子供が2歳の頃から、英語のフラッシュカードの取り組みを行なっています。
教室では、親は後ろで子供の取り組んでいる様子をずっと眺めているので、
同じように学んでいる状態でした。
先日、フラッシュカードを取り入れた園へ就職を考えている先生に、フラッシュカードについて質問を受けました。
心配されていたのは、
詰め込み教育なのでは?
というものでした。
たしかに、傍目から見ていると凄い速さで何枚のも英単語をイラストいっしょにめくって見せてる姿は、詰め込みと誤解されそうです。
でも、フラッシュカードの目的は、記憶ではないんです。
フラッシュカードの目的
フラッシュカードのめくる速さは0.5秒とか0.3秒くらいと素早いのですが、
そのスピードが脳を刺激するようです。
そのくらい早いと、当然、左脳では処理が追いつきません。
幼児期の子供は右脳優位と言われていますので、右脳をフルに活性化させることが目的です。
子供は3~4歳くらいから、右脳優位が左脳的になっていくと言われているようです。
その頃にむけて、右脳を鍛えるといったイメージで私は続けさせていました。
[icon image=”arrow3-gr”]フラッシュカードに向く子
小さいうちから始めるのはいいのですが、あまり幼いと子供によっては、
フラッシュして見ている時間は苦痛に感じることもあると思います。
うちの子もそうでした。
そのために親は後ろに控えてて、子供がもじもじしだすと、さっと手を当ててあげたり、声をかけてあげたりと、あの手この手で、カードに集中できるようにサポートしてあげます。
DVDのフラッシュでもそうですが、「みなくてもいいよ」が多くなってしまうと、もう見たくないってなっちゃいます。
その辺のさじ加減が親のウデの見せ所かなと感じます。
フラッシュカードの良い点は、見たものをそのまま英語で表現しているので
いちいち日本語に訳さないで印象にのこることです。
例えば、
□ ⇒ しかく ⇒ Square
よりも
□ ⇒ Square
こちらの方が、シンプルですよね。
[icon image=”arrow3-gr”]記憶はあとから
フラッシュカードの取り組みで、覚えることはあまり求めていません。
何度も何度も繰り返していれば自然に覚えてしまうのですが、
子供には
「すごいね~」
って褒めてあげるくらいです。
幼児期の間、英単語は3~4000語くらい目を通していると思います。
そのうち、どのくらい覚えているのか分かりません。
ただ、一度目を通すだけでも英単語に触れておくと、その後英文など習い始めた時、
見覚えのある単語だな、と思ってくれれば、それが成果だと思います。
実際、子供も英語を始めて5年目になりますが、英語の取り組み姿勢は非常によいです。
単語ではつまづくことがあまりありません。
今のところ家では、
無理をしない、苦痛に感じさせない、目標を持つ。
こんな感じで英語に取り組んでいます。