こんにちは!
今日は【2025年最新】の英検新級「準2級プラス」についてまとめてみたいと思います。 「新しい英検の級ができたらしいけど、どんな試験?」「準2級とどう違うの?」という疑問に、わかりやすくお答えしますね!
2025年度から始まるこの新級、じつは31年ぶりの新設で、かなり注目されています。 というわけで、今回はその全貌を解説しつつ、対策方法やレベル感までまるっとカバーしていきます。
なぜ「準2級プラス」が生まれたの?(背景と目的)
よく「準2級と2級の間に壁がある」と言われます。 実際に英検のデータを見ると、5級〜準2級までは1年ごとに進む人が多いのに、準2級から2級には2年かかるケースが目立ちます。
英語学習がそこで止まってしまう原因のひとつが、このギャップ。 「準2級まではスムーズだったけど、2級が急に難しく感じる」という声は、教育現場からもたくさん上がっていました。
そこで登場したのが「準2級プラス」。 前向きに、ポジティブに、着実にステップアップできる新しい中間ステージとして設計されたんですね。
準2級プラスのレベル感と位置づけ(審査基準と比較)
英検ではそれぞれの級に明確な基準があって、準2級は「日常生活に必要な英語」、2級は「社会生活に必要な英語」になっています。
その間に位置する準2級プラスの基準は…
“身近な話題であれば、社会生活に必要な英語を理解し、また使用することができる”
引用元:公益財団法人 日本英語検定協会
要は、「日常の中でもちょっと社会性のある内容を扱えるかどうか」がポイントです。
例えば、「スーパーでの買い物英会話」だけじゃなくて、「学校でSDGsについての話を聞いて感想を言う」とか、「地域のニュースを要約して話す」といったことが求められます。
【2025年最新】準2級プラスの試験内容まとめ
試験構成は一次(筆記・リスニング)と二次(スピーキング)の2つ。
一次試験(筆記・リスニング)
時間:筆記85分、リスニング約25分
- リーディング: 短文・長文の語句補充、内容一致問題(計31問)
- ライティング:
- 問題1:英文要約(25〜35語)
- 問題2:意見論述(50〜60語)
- リスニング: 会話・短文の内容一致(全30問)
ポイントは「要約問題」が入っていること! 要約と聞くと難しそうですが、2級よりも短い語数設定なので、「主旨を押さえてコンパクトにまとめる力」を養う場になります。
二次試験(スピーキング・面接形式)
試験時間:約7分/形式:1対1の英語面接
構成は以下の通りです:
- パッセージ音読(約57語)
- 音読内容に関する質問
- 3コマイラストを見てストーリーを展開説明
- 自分の意見を述べる質問(2問)
とくに3コマのストーリー展開問題は、創造力と論理力のトレーニングにもなるので、準2級からのステップアップにぴったりです。
他の級との比較(時間・問題数・形式)
項目 | 準2級 | 準2級プラス | 2級 |
---|---|---|---|
筆記時間 | 80分 | 85分 | 85分 |
リスニング | 約25分 | 約25分 | 約25分 |
二次試験時間 | 約6分 | 約7分 | 約7分 |
リーディング | 29問 | 31問 | 31問 |
すべてが準2級と2級のちょうど真ん中あたり。 ちょっとずつハードルが上がっているので、「あ、これなら頑張れるかも」という感覚になりやすいです。
効果的な対策方法3選(具体例つき)
1. 英文要約スキルの練習
- 英文(約80語)を25〜35語に要約する練習を週1回やってみる
- 段落ごとに「一番大事なポイントだけ抜き出す」トレーニングがおすすめ
- 最初は日本語で要約 → 英語に直す、の順にするとラクです
2. 社会的な話題にふれる習慣づくり
- Yahoo!ニュースの簡単な記事を英語で読む
- 中高生向けの時事英語サイト(例:News in Levels)を活用
- 1日1トピックでOK。「どう思う?」を考えるクセをつけましょう
3. イラスト展開練習
- 教材なしでもOK!漫画やアニメの3コマを見て、英語で説明してみる
- 順番に「状況 → 問題 → 解決」で組み立てるとスムーズ
- 録音して聞き返すと客観的に改善点が見つかります
準2級プラスを受けるメリットとは?
小さな成功体験が得られる:達成感が次へのやる気につながる
→ いきなり2級を目指すのはハードルが高く感じるもの。でも、まずは「できた!」という小さな成功体験を積み重ねることで、学習のモチベーションが自然と湧いてきます。無理なく2級レベルへ接続できる:急な難易度アップを回避
→ 英検準2級と2級の間には、文法や語彙の難易度に意外と大きな差があります。準2級プラスを挟むことで、そのギャップをなだらかにし、スムーズにステップアップできます。モチベーション維持に効果的:勉強が「続けられる」ものになる
→ 合格という明確な目標があることで、途中で挫折しにくくなります。「次も頑張ろう」という気持ちを保ちやすく、英語学習が習慣として定着しやすくなります。
最後に:準2級プラスは「やさしい橋」みたいな存在
英検準2級プラスは、準2級から2級への“やさしい橋”のような存在です。 壁を乗り越えるための新しいステップができたことで、英語学習をあきらめずに続けられる人が増えるかもしれません。
「今の自分にちょうどいい級ってないかな…?」と感じている人こそ、ぜひこの新しい選択肢をチェックしてみてください。
というわけで、今回は【2025年最新】英検準2級プラスの全体像と対策法についてお届けしました!