英検二次試験B日程の合格発表が行われました。
昨日は合否発表の速報だけでしたが、今日英検のホームページにログインしてみると、分野別得点とその評価のポイントなど詳細な結果内容が追加されていました。
子供が受験したのは英検準2級。二次試験の結果は本当にギリギリ合格です。
スピーキングテストは600満点中406点。 合格基準が406点だったのでまさに首の皮一枚でセーフ。
一次試験に合格してから二次の面接対策の勉強に入ったわけですが、本人は予想問答や模擬テストを10回分ほどを受けて、かなり自信を持って挑んでいたようです。
本番で出題されたパッセージや質問もある程度予想の範囲内で、本人的には良い感じで答えられたと言っていたのですが実際は危ないところでした。
分野別得点とそこに書かれていた評価をパートごとにチェックしてみました。
リーディングパート
英検HPに記載された分野別詳細を見てみると、リーディングは 5点中2点。これはパッセージの読み上げ部分になると思います。
子供が一番自信を持っていた部分だったのですが、 どうやら細かな発音チェックも行われていたようです。聞き手に向けて英文の内容がきちんと伝わるように発話出来ていたか、 単語の発音や意味の区切りなどに注意して読むことができたかの2点が評価のポイントとして表示されていました。
Q&Aパート
Q&Aは25点中17点。これはだいたい予想通りの結果です。 4番や5番の問題に対する返しの完成度がイマイチで、シンプルな受け答えだったことが減点の原因です。これはもう、自分の意見と理由を述べる際のボキャブラリーを増やすことに尽きると思います。
Attitude
入室から退室までの態度やコミュニケーション全般を見る部分です。ここでは3点中1点。入退室のマナーなどは多分大丈夫だったのではないかなと思います。ただ、声が小さかったり返事に詰まったり、相手の顔を見ていなかったり…そういうところがマイナスポイントだったのかもしれません。
二次試験の振り返り
Attitude の1点はちょっと予想外でした。 英検3級の時にはこの部分は満点だったので見過ごしていました。受け答えの滑らかさがもう少し必要だったのかもしれません。正しい答えをまとめるのに精一杯で相手に伝えるという部分が足りなかったようです。
ここをクリアするには、やはり顔の見える相手とロールプレイで英会話に慣れておいたほうが良さそうです。
それでも、なんとか小学校6年生のうちに準2級に合格できたのは〇でした。振り替えてってみて合格できた大きな理由は、毎日のリスニングにあると思っています。 毎日少しづつでも英語に触れていたことがジワリと効きました。ただ、ここに来てリーディングのポイントが低かったことは反省点です。
子供には落ち着いて読むように伝えていましたが、もう少し流暢さが必要だったのかもしれません。
話すときは単語を途中で切らないで意味の塊りを勢いよく読むなど、相手を意識してパッセージの文章を流暢に読めるような練習を少しずつ増やして行こうと思います。