『Spot’s Train』は、子供たちに大人気の絵本シリーズ「スポット」の一冊です。スポットとおばあちゃんが一緒に電車に乗る楽しい物語が描かれています。この本の最大の特徴は、本自体が汽車の形をしていることです。子供たちは本を開くと、まるでスポットとおばあちゃんと一緒に電車に乗っているかのように感じられるでしょう。
このページでは、スポットシリーズから『Get Well Soon Spot』の簡単なあらすじや、日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画、日本語訳などをご紹介しています。
あらすじ
物語は、スポットとおばあちゃんが外出から帰る電車の中での出来事を描いています。切符を無くしてしまったおばあちゃんを心配するスポット、おやつを買うかどうか悩むふたり、そして「アイスパイ」という遊びを始める様子など、子供なら誰もが経験したことがあるようなエピソードがユーモラスに描かれています。
ワンポイントフレーズ
この絵本は英語学習にも最適です。例えば、「It’s under your book」(本の下にある)のような日常会話のフレーズや、「We’re back!」(着いたよ)のような簡単な慣用句が多数出てきます。今回は以下の2つのフレーズを簡単に解説します。
I spy with my little eye something beginning with T
「アイスパイ」という遊びでよく使われるフレーズです。”I spy …”で始まり、見つけた物の頭文字(ここではT)を言います。
That was so much fun!
よく使われる慣用表現で、「とても楽しかった」という意味です。funは名詞ですが、この文では「楽しかった」と形容詞のように使われています。
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
Spot and Grandma are catching the train home after a date out together.
スポットとおばあちゃんは、一緒に外出した後、家に向かう電車に乗る。
“All aboard!” says Spot.
「みんな乗車!」とスポットが言う。
Choo! choo! “Listen Grandma, we are off!” shout Spot.
「ガタンゴトン!おばあちゃん、行くよ!」とスポットが叫ぶ。
“Where did I put my ticket?” says Grandma.
「切符をどこに置いたかしら?」とおばあちゃんが言う。
“It’s under your book!” laughs Spot.
「本の下にあるよ!」とスポットが笑う。
Here comes the food trolley full of snacks for the journey.
旅行用のおやつがいっぱい入った食べ物トロリーがやって来る。
“Can I have something to drink, please?” asks Spot.
「何か飲み物をください」とスポットが尋ねる。
“Good idea,” says Grandma.
「いい考えね」とおばあちゃんが言う。
“And I’ll have a banana!”
「私はバナナをもらおうかしら」
“Let’s play I Spy,” says Grandma.
「アイスパイ遊びをしましょう」とおばあちゃんが言う。
“I spy with my little eye something beginning with T,” said Spot.
「私の目に入っているTで始まるものは?」とスポットが言った。
“A tree?” asks Grandma.
「木かしら?」とおばあちゃんが尋ねる。
“Yes,” laughs Spot.
「そうよ」とスポットが笑う。
“And I spy Mom,” says Grandma.
「それから私はお母さんを見つけたわ」とおばあちゃんが言う。
“We’re back!” cheers Spot.
「もう着いたよ!」とスポットが喜ぶ。
“That was so much fun!
「とても楽しかったわ!
Thank you, Grandma!”
ありがとう、おばあちゃん!」