親子で楽しむ英語絵本♪『This Dinosaur Learns Self-Love』

親子で楽しむ英語絵本♪『This Dinosaur Learns Self-Love』自己受容と友情の物語

ちょっぴりドジな恐竜Bloopが、自分を好きになる方法を見つける心温まる物語、『This Dinosaur Learns Self-Love』。今回は、この絵本を読み聞かせで楽しみながら、お子さんと一緒に「自己肯定感」を育むヒントを見つけてみませんか?

ここでは『This Dinosaur Learns Self-Love』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

Bloopは、とっても不器用なティラノサウルス。他の恐竜たちとはちょっと違って、丸太につまずいたり、木にぶつかったり、いつもドタバタ。自信がないBloopは、なかなか友達を作ることができません。

でもある日、学校で物がなくなる事件が発生!消えた鉛筆や定規、トイレットペーパー…。一体誰が盗んだのでしょう?

Bloopは、持ち前の(?)不器用さを発揮しながら、事件の謎を解き明かしていきます。そして、ありのままの自分を受け入れることで、自信と新しい友達を手に入れていきます。

見どころ:不器用さも個性!自己肯定感を育むメッセージ

この絵本の魅力は、何と言ってもBloopの愛らしさ。ドジで不器用だけど、一生懸命なBloopの姿は、子どもたちの共感を呼ぶこと間違いなしです。

  • 「個性」を大切にする:Bloopは、自分の不器用さを隠そうとするのではなく、「個性」として受け入れることで、自信をつけていきます。
  • 「ありのままの自分」を好きになる:完璧じゃなくても大丈夫!ありのままの自分を愛することの大切さを教えてくれます。
  • 「失敗」から学ぶ:Bloopは、失敗を繰り返しながらも、そこから学び、成長していきます。

これらのメッセージは、子どもたちが自分自身を肯定し、自信を持って生きていくための力強い後押しとなるでしょう。読み聞かせを通して、お子さんと一緒に「自分らしさ」について話し合ってみるのも良いですね。

英語学習のポイント:日常会話で使える表現をピックアップ!

この絵本には、日常会話でよく使われる熟語やイディオムがたくさん登場します。ここでは、その中から2つをピックアップして、例文と合わせてご紹介します。

  • make fun of 〜:「〜をからかう」

例文:
Don’t make fun of him because he’s different.(彼が人と違うからといって、からかってはいけません。)

It’s not nice to make fun of people’s mistakes.(人の失敗をからかうのは良くないことです。)

解説:
この表現は、誰かを嘲笑したり、バカにしたりする時に使います。
“make fun of” は、カジュアルな場面でよく使われるフレーズです。
類語表現としては、tease, ridiculeなどがあります。

 

  • deep in thought:「考え込んでいる」

例文:
She was deep in thought and didn’t hear me call her name.(彼女は考え込んでいて、私が名前を呼んだのが聞こえなかった。)

He sat there, deep in thought, trying to solve the puzzle.(彼はそこに座って、パズルを解こうと考え込んでいた。)

解説:
“deep in thought” は、「深く考え込んでいる」「熟考している」状態を表します。何かに集中して、周りのことが気にならない様子を表す時によく使われます。

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読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

This is Bloop, he is different from other dinosaurs.
これがブループ、彼は他の恐竜とは違います。

He is a very clumsy T-Rex.
彼はとても不器用なT-REXです。

 

He trips over logs.
彼は丸太につまずきます。

He trips over frogs.
彼はカエルにつまずきます。

 

He walks into trees, and crashes into bees.
彼は木にぶつかり、蜂に激突します。

AHHHHH!
あああああ!

 

Bloop lacks confidence, so he has trouble making friends.
ブループは自信がないので、友達を作るのに苦労しています。

He worries that other kids will make fun of him for being clumsy.
彼は、他の子供たちが彼の不器用さをからかうのではないかと心配しています。

 

Bloop practices his balance.
ブループはバランスの練習をします。

He practices his movement.
彼は動きの練習をします。

 

He trains his eyes, and practices carrying fries.
彼は目を鍛え、フライドポテトを運ぶ練習をします。

 

But Bloop still runs into cherry blossoms, and lands on his bottom.
しかし、ブループはまだ桜にぶつかり、お尻から着地します。

 

One day, Tracy notices that her pencils and rulers are missing.
ある日、トレーシーは鉛筆と定規がなくなっていることに気づきます。

 

Bradley’s lunch is missing.
ブラッドリーの昼食がなくなっています。

 

Then Terara notices that the school’s toilet paper is missing.
それからテララは学校のトイレットペーパーがなくなっていることに気づきます。

 

“Seriously? Who still toilet pepper?” Tracy asks.
「本当に?誰がトイレットペーパーを盗むの?」とトレーシーは尋ねます。

Bloop is eager to see if he is missing anything.
ブループは、自分に何か足りないものがないか確認したくてたまりません。

 

Oops! He trips over the garbage can and falls onto the floor.
おっと!彼はゴミ箱につまずいて床に倒れます。

But that’s when he notices footprints.
しかし、その時、彼は足跡に気づきます。

 

The thief must be a human with big shoes, he thinks to himself.
泥棒は大きな靴を履いた人間違いない、と彼は心の中で思います。

 

Then something in the air makes him want to…
その時、空気中の何かが彼に…

AH, AH, AHHHH…
は、は、はっくしょん…

CHOOO!!! …sneeze. It’s hair.
ちゅー!!!…くしゃみ。それは髪の毛です。

SMACK!!!
バシッ!!!

 

Bloop’s big sneeze sends him flying backwards across the room.
ブループの大きなくしゃみで、彼は部屋の向こう側へ吹き飛ばされます。

That’s when he notices bite marks on the window.
その時、彼は窓にかじられた跡があることに気づきます。

There is also half a neck tie.
ネクタイの半分もあります。

 

Hmm… the thief is a human, wears big shoes, wears a red neck tie, has gray and white hair and eats Windows, Bloop thinks to himself.
うーん…泥棒は人間で、大きな靴を履いていて、赤いネクタイをしていて、白髪交じりで、窓を食べる、とブループは心の中で思います。

Gray + white hair.
グレー+白髪。

Eats windows.
窓を食べる。

Red neck tie
赤いネクタイ

Big shoes.
大きな靴。

 

Deep in thought, Bloop trips over a rug, EEK!
深く考え込んでいると、ブループは敷物につまずきます。

and faceplants onto a desk. OOF!
そして机に顔面から突っ込みます。

 

That is when he notices claw marks, from very sharp claws.
その時、彼は非常に鋭い爪による爪痕に気づきます。

 

“Guys! I know who did it!” Bloop exclaims as he runs across the room.
「みんな!誰がやったか分かったぞ!」ブループは部屋を横切りながら叫びます。

“I know who stole our stuff!”
「誰が僕らのものを盗んだか分かったんだ!」

 

“Uh, guys! I can’t stop! Whoa! Whoa!”
「あ、みんな!止まれない!おっと!おっと!」

 

Bloop crashes into the washroom where a raccoon is hiding inside the toilet.
ブループはトイレの中に隠れているアライグマがいる洗面所に突っ込みます。

“Found him!”
「見つけたぞ!」

 

Apparently, a raccoon with gray and white fur, a red neck tie and big shoes has been stealing everything!
どうやら、灰色と白の毛皮、赤いネクタイ、大きな靴を履いたアライグマがすべてを盗んでいたようです!

 

Hooray! Everyone gets their items back.
やったー!みんな自分のものを取り戻します。

Bloop is a hero!
ブループはヒーローです!

 

From that day on, Bloop feels confident and learns to love himself.
その日から、ブループは自信を持ち、自分を愛することを学びます。

He is finally happy to embrace and celebrate his unique imperfections.
彼はついに、自分のユニークな不完全さを受け入れ、祝福することを喜んでいます。

 

Bloop continues to walk into trees.
ブループは相変わらず木にぶつかります。

Oops!
おっと!

 

And continues to crash into bees.
そして、相変わらず蜂に激突します。

 

But this time, Bloop is not afraid to make friends.
しかし、今度はブループは友達を作ることを恐れません。

He also invites them t join his adventures.
彼はまた、彼らを冒険に招待します。

AAHHHH!
あああああ!

The end.
おしまい。