英語絵本「My Teacher is a Monster」の読み聞かせです。
学校の先生って、いたずらっ子にしてみればモンスターのように怖い存在なんでしょうね。この絵本の先生も当初、怪獣のように描かれていました。でも、途中から印象がガラリと変わるほんのりハートフルな物語です。
ボビーは授業中紙飛行機を飛ばすようないたずらっ子。いつも先生に注意されています。そんな二人があるとき公園でばったり出会います。なんとなくお互い不思議な雰囲気、そして沈黙。お互いの歩み寄りは大切ですね。
先生の表情が、いつの間にか穏やかになっていました。最初と見比べてみるとまた楽しめます。
Bobby had a big problem at school.
ボビーは学校で大きな問題を抱えていた。
Her name was Ms. Kirby.
彼女の名前はカービー先生。
Robert!
ロバート!
Move it or lose it!
それを動かすか、それを失ってください!
Ms. Kirby stomped.
カービー先生はずかずか歩きました。
Settle down!
落ち着きなさい!
Ms. Kirby roared.
カービー先生は叫んだ。
No recess for children who throw paper airplanes in class.
授業中に紙の飛行機を投げる子供のための休憩はありません。
Ms. Kirby was a monster.
カービー先生はモンスターでした。
Bobby spent his free time in the park,
ボビーは公園で自由時間を過ごし、
trying to forget his teacher problems.
教師の問題を忘れようとする。
But one Saturday morning, on the way to his favorite spot,
しかし、土曜日のある朝、彼の好きな場所への途中、
Bobby found the terrible surprise.
ボビーはひどい驚きを見つけた。
Bobby wanted to run!
ボビーは逃げたかった!
He wanted to hide!
彼は隠れたかった!
But he knew that would only make things worse.
しかし、彼はそれが物事を悪化させるだけであることを知っていた。
Robert you don’t need to raise your hand out here.
ロバートここではあなたの手を上げる必要はありません。
What were you going to say?
あなたは何を言うつもりでしたか?
I was going to say, “Hello, Ms. Kirby”
私は、「こんにちは、カービー先生」と言うつもりでした。
Hello, Robert!
こんにちは、ロバート!
I like your enormous hat, Ms. Kirby.
私はあなたのでかい帽子が好きです、カービー先生。
Thank you, Robert.
ありがとう、ロバート。
Ms. Kirby It’s really strange seeing you outside of school.
カービー先生、あなたと学校外で会うのは本当に不思議です。
I agree.
同意します。
There was an awkward silence.
不気味な沈黙があった。
And then a gust of wind changed everything.
そして風が吹き荒れてすべてが変わった。
That’s my favorite hat!
それは私のお気に入りの帽子です!
My dear old granny gave it to me!
私の愛する年老いたおばあちゃんが私にそれをくれた!
Don’t let it get away!
それを手放すわけにはいきません!
Got it!
とった!
Oh, Bobby, you are my hero!
ああ、ボビー、あなたは私のヒーローです!
I mean, that was very good of you, Robert.
つまり、なんていうか、あなたは非常によかったです、ロバート。
You’re welcome. Ms. Kirby.
どういたしまして、カービー先生。
quack
ガーガー
Those ducks sure do like you.
それらのアヒルは確かにあなたが好きです。
quack quack
ガーガー ガーガー
They know I enjoy quacking with them.
彼らは、私が彼らとガーガーいって楽しむことを知っています。
quack quack quack quack
ガーガー ガーガー
quack quack quack quack
quack quack quack quack
When they were all quacked out, Bobby’s had an idea.
彼らがすべてガーガー鳴き終えた時、ボビーにアイデアが浮かんだ。
You should see my favorite spot in the park.
あなたは、公園で私のお気に入りの場所を見たほうがいい。
Be careful!
気を付けて!
Yes Ms. Kirby.
はいカービー先生。
This is lovely.
これは素敵です。
And then Ms. Kirby had an idea.
そして、カービー先生に考えが浮かびました。
Bobby tossed his paper airplane into the sky.
ボビーは彼の紙飛行機を空に投げた。
and it flew and flew and it flew.
そしてそれは飛んで飛んで飛んだ。
I think that was the single greatest paper airplane flight in history!
私はそれが歴史上たったひとつの最高の紙飛行機の飛行だと思う!
I think you’re right.
私は、あなたが正しいと思います。
By lunchtime, Bobby and Ms. Kirby were happy they had bumped into each other.
昼休み、ボビーとカービー先生はお互いばったり会って満足していました。
But they were ready to say goodbye.
しかし、彼らはさよならを言う準備ができていました。
See you Monday, Bobby.
じゃあね月曜日に、ボビー。
Bye Ms. Kirby.
さようならカービー先生。
Coming through!
通るわよ!
Back at school, Ms. Kirby still stomped.
学校に戻ると、カービー先生は、まだずかずか歩きました。
And then the bear said, “Roar!”
そして、クマは言いました「うなり!」
Ms. Kirby still roared.
カービー先生はまだうなっていた。
Great job, Bobby.
よく頑張りました ボビー。
But was Ms. Kirby still a monster?
しかし、カービー先生は、まだ怪物でしたか?
Robert!
ロバート!