英単語「ライト」は3つある!?lightとrightの意味と違いをやさしく解説

英単語「ライト」は3つある!?lightとrightの意味と違いをやさしく解説

こんにちは!

今日は「英語ってややこしいな〜」と思う瞬間のひとつ、同じ音なのにまったく意味が違う英単語、「ライト」について探検してみたいと思います!

そう、あの「ライト」です。

日本語でもよく使う「カタカナ英語」ですが、実は英語では違う単語がいくつもあるんです。文脈によってまったく別の意味になるという、ちょっとしたトリックワード。

というわけで、今日は「light」と「right」の世界をのぞいてみましょう!

1. 光を放つ「ライト」: light

これはもう定番ですね。暗い部屋でスイッチを入れる、あの「ライト」です。

例:

  • Turn on the light, it’s dark.(暗いからライトをつけて)

電球や懐中電灯、街灯など、「光を出すもの」はだいたいこの「light」です。

ちなみに「light」は名詞で「光」、動詞で「照らす」「火をつける」、形容詞で「明るい」など、実はかなり多才な単語だったりします。

例:

  • The light from the window was very bright.(窓からの光がとても明るかった)
  • She lit a candle in the dark room.(彼女は暗い部屋でロウソクに火をつけた)
  • This room feels light and cheerful.(この部屋は明るくて気分がいい)

2. 軽い「ライト」: light

同じく「light」ですが、今度は「重くない」という意味です。

例:

  • I want something light to eat.(軽いものが食べたいな)

この場合は形容詞として「軽い」「あっさりした」「負担の少ない」などの意味で使われます。

「ライトな味」「ライトなタッチ」みたいな表現、日本語でも見かけますよね。

音は一緒でも、意味はまるで別物。でも共通してるのは「重くない」「明るい」みたいな“軽やかさ”かもしれません。

ちなみに「light」の発音は「ライト」の「ラ」のところを、ちょっと長めに「ライ」と言う感じです。口を横に軽く開いて「ライ(light)」と言ってみてくださいね。

3. 右の「ライト」: right

そしてややこしいのがこちら。「右」という意味の「ライト」。

例:

  • Turn right at the corner.(角を右に曲がって)

これはスペルが「right」。まったく別の単語です。

ちなみに「right」は「正しい」「権利」などの意味もあります。発音は「light(光・軽い)」とほとんど同じで、「ライ」の音に近いです。口を少しすぼめて「ライ」と言ってみて、出だしに少し「ゥル」のような感じをつけると「right」っぽくなります。

例:

  • You’re right.(あなたが正しい)
  • Human rights.(人権)

なので「ライト」と聞いて、右か光か軽いのか、文脈をちゃんと見ないとわからない……ということが起きるんですね。

じゃあ共通点は?

ここまで見てきて、「なんで全部ライトって読むんだよ!」と思った方もいるかもしれません。

実は英語って、スペルと発音が一致しないことも多くて、「light」も「right」もどちらも発音記号で言うと /laɪt/ と /raɪt/

だから日本語に取り入れた時に、全部「ライト」になっちゃったんですね。

でもおもしろいのは、それぞれ違う単語なのに、なんとなく“ポジティブなニュアンス”が共通しているところ。

明るい、軽い、正しい、右(=多くの文化で良い方向)など、全部ちょっと良い感じの意味なんですよね。

というわけで

「ライト」というカタカナ英語、実は3種類の英単語に対応していました。

light(光)

light(軽い)

right(右/正しい)

意味をちゃんと知っていないと、英語で話すときや読むときに「え、どのライト?」ってなりがちです。

でも逆に考えると、一度知ってしまえば、文脈からスッと判断できるようになる単語でもあります。

スペルを間違えないコツとしては、「light」は“明るいライト”→「Lで始まる」と覚えること、「right」は“正しい・右”→「Rで始まる」とセットで覚えることがおすすめです。

覚え方のヒントとして、「Light=明かり」で“部屋のLightがつくと明るくなる”とイメージすると定着しやすいです。一方、「Right=右手」で“Right hand(右手)で正しいことをする”と覚えると、Rで始まることも一緒に思い出しやすくなります。自分の右手で何か“正しい”ことをしたと想像すると、記憶に残りやすいですよ!

「これは明るい話かな?」「それとも進行方向の話かな?」なんて考えてみると、英語の世界がちょっと広がる気がしますよ!

おまけ:語呂合わせで覚えよう!

英単語「light」と「right」のスペルや意味を間違えないために、語呂合わせ風の覚え方もご紹介しておきます。

✅ light(光・軽い)の覚え方

語呂:「Lightで“明るいと軽い”気持ち!」
イメージ:ライトをつけると明るくなって、心も軽くなる。lightは光と軽さ、どちらもOKな単語です。

✅ right(右・正しい)の覚え方

語呂:「Rightな道=正しい道=右へ進め!」
イメージ:迷ったら右へ。Rightは“右”で“正しい”方向。

✅ セットで覚える

語呂:「LはLightでライトな気分、RはRightでルールに従う!」
イメージ: LはLight=明るくて軽いノリ♪ RはRight=ルール(Rule)通りで正しい!

✅ ダジャレ風で記憶に定着

「暗い部屋に入ったら、L(Light)でLifeがLight(明るく)になる!」

「悩んだらR(Right)へ行けばRight(正解)かも!」

ちょっとふざけた感じですが、こんな語呂が頭に残ってると、ふとしたときに正しいスペルが浮かんでくるものです。

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