英検を小学生のうちから受験するとなると、英語スクールか家庭での勉強が中心になってきます。
子供向けの英語スクールに通わせていても受験級が上がってくると、曜日や時間が合わなくて家庭で対策を行わないといけない場合もあります。
うちの子供も曜日が変わってしまい家でフォローすることになりました。
プロの先生に任せたいところですが、ありがたいことにYouTubeには英検対策の解説動画をアップしているチャンネルがたくさんあります。せっかくなので、これらの動画と対策ドリルをうまくリンクさせながら勉強させていこうと思います。
英検準2級を目指しているうちの子供が最近勉強しているのが、「to+不定詞、分詞、動名詞」の項目。
英検5級の時に基本的な部分は習っていたと言っていますが、4級、3級と級を重ねるごとに動詞の数も増えて、出題される問題文もだんだん複雑になってきています。
3級までは過去問に出てくるようなお決まりの例文がそのまま出題されるという形だったので例題を4,5本覚えるくらいで対応できていました。しかし、準2級になると頻出単語の数が多くなった分、範囲も広く感じます。
例えば、toのない不定詞。
知覚動詞 see, hear, feel + 目的語+原形不定詞
使役動詞 make , let, have +目的語+原形不定詞
こんなのは練習問題で覚えるしかありませんね。
準2級のテストだと、筆記1の最後の3問部分、 短文の語句の空欄に4択で当てはめる問題のところです。
この項目を押さえるには例題や法則だけを見るよりも、練習問題や過去に出題された問題を数こなす必要がありそうです。そうした中で文法解説と照らし合わせながら、耳に馴染ませていくのが良いかもしれませんね。
昨日の動画でおさらいした後に練習問題をいろいろ探そうと思い、 すでに購入していた対策本の「英検準2級集中ゼミ」を広げてみました。
このドリルは 20日間のスケジュールで準2級の出題範囲を総ざらいする対策本になっています。旺文社から出ているもので英検5級から1級まで用意されていました。
不定詞や動名詞に関連する問題を探してみると「3日目」の学習項目の中にありました。英検の問題形式に沿った出題が全部で14問用意されています。
それぞれに詳細な解説がつけられていて、一通り学習しておけばどんな文章でどういう選択肢で聞いてくるのかの傾向がつかめそうです。
この集中ゼミ、短期集中だけあって内容が濃い目です。昨日まで勉強していたのが準2級頻出の動詞・名詞・形容詞の部分
うちの子供はまだ1日目のところで足踏みでした。ですが、本に付属の赤セルを使って何度も何度も繰り返し、かなり本気モードで覚えています。いつの間にかクイズレットにフラッシュカードも作っていました。
この本の学習スタイルは、重要語句や文法を覚えた後に練習問題という流れになっているので、ポイントを絞って練習問題をたくさんこなしたいという方にはおすすめだと思います。
ただ、解説がすこしまとめすぎている部分もあるので小学生くらいだとYouTubeの解説動画と合わせての勉強が良いかもしれません。
流れ的にはこんな感じです。
- youtube で英検対策向け動画を軽く勉強
- 解説されている箇所を集中ゼミで探す。
- その項目に関連する重要語句や単語を拾いだしてフラッシュカードで覚える
- 練習問題を繰り返し解いてみる
文法など英語の授業を受けていない小学生にはYouTubeとドリルを使ったこんな流れが楽かなと思います。英検対策チャンネルは受験級でYouTube内検索するといろいろみつけられます。