英語絵本フランク・アッシュ作 くまさんのお月さまシリーズ「Moongame 」の読み聞かせ動画です。
日本語絵本のタイトルは「どこへいったの、お月さま 」
かくれんぼ遊びを教えてもらったくまさんは、一人、夜空に浮かんだお月さまとかくれんぼすることにしました。お月さんから隠れるくまさん。でも、すぐに見つかってしまいます。こんどはお月さんの隠れる番になると、空にはちょうど大きな雲が・・・。
このシリーズ全てそうなのですが、くまさんのナチュラルな雰囲気がとっても楽しいです。
読み聞かせの英語の語り口は、幼児向けの絵本なのにこんなに早いの?って思うくらい早いです。でも、これがネイティブの読み聞かせの普通のスピードなんでしょうね。抑揚の付け方や、ブレスの位置、英語のリズム感など勉強になります。
Moongame読み聞かせ動画
日本語訳
リスニング前に子どもと一緒に訳したものです。一度サラッと流してから視聴してみると聞き取りやすいかも知れません。
One day, Little Bird showed Bear a new game: hide and seek. First he told Bear to hide and counted to ten: 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10.
Then he went looking for Bear.
ある日、リトルバードはくまさんに新しいゲームを見せました。かくれんぼです。最初に彼は、くまさんに隠れるように言って10まで数えました。1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10.
“I found you!” chirped Little Bird when he found Bear hiding behind some bushes. “Now it’s your turn to find me!” All day long, until the sun went down, Bear and Little Bird played their new game.
「みつけた!」くまさんが茂みの後ろに隠れているのを見つけてリトルバードは鳴きました。「今度はあなたが私を見つけるばんだよ」一日中、太陽が沈むまで、くまさんとリトルバードは彼らの新しいゲームで遊びました。
That night when Bear was all alone, he looked up in the sky and said to the moon, “Let’s play hide-and-seek! First I’ll hide and you’ll find me.”
その夜、くまさんが一人きりになったとき、彼は空を見上げお月さんに話しかけました。「かくれんぼしよう!最初は僕が隠れるから君がみつけるんだよ」
Then Bear ran as fast as he could until he came to an old hollow tree.
Climbing inside, he ducked down so the moon couldn’t see him.
そして、くまさんは空洞の木にくるまで、できるだけ速く走りました。
中によじ登り、彼は身をかがめたのでお月さんからは見えませんでした。
Bear , then he poked his head up.
When he did, the moon was right there looking down at him.
“Okay,” said Bear, “you found me. Now it’s yout turn to hide.”
Closing his eyes, Bear began to count just as Little Bird had shown him.
くまさんはしばらく待ってから、頭を上へ突き出しました。
彼がそうした時、お月さんはちょうど彼を見下ろしていました。
「オーケー」とくまさん、「君は僕を見つけた。こんどは君が隠れる番だよ」
目を閉じて、くまさんはちょうどリトルバードがしてみせてくれたように数をかぞえはじめました。
At that moment a gentle breeze
slowly hid the moon behind a big cloud.
その瞬間、おだやかなそよ風が大きな雲の後ろにゆっくりとお月さんを隠しました。
When Bear finished counting, he set out to find the moon. First he thought he found the moon hiding behind some rocks.
くまさんが数を数え終えた時、月の捜索を始めました。はじめに彼は岩の影にお月さんが隠れているのを見つけたと思いました。
Then he thought he found the moon hiding in someone’s house.
そして、かれは誰かの家に隠れているお月さんを見つけたと思った。
When Bear thought he found the moon hiding in a tree, he shook the tree and cried, “I found you, Moon!”
But Bear was mistaken.
All he found was a big balloon.
くまさんが、木に隠れているお月さんを見つけたと思った時、彼は木を揺さぶって叫びました。「ボク見つけたよ、お月さん!」
でもくまさんは誤っていました。
彼が見たものすべては大きな風船でした。
Then Little Bird come by to visit.
“Will you help me find the moon?” asked Bear.
“Sure, I’ll help,” chirped Little Bird.
Bear and Little Bird looked and looked. but they couldn’t find the moon.
そして、リトルバードがかたわらにやってきた。
「お月さんを探すのを手伝ってくれませんか?」くまさんはたずねた。
「もちろん、手伝うよ」リトルバードはさえずった。
くまさんとリトルバードは探した探した。でも、彼らはお月さんを見つけることができなかった。
So they went to the forest to ask for help.
“I think the moon is lost,” explained Bear.
“Can you help me find him?”
“Don’t worry, we’ll help you.” replied the animals in the forest.
それで、彼らは助けを求めるために森に行きました。
「お月さんはいなくなったんだと思う」くまさんが説明した。
「彼を探すのを手伝ってもらえませんか?」
「心配しないで、私達は手伝うよ」と森の動物達が叫んだ。
Together they searched and searched.
But they couldn’t find the moon.
一緒に彼らは探したそして探した。
でも、彼らはお月さんを見つけられなかった。
At last Bear sat down and sighed. “The moon is lost and it’s all my fault!”
Then Bear got an idea.
He jumped up and cried. “Okey, Moon, I give up. You win!”
とうとう、くまさんは座ってため息を付きました、「お月さんはいなくなったそれは全てボクのせいだ!」
すると、くまさんに考えが浮かんだ。
かれは飛び上がりそして叫んだ。「オーケー、お月さん、ボクの負けだよ、君の勝ち!」
Just then the breeze began to blow again,
and the moon came out of its hiding place.
ちょどその時そよ風が再び吹き始め、そしてお月さんはその隠れ場所から出てきました。
“Look,” chirped Little Bird. “The moon wasn’t lost.
He was just hiding behind that big cloud.”
Bear was so happy he danced and danced.
「みて」リトルバードがさえずった。「お月さんは居なくなってなかった。彼はただ大きな雲の後ろに隠れていただけだったんだ。」
くまさんはとても喜び踊った踊った。
Then everyone played hide-and-seek.
そしてみんなかくれんぼで遊んだ。