『Horton Hears A Who!』で楽しく英語学習!ドクター・スースの名作絵本を親子で楽しむ

『Horton Hears A Who!』で楽しく英語学習!ドクター・スースの名作絵本を親子で楽しむ

「Horton Hears A Who!」は、ドクター・スースらしいユニークなキャラクターと、心温まるメッセージが詰まった絵本です。今回は少し長い物語ですが、この絵本を通して、お子さんと一緒に楽しく英語を聞き流してみませんか?

ここでは「Horton Hears A Who!」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話の内容

優しいゾウのホートンは、ジャングルで小さなホコリを見つけます。そのホコリから「助けて!」という声が聞こえたホートンは、ホコリを大切に持ち運び、その上に住む小さな人々「フー」を守ることを決意します。
しかし、ホートンは周りから「ホコリに人が住んでいるなんておかしい」と笑われてしまいます。それでも、ホートンはフーたちの存在を信じ、危険から守ろうとします。

英語学習のポイント

この絵本には、日常会話でよく使う表現がたくさん出てきます。

“No matter how small” は、「どんなに小さくても」という意味で、子供たちの前でよく使う表現です。例えば、「どんなに小さくても、みんな大切な友達だよ」のように使えます。

“Stick by” は、「~の味方をする」「~を支える」という意味です。例えば、「私はいつもあなたの味方をするよ」のように使えます。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

On the 15th of May, in the jungle of Nool,In the heat of the day, in the cool of the pool.
5月15日、ヌールのジャングルで、暑い日差しの中、涼しいプールの中で。

He was splashing… enjoying the jungle’s great Joys…When Horton the elephant heard a small noise.
彼は水しぶきを上げていた… ジャングルの素晴らしい喜びを楽しんでいた…ホートンという名のゾウが小さな音を聞いた時。

 

So Horton stopped splashing. He looked toward the sound.
そこでホートンは水しぶきを止めた。彼は音の方を見た。
“That’s funny,” thought Horton.
「面白いな」とホートンは思った。

“There’s no one around”
「誰もいないのに」

 

Then he heard it again! Just a very faint yelp.
それから彼は再びそれを聞いた!ほんのわずかなかすかな悲鳴。

As if some tiny person were calling for help.
まるで小さな人が助けを求めているかのように。

 

“I’ll help you,” said Horton.
「助けてあげるよ」とホートンは言った。

“But who are you? Where?”
「でも、君は何者なんだ?どこにいるんだ?」

He looked and he looked. He could see nothing there.
彼は探しまわった。彼は何も見えなかった。

But a small speck of dust blowing past through the air.
しかし、小さな埃の粒が空気を通り抜けて吹き飛ばされていた。

 

“I say!” murmured Horton.
「なんと!」ホートンはつぶやいた。

“I’ve never heard tell OF a small speck of dust that is able to yell.
「小さな埃の粒が叫べるなんて聞いたことがない。

So you know what I think?… Why, I think that there must Be someone on top of that small Speck of dust!
だから君は何だと思う?… うーん、あの小さな埃の粒の上には私と同じくらいの大きさの生き物、誰かがいるに違いないと思うんだ!」

 

“Some sort of a creature of my small size,
ゾウの目には小さすぎて見えない…

Too small to be seen by an elephant’s eyes…
…恐怖に震えているかわいそうな小さな人

 

..some poor little person who’s shaking with fear
プールに吹き飛ばされてしまうだろう!

That will be blown in a pool!
彼は操縦する方法を知らない!

He has no way to steer!
助けてあげなければならない。

I’ll just have to save him.
だって、結局のところ、人は人だ。どんなに小さくてもね。」

Because after all, A person’s a person, no matter how small.”
だって、結局のところ、人は人だ。どんなに小さくてもね。」

 

So, gently, in using the greatest of care,
そこで、優しく、最大の注意を払って、

The elephant stretched his great trunk through the air,
ゾウは長い鼻を空中に伸ばした。

 

And he lifted the dust speck and carried it over
そして彼は埃の粒を持ち上げて運び、

And placed it down, safe, on a very soft clover.
そして、それを安全に、とても柔らかいクローバーの上に置いた。

 

“Humpf!” humpfed a voice.’Twas a sour kangaroo.
「フン!」と声が言った。それは気難しいカンガルーだった。

And the young kangaroo in her pouch said “Humpf!”too.
そして、彼女の袋の中の若いカンガルーも「フン!」と言った。

 

“Why, that speck is as small as the head of a pin.
「なんだと、あの粒は頭の針と同じくらい小さいじゃないか。

A person on that?.. Why there never has been!”
それに人がいる?… なんて、あり得ないだろう!」

 

“Believe me” said Horton
「信じてくれ」とホートンは言った

“I tell you sincerely, My ears are quite keen and I heard him quite clearly.
「心から言うけど、僕の耳はすごくよく聞こえるんだ。彼の声がはっきりと聞こえたよ。

I know there’s a person down there.
そこに人がいることは分かっているんだ。

And, what’s more, Quite likely there’s two Even three. Even four. Quite likely…
そして、もっと言うと、2人いるかもしれないし、3人、4人…もしかしたら…

“… a family, for all that we know!
「…私たちが知る限り、家族なんだ!

A family with children just starting to grow.
子供たちが育ち始めたばかりの家族だよ。

So, please,” Horton said,
「だから、お願いだ」とホートンは言った、

 

“as a favor to me,
「私へのお願いとして、

Try not to disturb them.
彼らを邪魔しないでくれ。

Just please let them be.”
ただ、そっとしておいてくれ」

 

“I think you’re a fool!” laughed the sour kangaroo
「あなたは馬鹿ね!」と意地悪なカンガルーは笑った

And the young kangaroo in her pouch said “Me too!”.
そして袋の中の子カンガルーも「私もそう思う!」と言った。

“You’re the biggest blame fool in the Jungle of Nool!”
「あなたはヌールの森で一番の大馬鹿よ!」

And the kangaroos plunged in the cool of the pool.
そしてカンガルーたちは涼しいプールに飛び込んだ。

 

“What terrible splashing!” the elephant frowned.
「なんてひどい水しぶきだ!」と象は眉をひそめた。

“I can’t let my very small Persons get drowned!
「とても小さな人々を溺れさせるわけにはいかない!

I’ve got to protect them. I’m bigger than they.”
彼らを守らなければ。私は彼らより大きいんだ」

So he plucked up the clover and hustled away.
そう言って、彼はクローバーを摘んで急いで立ち去った。

 

Through the high jungle Tree tops,
高いジャングルの木々の頂を通って、

The news quickly spread: “He talks to a dust speck!
ニュースはすぐに広まった:「彼は塵と話している!

He’s out of his head!
頭がおかしくなったんだ!

 

Just look at him walk with that speck on that flower!”
見てよ、あの花の上の塵を持って歩いているよ!」

And Horton walked, worrying, almost an hour.
そしてホートンは、心配しながら、ほぼ1時間歩き続けた。

 

“should I put the spec down?…”
「この塵を置くべきだろうか…」

Horton thought with alarm.
ホートンは不安に思った。

“if I do, these small persons may come to great harm.
「もしそうしたら、この小さな人々は大変な危険に晒されるかもしれない。

 

I can’t put it down.
置くわけにはいかない。

And I won’t! After all
そしてそうはしない!結局のところ

A person’s a person.
人は人なんだ。

No matter how small.”
どんなに小さくても」

 

Then Horton stopped walking.
そしてホートンは歩むのを止めた。

The speck-voice was talking!
塵の声が話し始めた!

The voice was so faint he could just barely hear it.
その声はかすかで、かろうじて聞こえるほどだった。

“Speak up, please,” said Horton.
「もう少し大きな声で話してください」とホートンは言った。

He put his ear near it.
彼は耳を近づけた。

 

“My friend” came the voice,
「私の友よ」と声が聞こえてきた、

“you’re a very fine friend.
「あなたはとても素晴らしい友達です。

You’ve helped all his folk on this dust speck no end.
あなたはこの塵の上のすべての人々を限りなく助けてくれました。

 

“You’ve saved all our houses, our ceilings and floors.
「あなたは私たちの家々、天井や床をすべて救ってくれました。

You’ve saved all our churches and grocery stores.”
教会やスーパーマーケットもすべて救ってくれたのです」

 

“You mean…” Horton gasped,
「つまり…」ホートンは息を呑んだ、

“you have buildings there, too.”
「そこにも建物があるということですか」

“Oh yes,” piped the voice.
「ああ、そうですとも」と声は鳴り響いた。

“We most certainly do…
「私たちには確かにあります…

“I know,” called the voice,
「わかっています」と声は呼びかけた、

“I’m too small to be seen
「私は見えないほど小さいですが

But I’m Mayor of a town that is friendly and clean.
私は友好的で清潔な町の市長なのです。

 

“Our buildings, to you, would seem terribly small
「私たちの建物は、あなたにはとても小さく見えるでしょう

But to us who aren’t big, they are wonderfully tall.
でも、大きくない私たちにとっては、素晴らしく高いのです。

 

“My town is called Who-ville, for I am a Who
「私の町はフービルと呼ばれています。私はフーだからです

And we Whose are all thankful and grateful to you.”
そして私たちフーは皆、あなたに感謝しています」

 

And Horton called back to the Mayor of the Town,
そしてホートンは町の市長に呼び返した、

“You’re safe now. Don’t worry.
「もう安全だよ。心配しないで。

I won’t let you down.”
君たちを失望させたりしないよ」

 

But just as he spoke to the Mayor of the speck,
しかし、彼が塵の市長に話しかけたその時、

Three big jungle monkeys climbed up Horton’s neck!
3匹の大きなジャングルの猿がホートンの首に登ってきた!

 

The Wickersham Brothers came shouting,
ウィッカーシャム兄弟がやってきて叫んだ、

“what rot! This elephant’s talking to Who’s who are not!
「なんてバカげているんだ!この象は存在しないフーたちと話しているぞ!

There aren’t any Whos!
フーなんていないんだ!

And they don’t have a Mayor!
そして彼らに市長なんていない!

And we’re going to stop all this nonsense! So there!”
私たちはこのナンセンスを全部止めてやる!そうだ!」

 

They snatched Horton’s clover! They carried it off
彼らはホートンのクローバーを奪い取った!そして持ち去った

To a black-bottomed eagle named Vlad blad-i-koff,
ブラッド・ブラディコフという名の黒い尻尾のワシのところへ、

A mighty strong eagle, of very swift wing,
とても強くて素早い翼を持つワシだ。

And they said, “Will you kindly get rid of this thing?”
そして彼らは言った、「これを親切に処分してくれませんか?」

 

And before the poor elephant even could speak,
そして哀れな象が口を開く前に、

That eagle flew off with the flower in his beak.
そのワシは花を嘴にくわえて飛び去った。

 

All that late afternoon and far into the night
その遅い午後から夜遅くまで

That black-bottomed bird flapped his wings in fast flight,
その黒い尻尾の鳥は翼を高速で羽ばたかせ、

 

While Horton chased after, with groans over stones
一方ホートンは追いかけ、石ころの上でうめきながら

That tattered his toenails and battered his bones,
爪がぼろぼろになり、骨が打ち付けられた。

And begged, “please don’t harm all my little folks, who Have as much right to live as us bigger folks do!”
そして懇願した、「どうか私の小さな人々を傷つけないで。彼らには私たち大きな者と同じように生きる権利があるんだ!」

 

But far, far beyond him, that eagle kept flapping
しかし、遠く遠くを飛ぶワシは羽ばたき続け

And over his shoulder called back, “Quit air yapping.
肩越しに呼び返した、「うるさい空中おしゃべりはやめろ。

I’ll fly the night through.
一晩中飛び続けるぞ。

I’m a bird I don’t mind it.
私は鳥だから平気だ。

And I’ll hide this, tomorrow, where you’ll never find it!”
そして明日、君が絶対に見つけられないところに隠してやる!」

 

And at 6:56 the next morning he did it.
そして翌朝6時56分に、彼はそれを実行した。

It sure was a terrible place that he hid it.
彼が隠した場所は本当にひどい場所だった。

He let that small clover drop somewhere inside Of a great patch of clovers a hundred miles wide!
彼はその小さなクローバーを落とした、どこか100マイル四方の大きなクローバー畑の中に!

 

“Find That!” sneered the bird.
「それを見つけてみろ!」と鳥はあざ笑った。

“But I think you will fail.”
「でも、君は失敗すると思うよ」

And he left With a flip Of his black-bottomed tail.
そして彼は黒い尻尾を翻して去っていった。

 

“I’ll find it!” cried Horton.
「見つけてみせる!」とホートンは叫んだ。

“I’ll find it or bust!
「見つけるか、さもなければ身を滅ぼすまでだ!

I shall find my friends on my small speck of dust!”
小さな塵の上の友達を見つけてみせる!」

 

And clover, by clover, by clover with care
そして注意深く、クローバーを一つずつ、一つずつ

He picked up and searched them, and called, “Are you there?”
彼は拾い上げて調べ、呼びかけた。「そこにいますか?」

But clover, by clover, by Clover he found that the one that he sought for was just not around.
しかしクローバーを一つ一つ探していくうちに、彼は気づいた探しているものがそこにはないことに。

 

And by noon poor old Horton, more dead than alive,
そして正午までに、哀れな老ホートンは生きているというより死んでいるような状態で、

Had picked, searched, and piled up, 9005.
9005個のクローバーを摘み、調べ、積み上げていた。

 

Then, on through the afternoon, hour after hour…
そして、午後も時間が過ぎていく…

Till he found them at last!
ついに彼らを見つけた!

On the three millionth flower!
300万番目の花の上に!

 

“My friends!” cried the elephant
「みんな!」と象は叫んだ

“Tell me! Do tell! Are you safe? Are you sound? Are you whole? Are you well?”
「教えてくれ!大丈夫かい?無事かい?みんな元気かい?」

 

From down on the speck came the voice of the mayor:
塵の上から市長の声が聞こえてきた:

“We’ve really had trouble!
「私たちは本当に大変だったんです!

Much more than our share.
私たちの分以上の苦労を。

 

“When that black-bottomed birdie let go and we dropped,We landed so hard that our clocks have all stopped
「あの黒い尻尾の鳥が離してしまって私たちが落ちた時、あまりにも強く着地したので時計が全部止まってしまいました

 

Our tea-pots are broken.
ティーポットは壊れ、

Our rocking-chair smashed.
ロッキングチェアはバラバラになり、

And our bicycle tires all blew up when we crashed.
そして自転車のタイヤは衝突した時に全部パンクしてしまったんです。

 

“So, Horton, please!” pleaded that voice of the Mayor’s
「だからホートン、お願いです!」と市長の声は懇願した

“will you stick by us Who’s while we’re making repairs?”
「私たちフーが修理をしている間、そばにいてくれませんか?」

 

“Of course,” Horton answered.
「もちろんさ」とホートンは答えた。

“Of course I will stick. I’ll stick by you small folks through thin and through thick!”
「もちろん、そばにいるよ。君たち小さな人々のそばに、どんな時でもいるさ!」

 

“Humpf!” Humpfed a Voice!
「ふん!」と声が鼻を鳴らした!

“For almost two days you’ve run wild and insisted On chatting with persons who’ve never existed.
「もう2日近く、あなたは暴れ回って主張し続けている,、存在しない人々と話をしているって。

 

“Such carryings-on in our peaceable jungle!
「私たちの平和なジャングルでこんな騒ぎを!

We’ve had quite enough of your bellowing bungle!
あなたの大声で叫ぶ失態にはうんざりです!

 

“And I’m here to state,”
「そして私はここで宣言します」

snapped the big kangaroo,
と大きなカンガルーは鋭く言った、

“That you’re silly nonsensical game is all through!”
「あなたのバカげたナンセンスなゲームはもう終わりです!」

and the young kangaroo in her pouch said “me too.”
そして袋の中の子カンガルーも「私もそう思う」と言った。

“With the help of the Wickersham Brothers and dozens
「ウィッカーシャム兄弟と何十人もの

Of Wickersham Uncles and Wickersham Cousins
ウィッカーシャムのおじさんたちやいとこたち、

And Wickersham In-Laws, whose help I’ve engaged,
そして私が手配したウィッカーシャムの親戚の助けを借りて、

You’re going to be roped!
あなたは縛られることになるでしょう!

And you’re going to be caged!
そして檻に入れられることになるのです!

 

“And ask for your dust speck…
「そしてあなたの塵については…

hah! That we shall boil
ハッ!私たちはそれを煮るでしょう

In a hot steaming kettle of Basil-nut oil!”
熱い蒸気の立つバジルナッツオイルの釜で!」

 

“Boil it?…gasped Horton!
「煮る?…」とホートンは息を呑んだ!

“Oh, that you can’t do!
「ああ、そんなことはできないよ!

It’s all full of persons! They’ll prove it to you!”
そこには人々がいっぱいなんだ!彼らがそれを証明してみせるよ!」

 

“Mr. Mayor! Mr Mayor!”
「市長さん!市長さん!」

Horton called. “Mr Mayor!
ホートンは呼びかけた。「市長さん!

You’ve got to prove now that you really are there!
今こそ、あなたがたが本当にそこにいることを証明しなければならないんです!

 

“So call a big meeting.
「だから大きな集会を開いてください。

Get everyone out. Make every who holler !
みんなを外に出してください。すべてのフーに叫んでもらってください!

Make every who shout!
すべてのフーに大声を出してもらってください!

Make every who scream!
すべてのフーに叫んでもらってください!

If you don’t, every Who Is going to end up in a Bezel-nut stew!”
もしそうしなければ、すべてのフーがベゼルナッツシチューの中に入ってしまうでしょう!」

 

And down on the dust speck, the scared little Mayor
そして塵の上で、怯えた小さな市長は

Quick called a big meeting in Who-ville Town Square.
急いでフービルの町の広場で大きな集会を開いた。

 

And his people cried loudly.
そして彼の人々は大声で叫んだ。

They cried out in fear:
彼らは恐怖の中で叫んだ:

“We are here! We are here!
「私たちはここにいます!私たちはここにいます!

We are here! We are here!”
私たちはここにいます!私たちはここにいます!」

 

The elephant smiled: “That was clear as a bell.
象は微笑んだ:「それは鐘のように明確でした。

You kangaroos surely heard that very well.
カンガルーさんたち、確かにそれをよく聞いたでしょう。

 

“All I heard,” snapped the big kangaroo, “was the breeze,
「私が聞いたのは」と大きなカンガルーは鋭く言った、「そよ風だけです、

And the faint sound of wind through the far-distant trees.
そして遠くの木々を通る風のかすかな音だけです。

 

I heard no small voices.
小さな声なんて聞こえませんでした。

And you didn’t either.”
あなたにも聞こえなかったでしょう」

And the young kangaroo in her pouch said, “Me, neither.”
そして袋の中の子カンガルーも「私も聞こえなかった」と言った。

 

“Grab him!” they shouted. “And caged the big dope!
「捕まえろ!」と彼らは叫んだ。「そしてその大きなバカを檻に入れろ!

Lasso his stomach with 10 miles of rope!
10マイルのロープで彼の胃を捕まえろ!

Tie the knots tight so he’ll never shake loose!
結び目をきつく締めて、絶対に振り解けないようにしろ!

Then dunk that dumb speck in the Basil-nut juice!”
そしてそのバカな塵をバジルナッツジュースに浸けろ!」

 

Horton fought back with great Vigor and vim
ホートンは大きな活力と元気で反撃した

But the Wickersham gang was too many for him.
しかしウィッカーシャムの一団は彼にとって多すぎた。

 

They beat him! They mauled him!
彼らは彼を殴った!彼らは彼を痛めつけた!

They started to haul him into his cage!
彼らは彼を檻の中に引きずり込み始めた!

But he managed to call to the Mayor:
しかし彼は何とか市長に呼びかけることができた:

 

“Don’t give up! I believe in you all!
「諦めないで!私はみんなを信じています!

A person, no matter how small!
人は、どんなに小さくても人なんだ!

 

“And you very small persons will not have to die
「そしてあなたたち、とても小さな人々は死ぬ必要はありません

If you make yourselves heard!
もし自分たちの声を聞かせることができれば!

So come on now and try!”
さあ、今すぐ試してみて!」

 

The Mayor grabbed a Tom-Tom.
市長はトムトムを掴んだ。

He started to smack it. And, all over Who-ville, they whooped up a racket.
彼はそれを叩き始めた。そして、フービル中で、彼らは大騒ぎを始めた。

They rattled tin kettles!
彼らはブリキのやかんをガチャガチャ鳴らした!

They beat on brass pans, On garbage pail tops and old cranberry cans!
彼らは真鍮の鍋や、ゴミ箱の蓋や古いクランベリー缶を叩いた!

 

They blew on bazookas and blasted great toots On clarinets, oom-pahs and boom-pahs and flutes!
彼らはバズーカを吹き、クラリネットや、ウーンパーやブーンパーやフルートで大きな音を鳴らした!

 

Great gusts of loud racket rang high through the air.
大きな騒音の突風が空高く鳴り響いた。

They rattled and shook the whole sky!
彼らは空全体を揺るがし、震わせた!

And the Mayor Called up through the howling mad hullabaloo:
そして市長は狂ったような騒ぎの中で叫んだ:

“Hey, Horton! How’s this? Is our sound coming through?”
「ねえ、ホートン!これはどうだ?私たちの音は届いているか?」

 

And Horton called back,
そしてホートンは応えた、

“I can hear you just fine.
「君たちの声はよく聞こえるよ。

But the kangaroo’s ears aren’t as strong, quite, as mine.
でもカンガルーの耳は僕ほど強くないんだ。

They don’t hear a thing!
彼らには何も聞こえていないんだ!

Are you sure all your boys
君たちのみんなは確実に

Are doing their best? Are they all making noise?
最善を尽くしているかい?みんな音を出しているかい?

 

“Are you sure every who down in Who-ville is working?
「フービルのすべてのフーが働いていることは確実かい?

Quick! Look through your town!
急いで!町中を見てまわって!

Is there anyone shirking?”
サボっている人はいないかい?」

 

Through the town Rush the Mayor, from the east to the west.
市長は町中を東から西まで急いで回った。

But everyone seemed to be doing this best.
しかし、みんな最善を尽くしているように見えた。

 

Everyone seemed to be yapping or yipping!
みんなワンワン鳴いたりキャンキャン鳴いたりしているように見えた!

 

Everyone seemed to be beeping or bipping!
みんなピーピー鳴らしたりビービー鳴らしたりしているように見えた!

 

But it wasn’t enough, all this ruckus and roar!
しかし、この騒ぎや轟音では十分ではなかった!

He had to find someone to help him make more.
彼はもっと音を出すのを手伝ってくれる人を見つけなければならなかった。

He raced through each building he searched floor to floor!
彼は各建物を駆け抜け、階から階へと探した!

 

And, just as he felt he was getting nowhere,
そして、まさに彼がどこにも行き着かないと感じた時、

And almost about to give up in despair,
そしてほとんど絶望して諦めかけた時、

He suddenly burst through a door and that Mayor
彼は突然ドアを突き破り、その市長は

 

A very small, very small shirker named Jo-Jo
ジョージョーという名の、とても小さな、とても小さなサボり屋を見つけた

Was standing, just standing, and bouncing a Yo-Yo!
彼は立っているだけで、ヨーヨーを跳ね返していた!

 

Not making a sound! Not a Yipp!
音を立てずに!ヤップという声も出さずに!

Not a chirp!
チャープという声も出さずに!

And the Mayor rushed inside and he grabbed the young twerp!
そして市長は中に飛び込んで、その若い愚か者を捕まえた!

 

And he climbed with the lad up the Eiffelberg Tower.
そして彼はその少年と一緒にエッフェルバーグタワーを登った。

“This,” cried the Mayor,
「これは」と市長は叫んだ、

“is your town’s darkest hour!
「君たちの町の最も暗い時間だ!

The time for all Whos who have blood that is red
赤い血の流れるすべてのフーたちが

To come to the aid of their country!” he said.
自分たちの国を助けに来る時だ!」と彼は言った。

 

“We’ve Got to make noises in greater amounts!
「私たちはもっと大きな音を出さなければならない!

So open your mouth, lad!
さあ、口を開けろ、少年よ!

For every voice counts!”
すべての声が大切なんだ!」

 

Thus he spoke as he climbed.
こうして彼は登りながら話した。

When they got to the top,
彼らが頂上に着いた時、

The lad cleared his throat and he shouted out, “Yopp!”
少年はのどをクリアして叫んだ、「ヨップ!」

 

And that Yopp… That one small, extra Yopp put it over!
そしてそのヨップ…その一つの小さな、追加のヨップが決め手となった!

Finally, at last! From that Speck on the clover.
ついに、ついに!クローバーの上のその塵から。

 

Their voices were heard! They rang out clear and clean.
彼らの声が聞こえた!それは明確にきれいに鳴り響いた。

And the elephant smiled.
そして象は微笑んだ。

“Do you see what I mean?…
「わかっただろう?…

 

They’ve proved they are persons, no matter how small.
彼らは証明したんだ、どんなに小さくても人間だということを。

And their whole world was saved by the Smallest of All!”
そして彼らの世界全体が、最も小さな者によって救われたんだ!」

 

“How true! Yes, how true,” said the big kangaroo.
「なんて本当だ!そう、なんて本当だ」と大きなカンガルーは言った。

“And, from now on, you know what I’m planning to do?…
「そして、これからは、私が何をするつもりか知っているかい?…

 

From now on, I’m going to protect them with you!”
これからは、私も一緒に彼らを守るつもりだ!」

And the young kangaroo in her pouch said…
そして袋の中の子カンガルーは言った…

 

“…Me Too!”
「…私も!」

From sun in the summer.
夏の太陽から。

From rain when it’s fall-ish, I’m going to protect them.
秋っぽい雨から、私は彼らを守るつもりだ。

No matter how small-ish!”
どんなに小さくても!」



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