英語の spring といえば、まず思い浮かぶのは「春」でしょうか。
実はこの単語、バネや泉にも使われます。日本語ではまったく違うものなのに、英語では同じ spring。ちょっと不思議ですよね。
それぞれの意味を例文で確かめながら、3つを結びつけるイメージも見ていきましょう。
springの意味は「春・バネ・泉」
spring には、次のような意味があります。
| 英語 | 意味 | どんなもの? |
|---|---|---|
| spring | 春 | 冬の次に訪れる季節 |
| spring | バネ | 押したり引いたりすると元に戻ろうとするもの |
| spring | 泉 | 地面から自然に水が湧き出る場所 |
同じつづりでも、使われる場面によって意味が変わるんですね。
① 春のspring

季節の「春」は、おなじみの spring。
冬が終わり、暖かくなると、草花が芽を出し始めます。そんな春の訪れを知らせる短い英語がこちら。
春が来たね!
親子で散歩をしていて、小さな花を見つけたときにも使えそうです。
② バネのspring

ボールペンやおもちゃの中に入っている「バネ」も spring といいます。
バネを縮めて手を離すと、元の形に戻ろうとしますよね。その弾むような動きが、spring という言葉のもう一つの顔です。
このおもちゃには、中にバネが入っているよ。
ちなみに、spring は動詞として「跳ぶ」「跳ねる」という意味でも使われます。
③ 泉のspring

地面の中から水が湧き出ている場所。英語では、これも spring です。
森の中で小さな泉を見つけたよ。
ここでいう泉は、自然に地下水が湧き出る場所のこと。公園などにある人工的な噴水は、通常 fountain といいます。
同じ水でも、言葉を使い分けるんですね。
springsの意味は?springとの違い
spring を調べていると、最後に s が付いた springs という単語も出てきます。
これは、springの複数形として使われます。
- a spring:1つのバネ、1つの泉
- springs:複数のバネ、複数の泉
身近な表現では、hot springs(温泉) があります。
私たちは温泉に行きました。
また、springs は動詞 spring の三人称単数現在形にもなります。
猫がソファにぴょんと跳び乗ります。
なお、spring を「春」という季節の意味で使うときは、通常、単数形の spring を使います。
springs は地名の一部などに使われることもあるので、単語の前後を見ると意味を判断しやすくなります。
「飛び出す・湧き出る」でイメージすると覚えやすい
さて、「春」「バネ」「泉」。
これだけ違う意味を、どうやって覚えたらいいでしょう。
ヒントになるのは、spring が持つ「跳ねる」「現れる」「湧き出る」といった動きです。
バネは、縮めたあとに跳ね返る。
泉では、地面の中から水が湧き出る。
そして春には、冬の間は見えなかった草花が芽を出してきます。
もちろん、3つの意味がすべて同じ仕組みで生まれた、という単純な話ではありません。でも、こんなふうに動きを思い浮かべると、別々の単語として丸暗記するより、意味を結びつけやすくなります。
春の花を見つけたとき、バネのおもちゃで遊んだとき、あるいは旅先で湧き水を見かけたとき。
「これも英語では spring なんだね」
そんな小さな発見から、英語の言葉の世界が少し広がりそうです。