英語の「動作」を遊びながら学べる!『Touch the brightest star』

英語の「動作」を遊びながら学べる!『Touch the brightest star』でおやすみ前の知育タイム

こんにちは!

お子さんとの絵本タイム、いつもどんな風に楽しんでいますか? 静かにお話を聞かせてあげるのも素敵ですが、時には「これ、さわってみてごらん」「ふーって息を吹きかけてみて!」なんて、親子で一緒に参加できる絵本があったら、もっと楽しくなりそうですよね。

特に寝る前の時間は、ただでさえ眠くて集中力が切れがち。「じっと聞いているだけじゃ、つまんない!」と感じているお子さんも、いるかもしれません。

今日は、そんなお子さんの「さわりたい!」「やってみたい!」という気持ちを、そのまま楽しい英語学習に繋げてくれる、とってもユニークなおやすみ英語絵本、『Touch the brightest star』をご紹介します。

ここでは『Touch the brightest star』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

夜の始まり。まずは、沈んでいくおひさまに「ばいばい」と手を振るところから、この絵本のお話はスタートします。

「ホタルさんを、そっと押してみて」「静かな風を、ふーって吹いてみようか」。ページに書かれた優しい言葉に従って、絵本に触れたり、息を吹きかけたり。そうして次のページをめくると、まるで応えてくれるかのように、絵に素敵な変化が起こるんです。

夜空を指でなぞれば、満点の星が現れたり、フクロウさんの頭をなでなでしてあげると、安心したように眠りについたり。読み手である子ども自身の働きかけで、夜の世界が少しずつ豊かになっていきます。

英語学習のポイント

この絵本の最大の魅力は、たくさんの「動作」を表す英語に、遊びながら触れられるところです。今回は、その中でも代表的なものをいくつかご紹介しますね。

“Press” “Tap” “Pat” ― いろんな「さわる」を体験!

この絵本には、日本語なら「さわって」の一言で済んでしまうような動作も、英語の豊かな表現で使い分けられています。

  • Press the firefly.
    (ホタルを(ぎゅっと)押して。)
  • Tap the sky.
    (空を(指先で軽く)叩いて。)
  • Pat the deer.
    (鹿を(優しく)なでて。)

日本語風に言うと、「ぎゅー」「とんとん」「よしよし」といった感じの、力の入れ具合や気持ちの違いが、それぞれの単語に込められています。読み聞かせをしながら、ぜひお子さんと一緒に、いろんな「さわる」を体感してみてください。

“Swipe” “Trace” ― 指先で楽しむ動作

スマートフォンでお馴染みの、あの動きも出てきますよ。

  • Swipe the sky from left to right.
    (空を左から右へ、すーっとなぞって。)
  • Trace the picture.
    (絵をなぞってごらん。)

こんな風に、子どもたちが大好きな指先を使った遊びが、そのまま英語の動詞を覚えることにつながる、とっても楽しい仕掛けですよね。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Magic happens every night.
魔法は毎晩起こります。

First wave good-bye to the sun’s bright light.
最初の波は太陽の明るい光にさようなら。

Gently press the firefly.
穏やかに、ホタルを押す。

Oh! Press again to light up the sky.
ああ! もう一度押すと空が明るくなります。

Now let’s blow a quiet breeze.
それでは静かな風を吹きましょう。

Pat the deer and say good night, please.
鹿を撫でておやすみなさいと言ってください。

Tap the sky beside the tree.
木のそばの空をタップします。

Make a wish and count to three.
願い事をして3つ数えます。

Swipe the sky from left to right.
空を左から右にスワイプします。

Wow! Now blink your eyes…
うわー! 今すぐあなたの目をまばたきさせる…

What a starry night!
なんて星空の夜でしょう。

Touch the brightest star you see.
あなたが見る最も明るい星に触れて。

Psst.
ほら

It’s right there, near the tree.
木の近く、すぐそこです。

Trace the picture off the dipper, (That’s a kind of spoon.)
絵をひしゃくにたどります(これは一種のスプーンです)

Look! A little one!
見て! ちょっと小さなやつ!

Time to whisper,
ささやき声の時間

“Come out, moon!”
「出てきて、お月さん!」

Watch the sky and call,
空を見て呼んで、

“Whoo! whoo!”
「おお、おお!」

Then turn the page to see who’s new.
次にページをめくって、だれが新しいのかを確認します。

Rub the owls on their heads.
フクロウの頭の上をこすって。

It’s their turn to fly to bed.
彼らが寝るために飛行する番です。

 

Close your eyes and breathe in deeply.
目を閉じて深呼吸してください。

Nod your head if you feel sleepy.
眠くなったら、うなずいてください。

Shhh.
スヤスヤ

When you open your eyes again…
あなたが再び目を開くと…

the magic of the day begins.
その日の魔法が始まります。

最後に:

というわけで、今回は親子で一緒に参加できる、体験型の絵本をご紹介しました。

この絵本を読んでいると、「じっと待っているだけじゃなくて、自分から働きかけてごらん。そうすれば、世界はちゃんと応えてくれるんだよ」と、優しく教えてくれているような気がします。

寝る前の少しの時間、テレビやスマホから少しだけ離れて、親子で絵本の世界に入り込んでみる。指で触れたり、息を吹きかけたり、そんなささやかなやり取りを通して、「英語って楽しいな」「言葉で伝えると、何かが変わるんだな」と感じる、素敵なきっかけになるはずです。

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