おしゃべりカエルの冒険物語!ユーモアあふれる英語絵本で親子時間を楽しもう

おしゃべりカエルの冒険物語!ユーモアあふれる英語絵本で親子時間を楽しもう

こんにちは!

子供って、時々ものすごく大胆なことを言ったり、自分のすごいところを自慢げに話したりしますよね。その無邪気さが可愛らしいなと思う反面、いつか痛い目を見ないかな…なんて、ちょっぴり心配になったりしませんか。

今回は、そんな自分のチャームポイントに絶大な自信を持つ、一匹のカエル君のお話です。シンプルで分かりやすい英語の中に、クスッと笑えるユーモアと、ちょっとした教訓が隠されています。

ここでは「The Big Wide-Mouthed Frog」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

むかしむかし、それはもう見事なほど大きくて広い口を持ったカエル君がいました。自慢の大きな口で元気におしゃべりするのが大好き。ある日、彼はもっと広い世界を見てみようと、住み慣れた池を飛び出します。

冒険の途中で出会うのは、カンガルーやコアラなど、ユニークな動物たち。カエル君は得意の大きな口で「きみはだれ?なにをたべるの?」と、物怖じせずにどんどん話しかけていきます。

みんな親切に答えてくれるのですが、カエル君は必ずこう締めくくるのです。「ぼくは大きな口のカエル!ハエをたべるんだ!」と、これでもかというくらい大きな口を広げて自慢します。そんな調子で旅を続けていたカエル君ですが、最後に川岸で出会ったある生き物への質問が、彼の運命をちょっぴり変えることになるのでした。

The Big Wide-Mouthed Frog

英語学習のポイント

この絵本は、同じフレーズが何度も繰り返されるので、英語が初めてのお子さんでもすぐにリズムを掴んで楽しめます。今回は、日常会話でも応用しやすい表現を2つ選んでみました。

1. see the world

これは「世界を見る」や「世の中を見物する」といった意味で使われる、ワクワクするような表現です。物語の冒頭で、カエル君が冒険に出るきっかけとして登場します。

例えば、お子さんに「大きくなったら何がしたい?」と聞くときに、 “Do you want to see the world when you grow up?”(大きくなったら世界を見てみたい?)なんて問いかけると、夢が広がる会話になりそうですね。

他にも、”I want to travel and see the world.”(旅行して世界を見て回りたいな)というように、自分の夢を語るときにもぴったりのフレーズです。

2. I’m off

これは「もう行きますね」「出かけます」という意味で、その場を去るときに使う、とてもカジュアルで便利な言葉です。物語の最後、カエル君が慌ててその場を去るシーンで、この言葉が効果的に使われています。

例えば、朝、家族に「いってきます!」と言う代わりに、”I’m off to school!”(学校に行ってきます!)と言ってみたり、遊び終わった友達に「じゃあ、もう行くね」と伝えるときに “Okay, I’m off now.” と言ったりできます。

すごく短い言葉ですが、ネイティブの会話では頻繁に登場するので、覚えておくととても自然な感じが出ますよ。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Once there was a big wide-mouth frog with the biggest, widest mouth you ever did see.
かつて見た中で最も大きく、最も広い口を持つ大きな口のカエルがいました。

And one day that big wide-mouthed frog hopped off to see the world.
そしてある日、大きな口を開けた大きなカエルは世の中を見るために飛び出しました。

The first creature he met had big thumping feet.
彼が最初に出会った生物は大きな大きな足を持っていました。

 

“Hey, you! Big thumping feet!
「ねえ、あなた!大きな大きな足!

Who are you, and what do you eat?”
あなたは誰ですか、何を食べますか?」

shouted the wide-mouth frog.
口の広いカエルが叫んだ。

“I’m a kangaroo,” said Kangaroo,
「私はカンガルーです」とカンガルーは言った、

 

“and I eat grass.”
「そして草を食べる。」

“Well, I’m a big wide-mouthed frog!”
「まあ、私は大きな口の広いカエルです!」

shouted the wide*mouthed frog.
口の広いカエルは叫んだ。

“And I eat flies!”
「そしてハエを食べる!」

 

The second creature he met had a big black nose.
彼が出会った二番目の生き物は大きな黒い鼻を持っていました。

“Listen, Mr. Big Nose!
「聞いてくれ、ミスター・ビッグ・ノーズ!

Who are you, and what do you eat?”
あなたは誰ですか、何を食べますか?」

shouted the wide-mouthed frog.
口の広いカエルは叫んだ。

 

“I’m a koala,” said Koala,
「私はコアラです」とコアラは言った、

“and I eat leaves,”
「そして私は葉を食べる」

“Well, I a big wide-mouthed frog!”
「まあ、私は大きな口の広いカエルです!」

shouted the wide-mouthed frog!
口の広いカエルは叫んだ!

“And I eat flies!”
「そしてハエを食べる!」

 

The third creature he met was hanging upside down.
彼が出会った3番目の生き物は逆さまにぶら下がっていました。

 

“Ho there, Upside-down Creature!
「ほら、逆さまの生物!

Who are you, and what do you eat?
あなたは誰で、何を食べていますか?」

shouted the wide-mouthed frog.
口の広いカエルは叫んだ。

 

“I’m a possum,” said Possum,
「私はポッサムです」とポッサムは言いました、

“and I eat blossoms.”
「そして私は花を食べます。」

“Well, I’m a big wide-mouthed frog!”
「まあ、私は大きな口の広いカエルです!」

shouted the wide-mouthed frog.
口の広いカエルは叫んだ。

“And I eat flies!”
「そしてハエを食べる!」

 

The forth creature he met had three long toes.
彼が出会った4番目の生き物は3本の長いつま先を持っていました。

“Look here, Three Long Toes!
「こっちを見て、3本の長いつま先!

Who are you, and what do you eat?”
あなたは誰ですか、何を食べますか?」

shouted the wide-mouthed frog.
口の広いカエルが叫んだ。

 

“I’m an emu,” said Emu, “and I eat grasshoppers.”
「私はエミューです」とエミューは言った、「そして私はバッタを食べます。」

“Well, I’m a big wide-mouthed frog!”
「まあ、私は大きな口の広いカエルです!」

shouted the wide-mouthed frog.
口の広いカエルは叫んだ。

“And I eat flies!”
「そしてハエを食べる!」

 

Then the wide-mouthed frog met a creature stretched out on the riverbank like a knobby brown log.
それから、口の広いカエルは、こぶのある茶色の丸太のように川岸に伸びた生き物に出会いました。

 

“Hey, Knobby Brown Leg!
「ねえ、ノビーブラウンレッグ!(ふしの多い茶色の足)

Who are you, and what do you eat?”
あなたは誰ですか、何を食べますか?」

shout out the wide-mouthed frog.
口の広いカエルは叫ぶ。

 

Nobby Brown leg opened her mouth in a slow, wide, lazy smile.
ノビーブラウンレッグは、ゆっくりと、広く、怠慢な笑顔で口を開いた。

 

“Good day to you, too,” she said.
「あなたにとっても良い一日」と彼女は言った。

“I’m a crocodile, and I eat big wide-mouthed frogs.
「私はワニで、大きな口の広いカエルを食べます。

Who are you, and what do you eat?”
あなたは誰ですか、何を食べますか?」

 

“Me?” whispered the wide-mouthed frog, puckering his mouth into the smallest, narrowest mouth you ever did see.
「私?」 口の広いカエルはささやき、あなたが今までに見た中で最も小さな狭い口と、彼の口をすぼめるた。

I’m just a small narrow mouth frog and
私は小さな狭い口のカエルです

I’m off
いって来ます

最後に

というわけで、今回は英語絵本「The Big Wide-Mouthed Frog」をご紹介しました。

このお話の面白いところは、何と言っても最後の見事なオチです。自信満々だったカエル君が見せる、あまりにも分かりやすい態度の変化に、子供だけでなく大人も思わず笑ってしまうはずです。繰り返されるシンプルな会話と、動物たちの特徴を捉えたイラストが、英語学習の第一歩を楽しく彩ってくれる一冊だと思います。



 

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