お絵描きの時間に「空は青く塗らなきゃダメ?」「先生の顔を緑色で描いちゃった!」と、子どもの自由すぎる発想にハッとさせられたり、時には「もう少し普通に描いてほしいな…」と戸惑ったりすること、私たち親にはよくありますよね。
はみ出しても、現実と違っていても、それが子どものアートの面白さだと分かってはいるものの、つい口を出してしまいがちです。
今回ご紹介する絵本『The Art Teacher Is Weird』は、そんな「普通」の枠を軽々と飛び越える、奇想天外な美術の先生が登場するお話です。
ここでは、『The Art Teacher Is Weird』のあらすじのほか、英語学習のポイント、読み聞かせ動画などを掲載しています。
『The Art Teacher Is Weird』の基本情報
| タイトル | The Art Teacher Is Weird |
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| 著者 | – (詳細は書籍にてご確認ください) |
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| イラスト | – (詳細は書籍にてご確認ください) |
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| 出版社 | – (詳細は書籍にてご確認ください) |
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| 対象年齢 | 4歳〜8歳頃 |
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あらすじ
学校に新しくやってきた美術の先生は、子どもたちの間で「ビースト(野獣)」と呼ばれ、奇妙な噂の的になっていました。「触手があるらしい」「巨大で尖った歯をしている」「宇宙人かもしれない」と、子どもたちの想像はどんどんエスカレートしていきます。
そして迎えた初めての美術の授業。実際に現れた先生は、青い肌に角と尻尾を持ち、歯で絵を描き、足の指でハサミを使う、まさに噂通りの驚くべき姿でした。しかも、歩く代わりにダンスをし、話す代わりに歌を歌うという型破りぶりです。
最初は目を疑った主人公の男の子ですが、その自由すぎる先生の姿を見て大切なことに気がつきます。「アートの中では、自分らしくていいんだ」と。普通とは何か、そして表現する楽しさをユーモラスに教えてくれるストーリーです。
英語学習のポイント
1. 噂話や伝聞で使う「heard it from 〜」
「〜から聞いたんだけど」と、誰かから仕入れた情報を話すときの定番フレーズです。子ども同士の会話や、ママ友とのちょっとした情報交換でもよく使われます。
- heard it from 〜
- 〜からそれを聞いた
- They both heard it from Sam and Kim.(二人ともサムとキムからそれを聞いたらしいよ。)
- I heard it from my teacher.(先生から聞いたんだ。)
2. 完全に確信が持てないときの「totally sure」
「たぶんそうだと思うけど、絶対とは言い切れないな」という微妙なニュアンスを伝えるときに便利な表現です。否定形で使われることが多いです。
- totally sure
- 完全に確信している
- But she couldn’t be totally sure.(完全に確信は持てなかったみたい。)
- I’m not totally sure about the time.(時間については、はっきりと確信が持てないな。)
3. 見たものを信じられない「can’t believe my eyes」
想像を絶するものや、驚くべき光景を目の当たりにしたときの決まり文句です。あまりの衝撃に目を見開く様子が目に浮かぶフレーズです。
- can’t believe my eyes
- 自分の目が信じられない
- I just can’t believe my eyes.(自分の目が信じられないよ。)
- I couldn’t believe my eyes when I saw the cake.(そのケーキを見たとき、自分の目が信じられなかったわ。)
読み聞かせ動画
日本語訳(全文)
Have you seen our new art teacher?
新しい美術の先生を見た?
He’s strange to say the least.
控えめに言っても彼は奇妙だよ。
I haven’t met him personally but the other kids call 0:4848 秒him “Beast”.
僕は直接会ったことはないんだけど、他の子たちは彼のことを「ビースト(野獣)」って呼んでるんだ。
Travis said he has tentacles and Garrett 0:5555 秒said so too.
トラヴィスは彼に触手があるって言ってたし、ギャレットもそう言っていた。
They both heard it from Sam and Kim so I guess it must be true.
二人ともサムとキムからそれを聞いたらしいから、きっと本当なんだと思う。
Margaret said his teeth are huge.
マーガレットは彼の歯が巨大だと言っていた。
As sharp as she’s ever seen.
これまでに見たことがないほど尖っているって。
Angel said he has a yellow tongue
エンジェルは彼が黄色い舌を持っていて
Squirming about in between.
その間でうごめいていると言っていた。
Carly tried to sneak a peek
カーリーはこっそり覗き見しようとしたんだ
Through the window in the door.
ドアの窓からね。
She said she thought he might be blue
彼は青いかもしれないと思ったそうだけど
But she couldn’t be totally sure.
完全に確信は持てなかったみたい。
Terry told me he has big horns
テリーは彼に大きな角があるって教えてくれた
They grow right out of his head.
頭から直接生えているんだって。
Jackson said he has a tail
ジャクソンは彼に尻尾があると言っていた
Striped with gold and red.
金と赤の縞模様のやつ。
Betty swore he was an alien
ベティは彼が宇宙人だと誓って言っていた
Who came from beyond the stars.
星の彼方からやってきたんだって。
As proof she shared this photo
証拠として彼女はこの写真をシェアしてくれた
Of him jumping around on Mars.
彼が火星で飛び跳ねている写真をね。
It’s possible he’s
彼はもしかしたら
A monster and a very odd one no lie.
モンスターかもしれない、嘘偽りなく本当に奇妙なやつさ。
To pretend he’s one of us
私たちの仲間の一人であるフリをするために
He always rocks a tie.
彼はいつもネクタイをバシッと決めている。
I finally got to meet him
ついに彼に会うことができたんだ
On my very first day of Art.
最初の美術の授業の日にね。
I have to say it’s a lot of things
言わざるを得ない、本当にたくさんのことが
That set this guy apart.
この人を特別な存在にしているんだって。
He’s got two big horns and a tail
彼には二本の大きな角と尻尾があって
And his skins as blue as the sky.
肌は空のように青いんだ。
Can he really be our teacher?
本当に彼が僕たちの先生なのかな?
I just can’t believe my eyes.
自分の目が信じられないよ。
He draws with his teeth
彼は歯で絵を描くし
And he cuts with his toes.
足の指でハサミを動かして切るんだ。
He sculpts with his tail
彼は尻尾で彫刻を作るし
And he keeps paint up his nose.
鼻の中に絵の具を入れている。
He could walk around the room
教室を歩き回ることもできるのに
But he chooses to dance instead.
彼は代わりにダンスすることを選ぶんだ。
And once he spent an entire week
それに、一週間まるまる費やしたこともあった
Singing everything he said.
自分の話すことすべてを歌って過ごしたんだ。
If you’re paying close attention
もしよく注意して見ているなら
To his face each time he speaks
彼が話すたびにその顔をね
You’ll see his eyes get wider
彼の目が大きく見開かれていくのがわかるよ
And different colors in his cheeks.
そして頬の色が変化していくのもね。
I used to think Mrs Diddle
以前はディドル先生が
Was the weirdest teacher in town.
この街で一番変な先生だと思っていた。
And really she probably was
そして実際、おそらく彼女がそうだったんだろう
Until this one came around.
この先生がやってくるまではね。
He truly is as strange
彼は本当に奇妙だよ
As all the other kids say.
他の子供たちが言っている通りにね。
But still he comes to school
それでも彼は学校にやってくる
Beach and every day.
毎日欠かさずにね。
He’s not what you’d call normal
彼は普通と呼ばれるような人じゃない
But really who’s to say?
だけど本当に、何が普通かなんて誰が決められる?
In art you get to be yourself
美術の中では自分らしくいられるんだ
And I think that’s okay.
そして、それでいいんだと僕は思うよ。
まとめ
いかがでしたか?「何が普通かなんて誰が決められる?」というこの絵本のメッセージは、子どもたちだけでなく、私たち大人の凝り固まった常識も優しくほぐしてくれそうですよね。
家で絵の具を散らかされたり、奇抜な色の組み合わせを見せられたりすると、「もうちょっと綺麗に描いてよ…」と言いたくなる日もありますが、そんな時はぜひ、この「ビースト先生」のハチャメチャな授業を思い出してみてください。「まあ、アートなんだから好きにすればいいか!」と、親の私たちも一緒に笑って楽しめる心の余裕をもらえるはずですよ。