしなブタだ」とフェンスター夫人は叫んだ。

Instead of rolling in the mud, we threw it at each other.
泥の中を転がる代わりに、私たちはそれを互いに投げました。

“Stop that, you crazy pigs!” yelled Mr. and Mrs. Fenster.
「やめて、おかしな豚だ!」 フェンスター夫妻。

 

Oops!
おっとっと!

“Pack your bags and leave!” yelled Mr. and Mrs. Fenster.
「荷物をまとめて出ていけ」フェンスター夫妻が叫びました。

All the animals cried, “We’ll miss you, crazy pigs!”
すべての動物が叫びました、「私たちはあなたを恋しく思います、狂った豚!」

We went down the road to Mr. and Mrs. Henhawk’s farm.
私たちはヘンホーク夫妻の農場に向かいました。

“Do you have room here for two crazy pigs?” we asked.
「2匹の狂ったブタのためにここにスペースがありますか?」 私たちは尋ねました。

 

Mr. Henhawk made us a new Pigpen.
ヘンホーク氏は私たちに新しい豚舎を作りました。

 

He laughed when we dipped the sheep’s tail in ink.
羊のしっぽをインクに浸したとき、彼は笑った。

Mrs. Henhawk let us make mud pies in her stove.
ヘンホーク夫人はストーブで泥のパイを作らせました。

One day the Fensters’ caw, Shirley, came to visit.
ある日、フェンスターズ・牛のシャーリーが訪れました。

“Will you come back to the farm?” Shirley asked.
「農場に戻ってきますか?」 シャーリーは尋ねた。

 

“The hens are a not laying eggs.
「鶏は産卵していません。

The cows have stopped giving milk.”
牛はミルクを与えなくなりました。」

 

“No.” we said. “Mr. and Mrs. Henhawk love us for who we are – crazy pigs.”
「いいえ」 私たちは言った。 「ヘンホーク夫妻は私たちを愛しています-狂った豚を」

We pulled Shirley’s tail and said good-bye.
シャーリーのしっぽを引き、さよならを言いました。

Then she went back to the Fenster farm.
それから彼女はフェンスター農場に戻った。

One week later, all of the Festers’ animals came to the Hancock farm.
1週間後、フェスターのすべての動物がハンコック農場にやってきました。

 

Shirley spoke.
シャーリーは話した。

“The Fensters have moved to the city.
「フェンスターは街に移動しました。

Do you have room for us here?”
ここに私たちの部屋はありますか?」

Mr. and Mrs. Hancock asked all the animals to live on their farm.
ハンコック夫妻は、すべての動物に農場での生活をお願いしました。

We were very happy to have our friends back.
友人が戻ってきてとても嬉しかったです。

We rubbed everybody’s faces in mud.
みんなの顔を泥でこすりました。

 

We jumped on the Henhawks’ feather bed for two hours.
ヘンホークスの羽毛ベッドに2時間ジャンプしました。

 

We were so happy! “Let’s visit the Fensters in the city for old time’s sake,” we said.
私たちはとても幸せでした! 「昔の目的のために街のフェンスターを訪れましょう」と私たちは言いました。

 

“Are you kidding?” asked Shirley.
“冗談ですか?” シャーリーは尋ねた。

“Are you sure?” asked Mr. Henhawk.
“本気ですか?” ヘンホーク氏は尋ねた。

 

“No,” we said. “we’re crazy!”
「いいえ」と言った。 「私たちはクレイジーだ!」

最後に

というわけで、今回は『Two crazy pigs』をご紹介しました。

周りから「変わってるね」とか「ここを直しなさい」と言われると、つい自分を隠してしまいたくなるかもしれません。でも、この絵本は、あなたのその「クレイジー」な部分こそが、誰かを幸せにする力を持っているかもしれないと教えてくれます。

自分らしさを大切にすること、そして、それを受け入れてくれる場所が必ずあること。このユーモラスで心温まる物語が、親子でそんな話をするきっかけになったら素敵だなと思います。



 

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