こんにちは!
英語の絵本って、お子さんに読んであげたいなーって思うこと、ありますよね。
でも、「どれを選んだらいいの?」
「英語、難しくないかな?」
って、ちょっと迷っちゃう気持ち、すごくよく分かります。僕もそうでしたから。
今日は、そんなパパママに、とっても可愛くて、クスッと笑える幼児向けの英語絵本『A Bear-y Tale』をご紹介したいと思います。
この『A Bear-y Tale』は、森で出会うちょっと怖いキャラクターたちを、クマさんが得意なことで乗り越えていく、とってもチャーミングなお話なんです。シンプルな英語で、読み聞かせにもぴったりですよ。
ここでは『A Bear-y Tale』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
主人公は、のんびり森を散歩しているクマさん。
テクテク歩いていると、なんだかちょっと怖そうなオオカミが!「こんにちは、オオカミさん」。ドキドキしちゃいますよね。
でもクマさんは慌てません。「これをみて」と何かを見せると、オオカミはそれで満足したみたい。
ふぅ、一安心です。
次に現れたのは、大きな大きな巨人さん!「こんにちは、巨人さん」。
わあ、今度はどうなっちゃうんでしょう?
クマさんはまたまた落ち着いて「ここにあなたにちょっとしたものがあります」と何かを差し出します。どうやら巨人さんもそれで大丈夫だった様子。
すごいぞ、クマさん!
そしてクマさんはまた歩き出します。
今度は、ちょっといじわるそうな魔女まで登場!「こんにちは、魔女さん」。
クマさんは、このピンチもお得意の「何か」で切り抜けられるのでしょうか…?
そして、最後に出会ったのはたくさんのクマさんたち。「おなかすいてる?」と聞かれるのですが、この後どうなっちゃうんでしょうね? 気になります!
英語学習のポイント
この絵本、実はとってもシンプルな英語表現がいっぱいなんです。その中から、日常でも使いやすいフレーズを2つピックアップしてご紹介しますね。短いフレーズなので、お子さんとの会話にも取り入れやすいですよ。
Take a look at this.
これをものすごくざっくりいうと、「これ見て!」っていう意味です。子どもに何か新しいものを見せたい時とか、注意を引きたい時にとっても便利ですよ。
例えば、「見て見て、新しいおもちゃだよ!」って言いたい時、”Take a look at this new toy!” なんて使えます。
お散歩中に「あっ、きれいなお花!見て!」なら “Wow, a beautiful flower! Take a look at this!” みたいにも使えますね。簡単でしょ?
Here’s a little something for you.
これをものすごくざっくりいうと、「はい、これどうぞ(ちょっとしたものだけど)」っていう優しいニュアンスです。
小さなプレゼントを渡す時や、何かを分けてあげる時に使うと、温かい感じが伝わります。
例えば、お子さんにおやつをあげる時に “Here’s a little something for you. It’s a cookie!”(はい、どうぞ。クッキーだよ!)なんて言うと、なんだか嬉しくなっちゃいますよね。
お友達にちょっとしたお土産を渡す時にも “Here’s a little something for you from my trip.”(旅行のお土産、ちょっとだけどどうぞ)みたいに使えて、とっても素敵です。
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
Bear was walking in the forest.
クマが森を歩いていました。
“Hello, wolf.”
「こんにちは、オオカミ」
“Take a look at this.”
「これをみて。」
“Hello, Giant.”
「こんにちは 巨人さん」
“Here’s a little something for you.”
「ここにあなたにちょっとしたものがあります」
And bear walked on.
そしてクマは歩いた。
“Hello, Witch.”
「こんにちは、魔女さん」
“What’s this?”
「これは何ですか?」
“Bye-bye, Witch.”
「さよなら魔女さん」
”Hello bears.”
「こんにちは くまさんたち」
“Feeling hungry?”
「おなかすいてる?」
“Bye-bye bears.”
「さよなら くまさんたち」
最後に
英語の絵本って、なんだか「ちゃんと読まなきゃ!」って思っちゃうこと、ありますよね。
でも、『A Bear-y Tale』みたいに、シンプルでユーモアあふれる絵本なら、もっと気軽に手に取れるかもしれません。
大事なのは、完璧な発音とか、難しい文法を小さいうちから教え込むことじゃなくて、親子で一緒に「次どうなるんだろうね?」「このクマさん、面白いね!」って笑いながら、ページをめくる時間そのものだと思うんです。なんだか、それだけで心がポカポカしませんか。
クマさんが得意な「お絵描き」で、次々と現れる怖い(?)キャラクターたちとのピンチを切り抜けたみたいに、私たちもちょっとした工夫や遊び心で、英語との付き合い方をもっと軽やかに、もっと楽しくできるのかもしれません。難しく考えすぎなくて大丈夫ですよ。
というわけで、まずは一冊、お子さんと一緒に「これ、どんなお話かな?」ってワクワクしながらページを開いてみませんか。きっと、そこから親子の新しいお気に入りの時間が始まるかもしれませんね。