英語絵本の読み聞かせ動画シリーズ、今回はCaldecott Awardコールデコット賞を受賞した『Madeline』という絵本のリスニング動画をご紹介します。
日本語でも『げんきなマドレーヌ』というタイトルで出版されています。
パリの寄宿舎学校に暮らす12人の少女たちは、
食事をするときも寝る時も、出かける時もみんな2列でお散歩です。
そんな中でも一番おちびで元気なマドレーヌはある夜中、ワーワー泣きだしました。異変に気づいた先生が駆けつけると、虫垂炎(盲腸)です。その後、盲腸の手術を受けて入院しているマドレーヌをみんなでお見舞いするのですが・・
病室に入ると、そこにはおもちゃやキャンディー、ドールハウス。レバーで上下するベットまで。。
一つ一つのイラストがとってもアートタッチに描かれていて、文章のライミングもここちよい絵本です。
部分的ですが、わかりにくい箇所を子どもと訳してみました。一度チェックしておくとイラストと合わせて意味が理解しやすくなると思います。
in an old house in Paris that’s covered with vines
つるでおおわれているパリの古い家で
In two straight lines they broke their bread.
2列に並んで、みんなパンをちぎりました。
they left the house at half past nine in two straight lines.
みんなは9時半に二列で家を出ました
nobody knew so well how to fright miss Clavel
誰もミスクラベルを怖がらせる方法をよく知りません
said something is not right
何か様子が変と言いました。
he rushed out to the phone.
彼は急いで電話にかけよった。
“it’s an appendix!”
「虫垂(盲腸)です!」
on her bed there was a crank
回転棒の付いたベットの上で
crack on the ceiling have the habit of sometimes looking like a rabbit
天井のひびは時々ウサギのように見えました
“Isn’t this fine – day to visit Madeline”
「いいお天気だからマドレーヌをお見舞いしましょう」
tiptoeing with solemn face with some flowers and a vase
つま先歩きで 厳粛な顔付きで 花と花瓶を持って
but the biggest surprise
一番おどろいたのは
on her stomach was a scar!
彼女のおなかの傷跡でした!
and afraid of a disaster
災難を恐れた
tell me what is troubling you?”
何か心配事がおきましたか?
“boohoo, we want to have our appendix out too”
「えーんえーん。わたしたちも虫垂になりたい」