ピッグ・ザ・モンスター(ピッグ・ザ・パグ)

ハロウィンで大暴れ!英語絵本「Pig the Monster」

いたずら好きで食いしん坊なパグ犬のピッグが、ハロウィーンで大暴れ!でも、最後はちょっぴり心温まる結末が待っています。「Pig the monster」で、ユーモアたっぷりの英語表現とハロウィンの楽しい雰囲気を味わってみませんか?

ここでは「Pig the monster」の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

お話のあらすじ

ハロウィーンの夜、食いしん坊のパグ犬ピッグは、お菓子をもらうためならどんなイタズラも辞さないモンスターに変身! 町中を駆け回り、お菓子を独り占めしようとしますが…。果たして、ピッグは無事にハロウィンを楽しめるのでしょうか?ちょっぴり怖くて、とっても楽しいハロウィーンストーリーです。

英語学習のポイント

物語の中で使われている、日常会話で役立つ英語表現を2つピックアップして解説します。

  1. get carried away: 我を忘れる、夢中になる

    • 例文1: I got carried away with shopping and spent all my money.(買い物に夢中になって、お金を全部使ってしまった。)

    • 例文2: Don’t get carried away with the video games.(テレビゲームに夢中になりすぎないで。)

    この絵本では、”on Halloween night he’d get carried away”(ハロウィンの夜になると我を忘れてしまうんだ…)と使われています。ハロウィンの興奮で、ピッグが普段以上にやんちゃになってしまう様子が目に浮かびますね。

  2. miffed: ムッとする、腹を立てる(少し怒っている状態)

    • 例文1: She was miffed that he didn’t call her back. (彼女は彼から電話がかかってこなかったのでムッとしていた。)

    • 例文2: I was a little miffed when they didn’t invite me to the party. (彼らが私をパーティーに招待しなかったので、少しムッとした。)

    絵本の中では、”Pig would be miffed”(ピッグはムッとするんだ)と表現されています。お菓子をもらえず、ピッグが少し怒っている様子が伝わってきます。 “angry” よりも軽い怒りを表す単語です。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Pig was a pug and I’m sorry to say, on Halloween night he’d get carried away…
パグ犬のピッグは、申し訳ないけど、ハロウィンの夜になると我を忘れてしまうんだ…

 

Hungrily drooling, he’d lurch through the streets.
お腹を空かせてよだれを垂らしながら、通りをよろよろと歩く。

A monstrous rampage for Treats!

Treats! Treats! Treats!
お菓子!お菓子!お菓子!の大暴走!

 

“Treats!” he would bellow –
「お菓子!」と彼は叫ぶ ―

It’s Frankenstein’s pup!
フランケンシュタインの子犬!

 

He’d grab a whole basket and scoop it all up.
カゴごとひったくって全部かっさらう。

“Treats!” he would drool –
「お菓子!」とよだれを垂らす ―

A Zombified Bumpkin!
ゾンビ化したカボチャ野郎!

 

Take one handful
ひとつかみだけもらうんだ。

Please think of others.
他の人たちのことも考えて。

Everyone deserved treats!
みんなお菓子をもらう資格があるんだから!

And if you resisted, he’d upturn your pumpkin.
もし抵抗したら、カボチャをひっくり返すぞ。

 

Yes, if you were stingy,
もしケチだったら、

well,Pig well, Pig would be
miffed.
そう、ピッグは、ピッグはムッとするんだ。

And then he’d be vengeful and
vengeance was swift…
そして復讐する。その復讐は迅速だった…

He,d egged your front door –
玄関のドアに卵をぶつける ―

An egg-hurling dragon!
卵を投げつけるドラゴン!

 

Then set about fixing your little red wagon.
それから君の小さな赤いワゴンを修理し始める。

 

If Pig felt shortchanged and his hopes had been dented,
もしピッグが出し抜かれたと感じ、希望がくじかれたら、

it filled him with feelings that had to be vented…
それは彼の中に発散させなければならない感情でいっぱいになる…

 

Terrible tricks will be briskly invented.
恐ろしいいたずらが次々と考え出される。

Shenanigans like this could not be prevented.)
こんな悪ふざけは防ぎようがないんだ。)

 

He ruined the evenings of those he
tormented.
彼は苦しめた人々の夜を台無しにした。

The scale of his Payback was unprecedented.
彼の仕返しの規模は前代未聞だった。

 

He got satisfaction!
彼は満足した!

He never relented!
決して諦めなかった!

“Your treats will be mine!” he cried,
「お前らのお菓子は俺のものだ!」と彼は叫んだ。

wholly demented.
完全に気が狂って。

 

Wild in his triumph –
勝利に酔いしれて ―

The mummy! unhinged!
ミイラ!錯乱状態!

He laid out his plunder and frantically binged.
彼は略奪品を広げ、狂ったように食べまくった。

 

Tearing through candy –
お菓子を引き裂いて ―

A glutinous goblin!
ねばねばゴブリン!

He just didn’t think about what he was gobblin’…
彼は自分が何を食べているのか考えもしなかった…

 

“Dogs can’t eat chocolate!” cried someone
quite clever…
「犬はチョコレートを食べちゃダメ!」賢い誰かが叫んだ…

 

“Dogs choke on chocolate!”
「犬はチョコレートで窒息する!」

He’s no fool, that Trevor.
トレバーは馬鹿じゃない。

 

Pig Spluttered foully, “Aw, wiener, don’t nag…”
ピッグは汚く「あー、うるさいな、小言はやめてくれ…」と吐き捨てた。

 

Then breathed in that chocolate and
started to Gag!
それからチョコレートを吸い込んで、オエっとなった!

 

“Quick-thinking Trevor, that wonderful hound, he snatched up Pig’s ankles and swung him around.
機転の利く素晴らしい猟犬トレバーは、ピッグの足首をつかんで振り回した。

With a whoosh and a whirl, he windmilled that lug.
ヒューッという音と渦を巻いて、彼はその耳を風車のように回した。

A fast-spinning dachshund!
高速回転するダックスフント!

A chocolate- filled pug!
チョコレートでいっぱいのパグ!

 

And soon enough, all that sugary glop was loosened up nicely – a warm chocolate soup.
すぐに、甘いベタベタした塊はすっかりほぐれて、温かいチョコレートスープになった。

“Watch out!” cried Trev, but the crowd was dumbstruck as gallons of Halloween goo came…
「気をつけろ!」とトレバーは叫んだが、群衆はハロウィンのお菓子が何ガロンも…

Unstuck!
剥がれていくのを見て唖然としていた!

These days it’s different,
最近は違うんだ、

I’m happy to say.
喜んでそう言えるよ。

Pig’s Halloween harvest?
ピッグのハロウィンの収穫?

A modest buffet.
ささやかなビュッフェさ。

He respects people’s homes and he shares out his booty.
彼は人々の家を尊重し、戦利品を分け合う。

His generous spirit?
彼の寛大な精神?

A real thing of beauty.
本当に美しいものだ。

 

He really is nicer.
彼は本当に優しくなった。

And much kinder too.
そしてずっと親切になった。

An old dog learned new tricks?
老犬が新しい芸を覚えた?

Well, who’d have thought…
まあ、誰が思っただろう…

BOO!
ブー!

 



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