【2025年最新】英検準2級プラスのレベル・試験内容・対策まとめ

【2025年最新】英検準2級プラスのレベル・試験内容・対策まとめ

  • 2025年6月5日
  • 2025年6月5日
  • 英検

こんにちは!

今日は【2025年最新】の英検新級「準2級プラス」についてまとめてみたいと思います。 「新しい英検の級ができたらしいけど、どんな試験?」「準2級とどう違うの?」という疑問に、わかりやすくお答えしますね!

2025年度から始まるこの新級、じつは31年ぶりの新設で、かなり注目されています。 というわけで、今回はその全貌を解説しつつ、対策方法やレベル感までまるっとカバーしていきます。

なぜ「準2級プラス」が生まれたの?(背景と目的)

よく「準2級と2級の間に壁がある」と言われます。 実際に英検のデータを見ると、5級〜準2級までは1年ごとに進む人が多いのに、準2級から2級には2年かかるケースが目立ちます。

英語学習がそこで止まってしまう原因のひとつが、このギャップ。 「準2級まではスムーズだったけど、2級が急に難しく感じる」という声は、教育現場からもたくさん上がっていました。

そこで登場したのが「準2級プラス」。 前向きに、ポジティブに、着実にステップアップできる新しい中間ステージとして設計されたんですね。

準2級プラスのレベル感と位置づけ(審査基準と比較)

英検ではそれぞれの級に明確な基準があって、準2級は「日常生活に必要な英語」、2級は「社会生活に必要な英語」になっています。

その間に位置する準2級プラスの基準は…

“身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる”
引用元:公益財団法人 日本英語検定協会

要は、「日常の中でもちょっと社会性のある内容を扱えるかどうか」がポイントです。

例えば、「スーパーでの買い物英会話」だけじゃなくて、「学校でSDGsについての話を聞いて感想を言う」とか、「地域のニュースを要約して話す」といったことが求められます。

 

準2級プラスのレベル感図解

 

【2025年最新】準2級プラスの試験内容まとめ

試験構成は一次(筆記・リスニング)と二次(スピーキング)の2つ。

一次試験(筆記・リスニング)

時間:筆記85分、リスニング約25分

  • リーディング: 短文・長文の語句補充、内容一致問題(計31問)
  • ライティング:
    • 問題1:英文要約(25〜35語)
    • 問題2:意見論述(50〜60語)
  • リスニング: 会話・短文の内容一致(全30問)

ポイントは「要約問題」が入っていること! 要約と聞くと難しそうですが、2級よりも短い語数設定なので、「主旨を押さえてコンパクトにまとめる力」を養う場になります。

二次試験(スピーキング・面接形式)

試験時間:約7分/形式:1対1の英語面接

構成は以下の通りです:

  1. パッセージ音読(約57語)
  2. 音読内容に関する質問
  3. 3コマイラストを見てストーリーを展開説明
  4. 自分の意見を述べる質問(2問)

とくに3コマのストーリー展開問題は、創造力と論理力のトレーニングにもなるので、準2級からのステップアップにぴったりです。

準2級プラス特設サイトではサンプル問題がPDFでダウンロードできるようになっています。

他の級との比較(時間・問題数・形式)

項目準2級準2級プラス2級
筆記時間80分85分85分
リスニング約25分約25分約25分
二次試験時間約6分約7分約7分
リーディング29問31問31問

すべてが準2級と2級のちょうど真ん中あたり。 ちょっとずつハードルが上がっているので、「あ、これなら頑張れるかも」という感覚になりやすいです。

効果的な対策方法3選(具体例つき)

1. 英文要約スキルの練習

  • 英文(約80語)を25〜35語に要約する練習を週1回やってみる
  • 段落ごとに「一番大事なポイントだけ抜き出す」トレーニングがおすすめ
  • 最初は日本語で要約 → 英語に直す、の順にするとラクです

2. 社会的な話題にふれる習慣づくり

  • Yahoo!ニュースの簡単な記事を英語で読む
  • 中高生向けの時事英語サイト(例:News in Levels)を活用
  • 1日1トピックでOK。「どう思う?」を考えるクセをつけましょう

3. イラスト展開練習

  • 教材なしでもOK!漫画やアニメの3コマを見て、英語で説明してみる
  • 順番に「状況 → 問題 → 解決」で組み立てるとスムーズ
  • 録音して聞き返すと客観的に改善点が見つかります

準2級プラスを受けるメリットとは?

  • 小さな成功体験が得られる:達成感が次へのやる気につながる
    → いきなり2級を目指すのはハードルが高く感じるもの。でも、まずは「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることで、学習のモチベーションが自然と湧いてきます。

  • 無理なく2級レベルへ接続できる:急な難易度アップを回避
    → 英検準2級と2級の間には、文法や語彙の難易度に意外と大きな差があります。準2級プラスを挟むことで、そのギャップをなだらかにし、スムーズにステップアップできます。

  • モチベーション維持に効果的:勉強が「続けられる」ものになる
    → 合格という明確な目標があることで、途中で挫折しにくくなります。「次も頑張ろう」という気持ちを保ちやすく、英語学習が習慣として定着しやすくなります。

 

最後に:準2級プラスは「やさしい橋」みたいな存在

英検準2級プラスは、準2級から2級への“やさしい橋”のような存在です。 壁を乗り越えるための新しいステップができたことで、英語学習をあきらめずに続けられる人が増えるかもしれません。

「今の自分にちょうどいい級ってないかな…?」と感じている人こそ、ぜひこの新しい選択肢をチェックしてみてください。

というわけで、今回は【2025年最新】英検準2級プラスの全体像と対策法についてお届けしました!

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