『Spot says please』は、エリック・ヒルによって書かれた愛らしい英語絵本です。この絵本でスポットは優しい言葉づかいの大切さを教えてくれます。
ここではこの英語絵本の簡単なあらすじや文中に出てくる日常の英語表現、さらにおすすめの読み聞かせ動画のご紹介と日本語訳を掲載しています。
あらすじ
物語は、ヘレンとトムがスポットの家で遊ぶところから始まります。遊びに誘われたトムは、「お願い」と言うことを忘れてしまいます。しかし、ヘレンに促されて丁寧な言葉を使うと、みんなで楽しく遊べるようになりました。
お茶の時間になると、お母さんが美味しいチョコレートケーキを出してくれます。子供たちは「お願いします」と言ってケーキをもらい、おかわりも丁寧に頼みました。最後にお母さんは、子供たちのよく訓練された優しい言葉づかいに感心し、また遊びに来ていいよと言ってくれます。
この絵本は、英語で「ありがとう」「お願いします」などの基本的なマナー言葉を楽しい物語を通して教えてくれます。子供たちにとって分かりやすく、マナーの大切さを自然に学べる一冊です。
絵本に出てくるフレーズ
“Would you like to come to my house to play?”
(私の家で遊びませんか?)
このフレーズは、友達を自分の家に招待したいときに使える便利な表現です。”Would you like to”は、相手に何かを提案する際に使われ、非常に丁寧な言い回しです。
“Thank you for …”
(~してくれてありがとう)
“Thank you for letting me play.” =遊ばせてくれてありがとう 〇〇してくれた人に感謝を表す表現です。for以下の部分を変えることで、感謝の対象が変わります。
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
“Hello, Helen. Would you like to come to my
house to play?”
こんにちはヘレン、私の家で遊びませんか?
“Thank you Spot, I’d love to.”
「ありがとう、スポット。喜んで」
“Can I play too?” asks Tom.
「私も遊んでいいかな?」とトムが聞く
“Only if you say please,” says Helen.
「お願いと言えば」とヘレンが言う
“Thank you for letting me play,” says Tom.
「遊んでくれてありがとう」とトムが言う
“It’s more fun with three of us,” says Spot.
「3人で遊ぶのは楽しいよ」とスポットが言う
“Mum says you can stay for tea.”
「お母さんが、お茶までいられると言っていた」
“Thank you!” shout Tom and Helen.
「ありがとう!」とトムとヘレンが叫ぶ
“Who would like chocolate cake?” asks Mom.
「チョコレートケーキが食べたい?」とお母さんが聞く
“Yes, please, we all would!”
「はい、お願いします。みんな食べたいです!」
“Do you want another piece of cake?” asks Mum.
「ケーキをもう一切れ?」とお母さんが聞く
“Yes, please!” they all say.
「はい、お願いします!」と皆が言う
Mom smiles. “Well, thank you all for being so polite.
母は微笑む。「ご丁寧にありがとう。
You can come again.”
またいつでも来ていいからね」