子どもの英語

子供の英語学習に役立つ無料動画やアプリ、おすすめ教材などのご紹介。英語絵本の読み聞かせ動画を紹介しながら日本語の翻訳文なども掲載。

幼児英語

子供が七田の英語コースに通っていた時の取り組み

投稿日:

七田と言えば右脳教育でフラッシュカードを使った取り組みで有名ですが、
あんな詰め込み式を幼いうちからやっていて大丈夫なの?と思ってしまう方も多いと思います。

ですが、フラッシュカードは覚えるためではないんです。

フラッシュカード

高速フラッシュには「脳のスイッチを入れる」といった意味合いがあるようです。よく、右脳で見るといった言い方をしていました。

息子が3歳になったころから七田の英語コースに通わせ始め、幼いうちはずっと後ろについて一緒に授業を受けていました。一緒に見ているものですから、同じようにスイッチが入ってしまいます。

実際、めくるスピードはとても早いです。 

絵→単語→絵のように0.3秒とか1秒で3,4枚めくられていきます。
当然、普通には見ていられません。ただ、流れるまま眺めているだけです。

大切なのは高速フラッシュを行なったあとにあります。

フラッシュされた語句を使い、アクティビティや絵本やロールプレイを行うわけです。ここで先ほどの英単語が何度も出てきます。日本語が記憶の間に入っていませんから、英単語が出てきたらそのままイメージされるようになります。

40分ほどの授業では、その他にも家庭での取り組みの発表もあります。

暗唱

4ページ絵本という1ページに絵と1センテンスの簡単な絵本の暗唱を毎週課題として発表していきます。これにはCDも付いていますので、家で毎日聞き流しながら覚えていきます。

発表に慣れてくると、4ページ絵本は3ヶ月もあれば全部暗唱できるようになってしまいます。そうなると今度はちょっと文章の多い絵本へと挑戦です。

新しい課題に使えそうな絵本を探すわけですが、子供向けの絵本の上手な選び方は、単品ではなくセットのものを選ぶのがオススメです。

セットになっているものは、基本語句の繰り返しのようなお話から始まって、徐々に頻出語句の組み込まれた物語が続いていきます。
子供が興味を持ちそうなお話しを次々と進めていくと段々レベルが上がっていくような仕組みです。

セット絵本で有名なのは、オックスフォードリーディングツリー。
過去記事でも触れています。→Oxford Reading Treeについて

CDも付いていて子供のための学習プログラムとして安心して取り組めます。

その他、七田でもCD付きのセット絵本も出ています。
七田(しちだ)式 英語教材 SPEAK UP STORIES スピークアップ ストーリーズ(26冊組 CD付)

七田教材の特徴は音声が等倍→2倍→4倍と用意されていること。
4倍から2倍、等倍と聴くことで、英語がゆっくりと聞こえるようになります。

暗唱の取り組みでは、週に1回の発表に合わせてCDの掛け流し、寝る前の読み聞かせを行い、2日前くらいから声出しを行なっていきます。

何度か一緒に絵本を読んでいくと、子供だけがスラスラ読みだせるようになります。
そうなると、親としては聞き役に回ります。

楽しくやっていると、子供って

「言えるから黙ってて!」

ってなりますよね。

そのうち、1週間で覚えられなくなる時もあります。
そうなると、「おっ、レベルが上ったな」と思うようにしています。

そんな感じで1年も続けていると、いつの間にか少々長い物語も進んで読めるようになっていました。

七田の授業は週に1度わずか40分ほどです。

教室に毎週通っているからというよりは、それ以外の家での関わりが子供の英語力を育てるカギになるのかなと思います。

発表

七田では年に一度発表会が行われます。

壇上に上がって取り組みの様子を発表するのです。

英語の場合、子供が幼いと先生の用意したアクティビティをステージの上でみんなでやったり、一人づつ簡単な英語絵本を暗唱する発表です。

これも子供にとってよい経験でした。

3,4歳のうちから壇上に一人マイクの前に立って英語で話す機会なんてそうないですから。

幼いうちからこんな経験をしていると、それが当たり前のように思うのでしょう。毎年、物怖じせず発表できています。

小さいながら感心します。

現在

この春から七田の英語コースはやめてしまいました。
発表会に出られないのは残念ですが、家庭での取り組みは以前のように行なっています。

今は学校の英語授業と、新しい教室の2本立てで英語を学習しています。
今、すごく思うのは英語絵本の読み進めをやっていてよかったことです。
発音がしっかりしていると声をかけられることも多くなりました。

当面の目標はできるだけ満点で英検4級に合格すること。

文法なども徐々に必要になってきます。理解度を上げるにはレベルに合った英文を沢山耳にすることかなと思っています。







-幼児英語

  オススメ

関連記事

no image

幼児期の英語への取り組み

我が家では子供が年少の頃、七田のリトルバイリンガルに通わせていました。
幼いうちから英語にふれさせたいと言う思いはあったものの
親として効率的な取り組み方がよく分からなかったからです。

リスニング

英語の聞き流し効果を最大限に高めるために

英語の聞き流しを行える音声素材は、有料の教材に限らずインターネットやテレビ・ラジオなどでも気軽に手に入れることができます。以前に比べて無料の英語コンテンツは溢れているように思います。 もちろん、人それ …

no image

胎教で英語好きの赤ちゃんに

日本人の英語学習が多く変わろうとしています。
私立の小学校ではすでに1年生から英語の授業は行われていますが、公立小学校でも5,6年生で英語を習うようになり、一部の地域では前倒しで低学年から授業をスタートさせる動きになってきています。
今後おそらく公立の小学校でも低学年より英語授業を始める流れになるでしょう。
さらに高校ではこの春より授業中の会話は全て英語で行うことが決まっているそうで、大学入試においては「TOEFL(トーフル)」を入試選考に取り入れる動きがあるようです。
他の国に比べ日本に暮らしていると英語は身近ではありませんから、
こうなってくると、幼いうちから子供のそばにいる親の役目は重要になってきますね。
今後生まれてくる子供は日本語とともに英語を身につけておかないと将来大変そうです。

no image

幼児英語に必須な最初のステップ

私たちは生まれた直後から、もっと言えばまだ母親のお腹の中にいる時から 周囲で話す言葉を聞いて来ました。

no image

幼児教育のメリット

七田教育で有名な 七田 眞先生の著書「七田家の子育て45のルール」では以下のように
述べています。