英語絵本の読み聞かせ、今日のタイトルは「To the Sea」クジラと少年の友情を描いた心温まるお話です。
誰にも気づいてもらえなくて一人困っているクジラのサム。そのことにただ独り気づいた少年ティム 。
ティムはどうしたらクジラを海に返すことができるか、夜も寝ないで真剣に考えます。
柔らかなイラストと暖かみのあるオレンジの少年が印象的で、暗めの背景やクジラとの対比がとっても美しい絵本です。
どんな子供でも独りぼっちを経験することがあります。ふと気づくとあなたの助けを必要としてる大事な友達がすぐ近くにいるよ!というメッセージのこもった作品です。
This is Tim.
ティムです。
One day after school..Tim met Sam.
ある日の放課後、ティムはサムに会いました。
Sam lived in the sea but took a wrong turn and got stuck here.
サムは海に住んでいたが、間違ったターンをして、ここで動けなくなった。
He didn’t know his left from his rights.
彼は右も左もわからなかった。
The other kids were too busy to notice the big blue whale.
他の子供たちは、大きいシロナガスクジラに注意するにはあまりに忙しかったです。
Sometimes Tim felt no one noticed him either.
時々ティムは、誰も彼に気がつかないのを感じました。
“I see you.” said Tim. “I see you too,” said Sam.
「君が見えるよ。」ティムが言うと
「私にも君が見えるよ。」とサムも言いました。
They both felt better knowing they weren’t invisible.
彼らはお互いに見えないわけではないことを知ってずいぶん気分が良くなった。
Tim went back into the school to get a glass of water for Sam, since Whales love their water.
ティムは、サムのために1杯の水を得るために、学校に戻りました、クジラの大好きな水だから。
He didn’t care anymore if no one noticed him, because now Sam did.
彼はもう気にしませんでした。クジラのことを誰も気づかなかったとしても。なぜなら、サムが気づいたから。
Tim asked Sam. “Do you want to be my friend?”
ティムは、サムに尋ねました。
「あなたは、私の友人でありたいですか?」
And Sam did.
そしてサムはそうした。
Sam told his friends that he didn’t know how to get back home to the sea.
サムは、彼が海の家に戻る方法を知らないと彼の友人達に話しました。
Tim promised to help Sam get to the sea.
ティムは、サムが海に着くのを手伝うと約束しました。
“I pinkie-swear.”
「ゆびきり!」
Tim had to go home but said he would be back tomorrow.
ティムは家に戻らなければならなかったが、彼は明日戻ってくると言いました。
He left Sam two glasses of water, some company, and kept one light on.
彼はサムに2杯の水といくつかのお伴を残して、明りをひとつ灯して去りました。
At home, Tim couldn’t stop thinking about Sam.
自宅で、ティムはサムのことを考えるのを止めることができませんでした。
It’s not every day you meet a friend.
あなたが友人に会うことは毎日でありません。
He spent all night planning how to get Sam to the sea.
彼は、サムを海に連れて行く方法を計画することに夜中費やしました。
The next day Sam was excited to see his friend again.
“you came back!”
その翌日、サムは、再び彼の友人に会うために興奮していました。
「あなたは戻って来ました!」
“of course,” said Tim.
「もちろん」と、ティムは言いました。
“friends don’t let friends down.”
「友人は、友人を失望させません。」
Tim showed Sam his plans.
ティムは、サムに彼の計画を見せました。
“We could drive…”
「我々は運転することができました…」
“Or maybe even fly…”
「または、多分、飛ぶことだって…」
“well I don’t have a car.” said Sam.
「えーっ、私は車を持っていません。」とサム。
“and I’m a little afraid of heights…”
「そして、私は高所が少し怖いです…」
Just when it looks like none of his ideas would work…
ちょうど彼の考えのどれも働かなさそうであるとき、…
Tim came across the very last one.
ティムは、まさしく最後のひとつに出会いました。
It was perfect.
それは完璧でした。
Sam held on extra tight.
サムは、特別にきつく固定させました。
Tim began to pedal, but Sam didn’t move.
ティムはこぎ始めました、しかしサムは動きませんでした。
Tim didn’t give up.
ティムは、やめませんでした。
Sam was his only friend. His best friend.
サムは、彼のただ一人の友人でした。彼の親友。
He should not,
彼は、そうしてはいけません、
He could not,
彼は、そうすることができませんでした、
He would not let his friend down.
彼は、友人を失望させません。
Tim pedaled harder, and they started to move.
ティムはより激しくパドルを漕ぎました、そして、彼らは動き始めました。
Tim pedaled harder, and soon they were passing buses and cars!
ティムはより激しくパドルを漕ぎました、そして、すぐに、彼らはバスと車を追い越していました!
Tim pedaled harder, and soon they were going too fast to see…
ティムはより激しくパドルを漕ぎました そして、すぐに、彼らはあまりに速く見えそうでした…
and too fast to stop!
そして、止まるにはあまりに速く。
Crash!
急落!
Tim sank deep into the sea and could not see Sam anywhere.
ティムは海の中に深く沈んで、どこにもサムに会うことができませんでした。
“I see you.” said Sam.
「私には見えます」とサム。
“You came back!”
「君は帰ってきた!」
“Of course I did! friends don’t let friends down.”
「もちろん私はそうする!友人は友人を失望させません。」
It’s not every day you meet a new friend.
あなたが新しい友人に会うことは、毎日でありません。
and it’s not everyday they meet you.
そして、彼らがあなたに会うことは、毎日でありません。