英語絵本『The Doorbell Rang』でクッキーと算数を楽しく学ぼう!分け合う喜びを描いた名作

英語絵本『The Doorbell Rang』でクッキーと算数を楽しく学ぼう!分け合う喜びを描いた名作

こんにちは!

「やったー!クッキーだ!」と思ったら、兄弟や友達と分けなきゃいけなくて、「あれ、僕の分、これだけ…?」なんて、ちょっぴりしょんぼりした経験、ありませんか?分けることは大切だと頭では分かっていても、目の前のおやつが減っていくのは、子どもにとっては一大事ですよね。

今日は、そんな「分かち合う」というテーマを、とっても可愛らしく、そして楽しく描いた英語絵本『The doorbell rang』をご紹介します。

ここではThe doorbell rangの簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

お母さんが焼いてくれた、おばあちゃんのクッキーみたいにとっても美味しそうなクッキー。最初は二人で仲良く分け合うはずでした。一人6枚ずつ!ところが、ピンポーン!とドアベルが鳴って、お隣さんがやってきます。

さあ、クッキーを分けなくちゃ。一人分はいくつになるかな?

そう思っていると、またピンポーン!次から次へとお友達がやってきて、一人分のクッキーはどんどん少なくなっていきます。みんなの分、足りるのかな?子どもたちのドキドキが伝わってくるようですが、このお話の最後には、心が温かくなる素敵なサプライズが待っているんです。

The Doorbell Rang

英語学習のポイント

この絵本には、シンプルで覚えやすい英語表現がたくさん出てきます。今回はその中から2つピックアップしてご紹介しますね。

1. “We’re starving.”

これは「お腹ペコペコだよ!」という意味です。「starve」は「飢える」という少し強い言葉ですが、日常会話では「すごくお腹が空いた!」というニュアンスで気軽に使われます。例えば、学校から帰ってきたお子さんが “I’m starving! Is dinner ready?” と言ったら、「お腹ペコペコ!晩ごはんまだ?」という感じです。ちょっと大げさな感じが可愛らしいですよね。

2. “as good as…”

「〜と同じくらいいい」と、二つのものを比べる時に使える便利な表現です。絵本の中では “They look as good as Grandma’s” (おばあちゃんのクッキーと同じくらい美味しそう) のように使われていますね。他にも “This park is as big as that one.” (この公園はあの公園と同じくらい広いね) のように、色々な場面で応用できますよ。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

“I’ve made some cookies for tea,” said Ma.
「私はお茶用のクッキーをいくつか作りました」とママは言いました。

“Good,” said Victoria and Sam. “We’re starving.”
「いいね」とビクトリアとサムは言った。 「飢えている」

“Share them between yourselves.” said Ma.
「あなたたちで共有してください。」 ママは言った。

“I made plenty.”
「たっぷり作りました」

 

“That’s six each,” said Sam and Victoria.
「それはそれぞれ6つだ」とサムとビクトリアは言った。

“They look as good as Grandma’s,” sad Victoria.
「おばあちゃんのもののようによく見える」と悲しいビクトリア。

“They smell as good as Grandma’s,” said Sam.
「おばあちゃんと同じくらいいいにおいがする」とサムは言った。

“No one makes cookies like grandma,” said Ma as the doorbell rang.
「だれもおばあちゃんのようにクッキーを作る人はいない」とドアベルが鳴ったときママは言った。

 

It was Tom and Hannah from next door.
それは隣のトムとハンナ。

“Come in,” said Ma.
「お入りください」とママは言った。

“You can share the cookies.”
「あなたはクッキーを共有することができます。」

 

“That’s two each,” said Victorian and Sam.
「それはそれぞれ2つだ」とビクトリアとサムは言った。

“They look as good as your Grandma’s,” said Peter.
「それらはあなたのおばあちゃんのようによく見えます」とピーターは言いました。

“And smell as good.”
「いい匂いがする」

“Nobody makes cookies like Grandma,” said Ma as the doorbell rang.
「だれもおばあちゃんのようにクッキーを作ってはいない」とドアベルが鳴ったときママは言った。

 

It was Joy and Simon with their four cousins.
それは、4人のいとこのジョイとサイモンでした。

“Come in,” said Ma.
「お入りください」とママは言った。

“You can share the cookies.”
「あなたはクッキーを共有することができます。」

 

“That’s one each.” said Sam and Victoria.
「それはそれぞれ1つです。」 サムとビクトリアは言った。

“They smell as good as your Grandma’s,” said Joy.
「おばあちゃんと同じくらいいいにおいがする」とジョイは言った。

“And look as good.” said Simon.
「そして見栄えもいい」 とサイモンは言った。

“No one makes cookies like Grandma.” said Ma as the doorbell rang.
「おばあちゃんのようにクッキーを作る人はいません。」 ドアベルが鳴ると、馬は言った。

 

and rang.
そしてベルが鳴った。

 

“Oh dear,” said Ma as the children stared at the cookies on their plates.
「まぁなんと」と子供たちが皿の上のクッキーを見つめたときママは言った。

“Perhaps you’d better eat them before we open the door.”
「おそらく、ドアを開ける前に食べた方がいいでしょう。」

“We’ll wait,” said Sam.
「待ってます」サムは言った。

 

It was Grandma with an enormous tray of cookies.
クッキーがたくさん入ったおばあちゃんでした。

“How nice to have so many friends to share them with,” said Grandma.
おばあちゃんは、「たくさんの友達と一緒に共有できて、本当に嬉しい」と語った。

“It’s a good thing I made a lot!”
「私がたくさん作ったのは良いことです!

 

“And no one makes cookies like Grandma,” said Ma as the doorbell rang.
「そして、誰もおばあちゃんのようにクッキーを作ってはいない」とドアベルが鳴ったとママは言った。

最後に

というわけで、今回は『The doorbell rang』をご紹介しました。この絵本は、分かち合うことの素敵さだけでなく、割り算の基本的な考え方にも自然と触れることができる、とてもよくできた一冊です。

ピンポーン!と鳴るたびにハラハラドキドキ。親子で一緒にクッキーの数を数えながら、読み聞かせを楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、優しい気持ちになれるはずですよ。



 

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