英語絵本「The Three Little Fish And The Big Bad Shark」

繰り返しとライミングが楽しい!読み聞かせに最適な英語絵本『3びきのこざかな』

こんにちは!

「3びきのこぶた」のお話、きっと誰もが一度は聞いたことがありますよね。わらのお家、木のお家、そしてレンガのお家。オオカミが「ふーっ!」と息を吹きかけるシーンは、子供心にハラハラドキドキしたものです。

でも、もしもこの物語の舞台が、陸の上ではなく、広い広い海の中だったらどうでしょう?そして、子ぶたたちの前に現れるのが、オオカミではなく、大きな悪いサメだったとしたら…?

なんだか、想像しただけでワクワクしてきませんか?

今日は、そんなおなじみの物語を最高に愉快にアレンジした英語絵本『The Three Little Fish And The Big Bad Shark』をご紹介したいと思います。

ここでは『The Three Little Fish And The Big Bad Shark』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

昔々、ママフィッシュと3匹の子魚、ジム、ティム、キムが暮らしていました。ある日、ママは言います。「さあ、それぞれ自分のお家を作る時間ですよ」。
こうして3匹は広い海へと旅立ちます。

長男のジムは、タツノオトシゴにわけてもらった「海藻」で家を建てました。でも、そこへ大きな悪いサメが現れて、あっという間にむしゃむしゃと食べられてしまいます。

なんとか逃げ出したジムは、弟のティムの元へ。ティムは「砂」でお家を建てていましたが、このお家もサメのがぶりという一口で、ガラガラと崩れてしまいました。

ほうほうの体で逃げ出した2匹がたどり着いたのは、賢い妹のキムのところ。キムはなんと、古くて大きな「沈没船」を自分のお家にしていたのです。さて、この頑丈そうなお家は、サメからみんなを守ることができるのでしょうか…?

The Three Little Fish and the Big Bad Shark

英語学習のポイント

この絵本には、声に出して読みたくなるような面白い英語表現がたくさん出てきます。その中でも、特に印象的で、英語の文化も学べるフレーズを2つピックアップしてみました。

Not by the skin of my finny fin fin!

これは、サメに「お家に入れておくれ」と言われた子魚たちが返す、決め台詞のようなフレーズです。これをものすごくざっくりいうと、「ぜーったいに、入れてやらないぞ!」という意味になります。

実はこれ、元になった「3びきのこぶた」に出てくる有名なセリフ “Not by the hair of my chinny chin chin!”(僕のあごの毛にかけても、絶対に入れない!)という表現をもじったものなんです。子ぶたの「あごの毛(chin)」を、お魚の「ヒレ(fin)」に変えているんですね。

こういう言葉遊びは、子供たちの心をぐっと掴みます。意味は「とんでもない!」「絶対に嫌だ!」という強い拒絶を示すので、親子で冗談っぽく言い合ってみるのも楽しいかもしれませんね。

例文:
A: “Can you do my homework for me?”(僕の宿題やってくれない?)
B: “Not by the skin of my finny fin fin!”(とんでもない!絶対にやだよ!)
ママに「もうお菓子は終わりよ」と言われた子が、”Not by the skin of my finny fin fin!” と言って逃げていく…なんて光景が目に浮かぶようです。

We fish stick together!

これは、お家を壊されたジムに対して、弟のティムが言うセリフです。ここで使われている “stick together” は、「団結する」「協力する」「離れずに一緒にいる」という意味の、とてもよく使われる熟語です。

これをものすごくざっくりいうと、「僕たち魚は仲間だろ!一緒にがんばろうぜ!」という励ましの言葉です。

さらに面白いのが、”fish stick” と続けると、あの白身魚のフライである「フィッシュスティック」に聞こえるという、ちょっとしたダジャレになっているところです。こういうユーモアが、英語学習をぐっと楽しくしてくれます。

例文:
大変なプロジェクトを前にして、”It’s a tough situation, but we have to stick together.”(大変な状況だけど、僕たちは団結しないとね。)
家族に対して、”No matter what happens, our family will always stick together.”(何が起きても、私たちの家族はいつも一緒だよ。)

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Once upon a time,
昔々、

There lived a mama fish and her three little fish,
ママ魚と彼女の3匹の小さな魚が住んでいた、

Jim, Tim, and Kim.
ジム、ティム、キム。

“It is now time,” said the mama .
「さぁ時間だ」とママは言った。

“For each of you to make a home in the deep blue sea.”
「あなた一人一人が深い青い海の中に家を建てるため」

so off they went.
それで彼らは行った。

 

The first little fish, named Jim, swam away and met a seahorse playing in some seaweed.
ジムと名付けられた最初の小さな魚は泳いで、海藻で遊んでいるタツノオトシゴに出会った。

“Can I have some of the seaweed
「海藻をいくつかもらえますか?

so I can build a house?”
そうすれば私はお家を建てることができます」

“Take as much as you can carry.” said the seahorse.
「持ち運べる分だけ持ちなさい」タツノオトシゴは言った。

Jim gathered the seaweed and made a weedy little house.
ジムは海草を集め、ひょろひょろした小さい家を作った。

 

Jim had just finished building his seaweed house when he heard the big bad shark knocking at the door.
ジムがちょうど海草ハウスを建設し終わった時、大きい悪いサメがドアをノックしているのが聞こえてきました。

“Little fish, little fish, let me come in.”
「小さな魚、小さな魚、私を入れてください。」

The little fish trembled and replied.
小さな魚は震えて答えた。

“Not by the skin of my finny fin fin!
「わたしのヒレは騙されませんよ!」

“Then I’ll munch and I’ll crunch and I’ll smash your house in.” roared the shark.
「そうしたら私は狂ってしまうだろうし、私はかみ砕いて、あなたの家を壊すだろう。」サメはどなった。

 

So the big bad shark munched and he crunched and he ate up every bit of the seaweed house.
そうして、大きな悪いサメは狂ったように海草の家を少しずつかみ砕いた。

And Jim swam away just in time.
ジムはちょうどその時泳いで逃げた。

 

Soon Jim found his brother, Tim said,
まもなくジムは彼の兄弟を見つけた。ティムは言った

“Don’t worry, Jim. We fish stick together!
「心配しないで、ジム。私たちは一緒に団結します!

you can help me build a sandy little house.”
あなたは、私が砂の小さい家を建設するのを手伝うことができます。」

Jim and Tim had just started to relax in the sandy little house when the big bad shark came knocking at the door.
ジムとティムがちょうど落ち着いて小さな砂の家を建てていた時、大きな悪いサメがやってきてドアをノックした。

“Little fish, little fish, let me come in.”
「小さな魚、小さな魚、私を入れてください」

 

To which the brave little fish replied,
勇敢な小さな魚が答えたのは、

“Not by the skin of my Finny fin fin!”
「わたしのヒレは騙されませんよ!」

“Then I’ll munch and I’ll crunch and I’ll smash your house in.” roared the shark.
「そうしたら私は狂ってしまうだろうし、私はかみ砕いて、あなたの家を壊すだろう。」サメはどなった。

 

So the big bad shark munched and he crunched until he got a sandy mouthful and the house crumbled.
そして大きな悪いサメは狂ったように一口で砂の家を砕いてかみました。

Jim and Tim swam and swam…
ジムとティムは泳いで泳いで・・・

 

until they reached their sister, Kim.
彼らが姉のキムのところに到着するまで。

Kim was setting up her house in an old wooden ship.
キムは古い木製の船に自分の家を建てていた。

“The big bad shark destroyed our houses.”
「大きな悪いサメは私たちの家を破壊した。」

“Don’t worry, you can live with me,” said Kim.
「心配しないで、私と一緒に暮らすことができます。」とキムは言った。

And they did.
そして彼らはそうした。

 

The three little fish had just finished lunch when they heard the big bad shark knocking at their door.
3匹の小さな魚がちょうどランチを終えた時、彼らは大きな悪いサメがドアをノックするのを聴いた。

“Little fish little fish let me come in.”
「小さな魚、小さな魚、私を入れておくれ」

To which the smart fish replied,
賢い小さな魚が答えたのは、

“Not by the skin of my finny fin fin!”
「わたしのヒレは騙されませんよ!」

“Then I’ll munch and I’ll crunch and I’ll smash your house in.” roared the shark.
「それなら、私はむしゃむしゃがりがり噛んで家を壊す」とどなった。

 

The big bad shark munched and he crunched
大きい悪いサメは音をたてて食べました、そして、彼は噛みました
but he could not smash the house in..
しかし、彼は家の中まで壊すことができませんでした..

and all his teeth fell out.
そして、彼のすべての歯は抜けました。

 

The three little fish were safe at last.
3匹の小さな魚はやっと安全でした。

最後に:ユーモアと知恵があれば大丈夫

というわけで、今回は『The Three Little Fish And The Big Bad Shark』をご紹介しました。

この絵本が教えてくれるのは、ただ「丈夫な家を作ろう」ということだけではないように、僕は感じています。一番賢かったキムが選んだのは、自分でゼロから作ったものではなく、「すでにある沈没船」でした。この視点の転換が、すごく面白いなと思うんです。

困難にぶつかった時、真正面から立ち向かうだけが答えじゃない。周りを見渡して、使えるものはないか、別の方法はないかと考えてみる。そんな柔軟な知恵の大切さを、この物語は教えてくれているのかもしれませんね。そして、作中に出てくるたくさんの言葉遊びが、どんな時もユーモアを忘れないことの素敵さを伝えてくれます。

お子さんと一緒に、ぜひ声に出して、この愉快な海の中の冒険を楽しんでみてください。

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