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スピードリーディング 子供と英語の速読を始める

投稿日:2012年9月30日 更新日:

子供が通っている七田の英語教室で英語速読スピードリーディングの教材を頂きました。テキストにはCDが付いていて、音声でそれぞれ標準、4倍速、3倍速、2倍速と再生されます。

 

スピードリーディング

 

こちらの日本語版は以前からすでに取り組んでいて、
内容を見ると日本語の速読本同じ内容の英語版のようです。

子供にとっては内容がわかるのですこしは楽かもしれません。

英語の速読

スピードリーディングの練習方法は、1日一回、音声に合わせてテキストを指でなぞりながら目で追いかけていきます。

最初の頃、慣れるまでは親が一緒に鉛筆などでガイドしてあげると良いと思います。

 

リーディングテキスト

 

以前から日本語の速読をやっているとはいえ、まだ小学1年生なのであまり英文の長文は退屈です。

音声の再生順はすこし変更しています。

3倍速⇒2倍速⇒標準

最初から4回も続けると、飽きそうなので再生は3回。

早い再生から徐々にゆっくりにすることで、だんだん目で追うことに慣れるようにしました。

速読について

速読は従来の何倍もの速さでで文字を読む方法です。
斜め読みや飛ばし読みなど違い、英単語を把握しながら、文章に目を通します。

何度も続けることで、視野を拡大させ、視点移動も素早くできるようになり、一度に多くの情報を目に入れることができるようになるといいます。

速読をしている人と普通の読書をしている人の脳波を計測したところ、速読は普通の読書に比べてより右脳が活発に働いているそうです。

理解力は二の次

英語の速読を始めるにあたり、初めのうちは子供には英語の理解力を求めていません。速読を繰り返し行なっていると、何度も似たような表現や単語、熟語に出会うはずです。

後に、それぞれの単語や熟語を学んだ時に、「以前出てきたな」といった先行記憶に入っていればそれだけでOKです。

そういった記憶は先行記憶にリンクすると忘れにくいものになります。

 

 

オールアバウトのインタビューで言語学者の吉田先生がこのようなことを言われています。

まずは、文法や、語彙が全部分からなくても、読むことが大切です。自分は、英語の文法が弱いからとか、語彙が十分でないからとか、という気持ちを克服して自信を持ってもらいたいと思いますね。

しかも、速読においては、もっと準備をしてからとか、もっと英語力を付けてから、と考える人が多いようですが、実は、まず始めることから、まずは学習をスタートすることをお勧めしたいと思います。

言語学者に聞く、英語速読のコツと極意!http://allabout.co.jp/gm/gc/59884/

 

おとなになると、学校英語で習った文法訳が頭を支配してしまい、
こういう取り組みをやってもなかなか早く読むことができないようです。
文法も何もないまっさらな子供時代であれば、自然と英文を受け入れやすいのでしょうね。







-幼児英語

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私立の小学校ではすでに1年生から英語の授業は行われていますが、公立小学校でも5,6年生で英語を習うようになり、一部の地域では前倒しで低学年から授業をスタートさせる動きになってきています。
今後おそらく公立の小学校でも低学年より英語授業を始める流れになるでしょう。
さらに高校ではこの春より授業中の会話は全て英語で行うことが決まっているそうで、大学入試においては「TOEFL(トーフル)」を入試選考に取り入れる動きがあるようです。
他の国に比べ日本に暮らしていると英語は身近ではありませんから、
こうなってくると、幼いうちから子供のそばにいる親の役目は重要になってきますね。
今後生まれてくる子供は日本語とともに英語を身につけておかないと将来大変そうです。

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