『When I’m Feeling Disappointed』は、子どもたちが日常で感じる「がっかり」という感情に寄り添い、その対処法を優しく教えてくれる英語絵本です。今回は、この絵本を通して、お子さんと一緒に英語を学びながら、感情のコントロールについて考えてみませんか?
ここでは「When I’m Feeling Disappointed」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
この絵本の主人公は、かわいらしいウサギの子供。
がっかりしたとき、どんな気持ちになるのか、どうすればその気持ちを乗り越えられるのかを、ウサギの視点を通して繊細に描いています。
時には、全てが空っぽになってしまったように感じたり、悲しみや怒り、色々な感情が一度に押し寄せてくることも。そんな時、どうすれば良いのか、ウサギと一緒に考えていくことができます。
絵本の中では、がっかりする具体的な場面も描かれています。
例えば、
- 思ったほどうまくできなかったとき
- 友達の誕生日パーティーに招待されなかったとき
- お父さんとの約束を忘れられたとき
このような場面を通して、子どもたちは「がっかり」という感情が、決して自分だけのものではないことを理解できます。
そして、がっかりした気持ちを乗り越えるための具体的な方法も、絵本の中で紹介されています。
- 体を落ち着かせる
- 楽しいことを考える
- 誰かに話を聞いてもらう
- 次の行動を考える
これらの方法を試すことで、子どもたちは少しずつ、がっかりした気持ちと向き合い、前向きに乗り越える力を身につけていくことができそうです。
絵本の最後には、子どもたち自身に問いかける質問や、感情を理解するためのヒントも掲載されています。
親子で一緒に読みながら、お互いの気持ちを共有し、より深く理解しあうためのきっかけになりそうな内容です。
英語学習のポイント
この絵本には、子どもたちが日常生活で使える、感情を表す英語表現がたくさん出てきます。
例えば、
“feel empty and let down”(空っぽでがっかりした気持ちになる)
“huffy puffy tantrum”(大げさな駄々をこねる)
“calm my body”(体を落ち着かせる)
これらの表現を覚えることで、子どもたちは自分の気持ちを英語で表現する楽しさを知ることができます。
例文で学ぶ! よく使う熟語やイディオム
- “let down” (がっかりさせる、期待を裏切る)
例文1: I felt let down when my friend didn’t come to my birthday party.
(友達が私の誕生日パーティーに来なかったので、がっかりした。)
例文2: The movie was a let down. I expected it to be much better.
(その映画は期待外れだった。もっと良いと思っていたのに。)
解説: “let down”は、誰かの期待に応えられなかったときや、約束を守れなかったときに感じる「がっかり」を表す表現です。
受け身の形で”feel let down”(がっかりした気持ちになる)としてもよく使われます。
- “go as planned” (計画通りに進む)
例文1: Things didn’t go as planned, but we still had a good time.
(計画通りにはいかなかったけど、それでも楽しかったよ。)
例文2: If everything goes as planned, we’ll arrive at the beach by noon.
(もし全て計画通りに進めば、お昼までにはビーチに着くでしょう。)
解説: “go as planned”は、物事が予定や計画通りに進むことを表す表現です。
否定形”not go as planned”で「計画通りに進まない」という意味になります。
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読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳