英検では2017年度第1回目より準2級・3級テストに記述式ライティングテストが加わることになるそうです。
2017年6月に行われるテストからですね。
英検5級の頃から使っていた古いアプリや過去問ドリルだけを使って、いつものように対策を行っていたら見逃すところでした。2か月ほど前に購入した英検対策の本にも記述式のライティング問題は掲載されていませんでしたので、気づかない方もいるかもしれません。
追加される問題の配点は16点あるのでしっかり押さえる必要があります。
そういえば、スタディギアでは英単語のスペリングを入力する問題が毎回前半にかなりあって子供も手こずっていたようですが、今から思えば記述の役に立つことになりそうです。
スタディギアでも特にライティングの対策問題は今のところ出てきていません。
最後の方に出てくるのかな?もしかしたら、模擬テストには新方式の本番と同じ形式の問題が用意されているのかもしれません。
スタディギアの模擬テストは無料版だと1回しか使えません。
英検3級の時はそれを知らずに早々にやってしまい直前になってもう一度出来なかったので、今回はギリギリに模擬を行う予定です。
一次試験 筆記(75分)/リスニング(約25分)
リーディング | 形式・課題 | 問題数 |
---|---|---|
短文の語句 | 空所補充4択 | 20 |
会話文の文 | 空所補充4択 | 5 |
長文の語句 | 空所補充4択 | 5 |
長文の内容 | 一致選択4択 | 7 |
ライティング | 形式・課題 | 問題数 |
---|---|---|
英作文 | 回答を英文で記述 | 1 |
リスニング | 形式・課題 | 問題数 |
---|---|---|
会話の応答文選択 | 3肢選択(読み上げ) | 10 |
会話の内容一致選択 | 4肢選択(印刷) | 10 |
文の内容一致選択 | 4肢選択(印刷) | 10 |
リスニング最初の10問「会話の応答文選択」は読み上げのみの3肢選択になります。残りの10問×2は印刷された選択肢より選べます。読み上げはどれも1回のみ。
ライティング問題の追加により、これまで出題されていた語句整序列の問題は廃止されています。さらに、準2級・3級の筆記試験は10分延長され、3級は50分、準2級では75分となっています。
ライティングテストのサンプル
英検のHPによると、ライティングテストは記述式の英作文で、与えられた質問に対し自分の意見とその裏付けとなる理由を、適切な語彙と文法を使用しながら英文で論述する・・とあります。
さらに、HPでは準2級・3級ライティングテストの詳しい概要とサンプル問題がpdfで公開されています。
プリントアウトできるライティング問題用教材「Dr. Writeの英検準2級ライティングテストに挑戦!(準2級)」のpdfはA4で24枚。30分で一通りライティングテスト対策を行えるようなテキスト構成になっていました。
問題文に対する解答の書き方を順を追って分かりやすく解説してくれているので練習次第では記述問題が初めての子供でも何点かはゲットできそうです。