『Sneezy the Snowman』

脱・短文絵本!『Sneezy the Snowman』は英語物語の「最初のステップ」に最適な一冊

おうち英語を続けていると、「そろそろ”This is a pen”のような短い文の絵本は卒業して、しっかりとしたストーリーのある絵本を読んであげたいな」と思うタイミングがやってきます。

でも、いきなり長編の物語だと、子供が飽きてしまったり、英語が難しすぎたりしないか心配ですよね。

そんな「英語物語へのステップアップ」に悩むパパ・ママにぴったりの一冊が、今回ご紹介する『Sneezy the Snowman』です。

この絵本は、雪だるまなのに「寒がり」というユニークなキャラクターが登場し、繰り返しのリズムとコミカルな展開で、少し長めの文章でも子供たちを飽きさせません。「物語を楽しむ」という体験の入り口として、これ以上ないほどおすすめできる冬の絵本です。

ここでは『Sneezy the Snowman』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

絵本『Sneezy the Snowman』の基本情報

タイトルSneezy the Snowman
著者・イラストMaureen Wright (文) / Stephen Gilpin (絵)
出版社Two Lions; Reprint版
対象年齢(目安)4歳〜8歳

あらすじ

ある寒い冬の日、雪だるまのスニージー(Sneezy)は震えていました。「寒くてたまらない!」と彼がとった行動は、なんと熱々のココアを飲むこと。当然、雪だるまなので溶けてしまいます。

そばにいた子供たちは慌てて彼を作り直しますが、蘇ったスニージーはまたしても「寒い!」と叫びます。今度は温水プール(ホットタブ)に入ったり、焚き火のそばに近寄ったり…。そのたびに溶けては子供たちに作り直され、子供たちの服を借りて少しずつおしゃれになっていくスニージー。

果たしてスニージーは、溶けずに「ちょうどいい」温かさを手に入れることができるのでしょうか?

英語学習のポイント

「繰り返し」のリズムで長文をクリア

この絵本には、子供たちがスニージーを作り直すシーンや、スニージーが文句を言うシーンで、決まったフレーズが何度も登場します。特に “Make me brand new!”(僕を新品同様に作り直して!)というフレーズは印象的。物語自体は少し長めですが、この繰り返しの構成(リフレイン)があるおかげで、子供は次に何が来るか予想しやすく、挫折せずに最後まで楽しむことができます。

原因と結果(Cause and Effect)を学ぶ

「熱いものを飲む」→「溶ける」、「服を着る」→「暑すぎる」といった、明確な因果関係がユーモラスに描かれています。英語で論理的なつながりを理解する助けになります。

  • He melted from drinking something too hot!(彼はあまりにも熱いものを飲んで溶けてしまった!)

冬の衣類に関する語彙

子供たちがスニージーに自分の服を貸してあげるシーンを通じて、冬のファッションアイテムの英単語が自然に学べます。

  • Stocking cap(ニット帽)
  • Scarf(マフラー)
  • Coat(コート)

読み聞かせ動画

日本語訳(全文)

Sneezy the Snowman shivered, “Br-r-r,
It’s cold out here, that’s for sure,
I need a drink to warm me up!”
So…

風邪ひき雪だるまのスニージーは震えていました。「ブルブル。
ここは寒い、それは確かだ。
体を温める飲み物が欲しい!」
そこで..

he drank cocoa from a cup.
He said with a smile, “I like this a lot,”
And then – right there believe it or not…
He melted from drinking something too hot!

彼はカップのココアを飲みました。
彼は笑顔で言いました。「これ、すごく好きだな」
するとその時、信じられないかもしれませんが..
彼は熱すぎるものを飲んで溶けてしまいました!

The children cried out, “What should we do?”
A voice from the puddle said, “Make me brand new.”
They rebuilt Sneezy as snowflakes few.
A cold winter wind swirled and blew.

子供たちは叫びました。「どうしよう?」
水たまりからの声が言いました。「僕を元通りにしておくれ」
彼らは少ない雪片でスニージーを作り直しました。
冷たい冬の風が渦巻いて吹きました。

The Snowman sneezed a gigantic ah-choo!
“I’m sneezing and freezing and shivering too!”

雪だるまは「ハクション!」と大きなくしゃみをしました!
「くしゃみは出るし、凍えそうだし、震えちゃうよ!」

A little girl said, “Then let’s share,
I have something you can wear.
Here’s my hat to put on your head.”
“You look awesome!” the children said,

小さな女の子が言いました。「それなら分けっこしよう、
あなたが着られるものを持ってるわ。
頭にかぶる私の帽子をどうぞ」
「すごく似合ってる!」と子供たちは言いました。

The snowmen blinked his cold black eyes –
The stocking cap was a nice surprise.
But Sneezy the Snowman shivered, “Br-r-r.
It’s cold out here, that’s for sure.

雪だるまは冷たい黒い目をパチクリさせました。
ニット帽は嬉しいプレゼントでした。
でも、雪だるまのスニージーは震えていました。「ブルブル。
ここは寒い、それは確かだ。

I am freezing every minute.
I’ll find a hot tub and sit right in it.”
He found one and smiled. “I like this a lot. And then -right there – believe it or not…
He melted from sitting in water too hot!

刻一刻と凍っていくよ。
温水プールを見つけて、すぐに浸かるんだ」
彼はそれを見つけて微笑みました。「これ大好き。そして―すぐその場で―信じられないかもしれませんが…
彼は熱すぎるお湯に浸かって溶けてしまいました!

The children cried out, “What should we do?”
A voice from the hot tub said,
Make me brand new!
They rebuilt sneezy as snowflakes flew.
A cold winter wind swirled and blew.

子供たちは叫びました。「どうしよう?」
お湯の中から声がしました。
僕を元通りにして!
雪が舞う中、彼らはスニージーを作り直しました。
冷たい冬の風が渦巻いて吹きました。

The Snowman sneezed a gigantic ah-choo!
I’m sneezing and freezing and shivering too!”

雪だるまは「ハクション!」と大きなくしゃみをしました!
「くしゃみは出るし、凍えそうだし、震えちゃうよ!」

A little boy said, “Then let’s share.
I have something you can wear.
Here’s my scarf that’s red and blue.
I think it would look great on you.”

小さな男の子が言いました。「それなら分けっこしよう。
あなたが着られるものを持ってるよ。
この赤と青のマフラーをどうぞ。
君にすごく似合うと思うよ」

The snowmen blinked his coal black eyes.
The colorful scarf was a nice surprise.
it went very well with the long pink hat.
The children all said, “How about that!”

雪だるまは石炭のような黒い目をパチクリさせました。
カラフルなマフラーは素敵なプレゼントでした。
それは長いピンクの帽子ととてもよく合っていました。
子供たちは皆言いました。「いい感じじゃない!」

But Sneezy the Snowman shivered, “Br-r-r.
It’s cold out here, that’s for sure.
I need to fill some warmth on me.
There’s a campfire by that tree.”

でも、雪だるまスニージーは震えます。「ブルブル。
ここは寒い、それは確かだ。
もっと暖まりたいな。
あそこの木の下にキャンプファイヤーがあるぞ」

He said with a smile, “I like this a lot,”
And then – right there – believe it or not…
he melted from standing beside something hot!
The children cried out, “What should we do?”

彼は笑顔で言いました。「これ大好きだなぁ」
そしてその時―すぐその場で―信じられないかもしれませんが…
彼は何か熱いもののそばに立って溶けてしまいました!
子供たちは叫びました。「どうしよう?」

A voice from the puddle said,
Make me brand new!
They rebuilt Sneezy as snowflakes flew.
A cold winter wind swirled and blew.

水たまりからの声が言いました。
僕を元通りにして!
雪が舞う中、彼らはスニージーを作り直しました。
冷たい冬の風が渦巻いて吹きました。

The Snowman sneezed a gigantic ah-choo!
“I’m sneezing and freezing and shivering too!”

雪だるまは「ハクション!」と大きなくしゃみをしました!
「くしゃみは出るし、凍えそうだし、震えちゃうよ!」

A little girl said, “Then let’s share.
I have something you can wear.
Here’s my coat – the perfect fit.
I know that you’ll look good in it.”

小さな女の子が言いました。「それなら分けっこしよう。
あなたが着られるものを持ってるわ。
私のコートをどうぞ。サイズはぴったりよ。
あなたによく似合うはずだわ」

The snowmen blinked his cold – black eyes.
The bright – orange coat was a nice surprise.
It went very well with the scarf and hat.
The children all said, “How about that!”

雪だるまは冷たい黒い目をパチクリさせました。
明るいオレンジ色のコートは素敵なプレゼントでした。
それはマフラーと帽子にとてもよく合っていました。
子供たちは皆言いました。「いい感じじゃない!」

But Sneezy said “Whew, I’m way too hot!
I’ll take off all the new clothes I’ve got,”
The children yelled, “Not that’s not the way.
Listen to what we have to say –

でもスニージーは言いました。「ふぅ、今度は暑すぎるよ!
もらった新しい服を全部脱いじゃおうかな」
子供たちは叫びました。「ダメダメ、そうじゃないよ。
私たちが言うことを聞いて―

buy something cold at the ice cream store.
Have two scoops – or three – or four!”

アイスクリーム屋さんで何か冷たいものを買うの。
2スクープ、いや3つ、4つ食べちゃおう!」

Sneezy ate ice cream seven scoops high!
“This is great!” the Snowman cried.
“I’m not too cold and I’m not too hot,
and I’m wearing clothes I like a lot,”

スニージーはアイスクリームを7段重ねにして食べました!
「こりゃ最高だ!」と雪だるまは叫びました。
「冷たすぎず、熱すぎず。
それに僕は大好きな服を着ているんだ」

Then after eating every bite…
He said, “At last! I feel just right,”

そして最後の一口まで平らげると…
彼は言いました。「ついに!ちょうどいい気分になれたよ」

まとめ

『Sneezy the Snowman』は、コミカルなストーリー展開の中に、親切心(シェアすること)や問題解決のプロセス、そして冬に関連する多くの英語表現が詰まった素晴らしい絵本です。

何より、「短い絵本だけでは物足りないけれど、まだ長い小説は難しい」というお子様にとって、この絵本の長さと構成は絶妙なステップアップ教材となります。今年の冬は、寒がりでちょっとおっちょこちょいなスニージーと一緒に、英語の物語の世界を一歩深く楽しんでみてはいかがでしょうか。

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