春に花が咲き、夏には小さな実が育ち、秋になると真っ赤なりんごがたくさん実る。
『The Apple Pie Tree』 は、庭にある一本のりんごの木を一年間見守りながら、季節の変化や実が育つ様子を楽しめる英語絵本です。
最後には、収穫したりんごを家族みんなでアップルパイに。物語を楽しみながら、四季、植物の成長、ミツバチによる受粉まで自然に触れられます。
この絵本の見どころ
- りんごの木が一年を通して変化していく
- 花からりんごの実になる流れがわかる
- 収穫したりんごで家族とアップルパイを作る
- ミツバチと受粉のしくみも紹介されている
絵本の基本情報
| タイトル | The Apple Pie Tree |
|---|---|
| 著者 | Zoe Hall |
| テーマ | りんご・四季・植物の成長・アップルパイ・受粉 |
あらすじ|りんごの木を一年間見守ろう
物語に登場する姉妹の家には、大切なりんごの木があります。
冬の木には葉がありませんが、春になると枝に葉が増え、ピンク色の小さなつぼみが現れます。
木にはコマドリが巣を作り、花が咲くころには卵からひなが生まれます。りんごの木の成長と、鳥たちの子育てが同時に進んでいくのも、この絵本の楽しいところです。
花びらが落ちたあとには、小さな緑色のりんごができ始めます。
夏になると、りんごは少しずつ大きくなり、秋には赤く熟して収穫の季節を迎えます。
家族でかごいっぱいのりんごを収穫したあとは、皮をむいて切り、パイ生地に並べ、シナモンと砂糖をかけてオーブンへ。
一年間見守ってきたりんごの木から、最後にはおいしそうなアップルパイができあがります。
この絵本では、りんごの木から直接パイができるわけではありません。でも、春の花から秋のりんごまでずっと見てきたからこそ、最後のアップルパイまでが一本の物語としてつながります。
「食べ物はどこから来るの?」と親子で話すきっかけにもなりますね。
四季の英語を絵本の中で感じられる
『The Apple Pie Tree』では、季節が進むにつれて木の姿も変わっていきます。
- winter:冬。葉のない木
- spring:春。葉や花のつぼみが出てくる
- summer:夏。小さなりんごが大きく育つ
- autumn:秋。赤く熟したりんごを収穫する
季節の単語を単独で覚えるよりも、「春には花が咲く」「秋にはりんごを採る」と場面と一緒に見ることで、英語の意味がイメージしやすくなります。
英語学習のポイント
grow は、この絵本のテーマにぴったりの単語です。
木や花、りんごだけでなく、鳥のひなたちも少しずつ成長していきます。
- Apples grow on the tree.
りんごが木に実ります。 - The baby birds grow quickly.
ひなたちはどんどん成長します。
植物にも動物にも使えるので、身近な自然を英語で話すときに便利な言葉です。
秋になり、赤くなったりんごを収穫するときに覚えたいのが pick です。
- Let’s pick some apples.
りんごを採ろう。 - The apples are ready to be picked.
りんごはもう収穫できます。
pick は、果物や花などを「摘む・採る」という場面でよく使います。
りんごができるまで|ミツバチと受粉
物語の最後には、ミツバチがりんごの実を作る手助けをしていることも紹介されています。
花には花粉と甘い蜜があり、その蜜に引き寄せられてミツバチがやってきます。
ミツバチが花から花へ移動すると、体についた花粉も一緒に運ばれます。この働きが pollination(受粉) です。
受粉が行われたあと、花びらが落ち、花の根元の部分が少しずつふくらんで、りんごの実へと育っていきます。
英語絵本+ちいさな理科の時間
「花が咲いたら、どうしてりんごになるの?」という疑問に、ミツバチの働きから答えてくれるところもこの絵本の魅力です。
読み聞かせ動画で楽しもう
絵本の流れを知ったあとに、英語の読み聞かせ動画を聞いてみるのもおすすめです。
季節を表す言葉や、りんごが育っていく場面に注目しながら聞くと、絵と英語が結びつきやすくなります。
まとめ|一本の木から四季と自然を学べる英語絵本
『The Apple Pie Tree』は、りんごの木を一年間見守りながら、季節の変化や植物の成長を楽しめる英語絵本です。
- 春には花が咲く
- 夏にはりんごが育つ
- 秋には収穫する
- 家族でアップルパイを作る
- ミツバチの受粉がりんごの成長を助ける
英語の季節表現だけでなく、自然や食べ物について親子で話すきっかけにもなる一冊です。
りんごが一つの実になるまでの時間を知ったあとでアップルパイを見ると、いつものおやつもちょっと違って見えるかもしれません。