おうちの近くの公園やお庭で、小さな虫や咲いているお花に子供が夢中になることってありますよね。「あ、ミツバチだ!」「アリさんが何か運んでる!」なんて発見するたびに、目がキラキラ輝く姿は本当にかわいらしいものです。
そんな自然への好奇心をそのまま英語の世界とつなげてくれるのが、今回ご紹介する腹ぺこあおむしの最新英語絵本です。
ここでは『The Very Hungry Caterpillar’s Garden』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本の基本情報
| タイトル | The Very Hungry Caterpillar’s Garden: A push-and-pull adventure |
|---|---|
| 著者・イラスト | Eric Carle |
| 出版社 | World of Eric Carle |
| 対象年齢(目安) | 0〜3歳 |
『The Very Hungry Caterpillar’s Garden』のあらすじ
みんなが大好きな「はらぺこあおむし」と一緒に、にぎやかなお庭を探検するボードブックです。
ページをめくると、ぶんぶん飛ぶミツバチの巣や、地下深くでトンネルを掘るアリたち、空を爽快に舞う鳥たちが次々と登場します。指でつまんで回したり、引っ張ったり、スライドさせたりする仕掛けが満載で、まるで自分自身の手でお庭に雨を降らせたり、向日葵を咲かせたりしているようなワクワク感を味わえますよ。
小さなお子様でも直感的に楽しめる、遊びと学びが詰まった一冊となっています。
英語学習のポイント
① 「in among〜」で「〜の群れの中に」を表現する
絵本の最初の方で「in among the flowers」というフレーズが出てきます。「among」だけでも「〜の間に」という意味になりますが、前に「in」を合わせることで、「〜の中にすっぽり囲まれている感じ」がぐっと強調されるんですね。
これを分かりやすく言うと、「たくさんの花に囲まれた真ん中に」というイメージです。
- in among → 〜の群れの中に、〜に囲まれて
- “The bees are in among the flowers.” → ミツバチたちが花に囲まれて飛んでいます。
- “He is sitting in among the children.” → 彼は子供たちの輪の中に座っています。
② 「far up」と「far below」で距離感を伝える
地下のアリの説明で「far below」、太陽の光の説明で「far up」という表現が使われています。「far」を付け足すことで、ただの上下ではなく「遥か下」「遥か上」というスケール感を表現できるんです。
言い換えるなら、視線をぐーっと遠くに伸ばす感覚を言葉にしたものですね。
- far up / far below → 遥か上に / 遥か下に
- “The sun shines from far up in the sky.” → 遥か上空から太陽が照らしています。
- “The ants dig tunnels far below.” → アリたちが遥か地下深くでトンネルを掘っています。
③ 動詞「stretch」を使って「ぐーっと伸びる」を表現する
植物が成長する場面で「stretch themselves up high」という言葉が使われています。「stretch」は日本でもストレッチ体操でおなじみですが、身体や植物が「ぐーっと伸ばす」様子を表すとても便利な単語です。
日常会話でも、朝起きて背伸びをするときや、動物が体を伸ばすときにそのまま使えますよ。
- stretch → (体や物を)伸ばす、背伸びする
- “The plants stretch themselves up high.” → 植物が高々と体を伸ばして育ちます。
- “I always stretch in the morning.” → 私は朝いつも背伸ばしをします。
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
まとめ
『The Very Hungry Caterpillar’s Garden』は、仕掛けを動かす指先の遊びを通して、自然の循環や生き物の営みを体感できる小さなお子さんにぴったりな絵本です。
「雨が降るから植物が育つんだね」「太陽の光って温かいね」といった会話を交えながら、楽しく英語の語彙を増やしていけるのが大きな魅力だと感じます。ぜひお子さんと一緒に指を動かしながら、賑やかで美しい庭の探検を楽しんでみてくださいね。