「英語絵本を読み聞かせしたいけど、どれがいいか分からない…」
そんなお悩みはありませんか?
今回は、可愛らしいペンギンが主人公の “Little Penguin’s New Friend” をご紹介!
初めて会うホッキョクグマにドキドキするリトルペンギン。
「怖い」という噂を聞いて心配になるけれど…?
ここでは “Little Penguin’s New Friend” の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
お話のあらすじ
リトルペンギンの住む南極に、ホッキョクグマが遊びに来ることになりました!
初めて会うホッキョクグマに、リトルペンギンは興味津々。
でも、周りのお友達は「ホッキョクグマは鋭い歯を持っていて、恐ろしい声で鳴くし、つまらないジョークを言うらしいよ!」と、リトルペンギンを怖がらせます。
「聞いたことを全部信じちゃだめだよ!」
そう思っていたリトルペンギンですが、実際に会ったホッキョクグマは、本当に噂通り…?
それとも…?
見どころ & おすすめポイント
- 絵が可愛い!: リトルペンギンの表情が豊かで、感情移入しやすい!
- 繰り返しの表現が多い: “I wonder what they are like.” (彼らはどんな感じなんだろう) など、覚えやすいフレーズが繰り返し出てくるので、英語の定着に繋がりやすい!
- 「噂」と「現実」の違い: 実際に体験してみないと分からないことってあるよね、という普遍的なテーマを、子どもにも分かりやすく伝えています。
- ジョークが面白い(?): ホッキョクグマのジョークは、確かにちょっと…(笑)。でも、その “bad joke” を通して、”Tooth hurty?” (歯が痛い?/2時30分?) のように、英語の言葉遊びを学べます!
- レベル別で選べる: “I Can Read!” シリーズのレベル1なので、初めて英語絵本に挑戦するお子さんにもぴったり!フォニックス(音と文字の関係性)を学び始めたお子さんの、音読練習にもおすすめです。
英語学習のポイント
- I did not see you there. (そこにいるのが見えませんでした。)”did not”: “do not” の短縮形で、「~しなかった」という過去の否定を表します。
例文:
“I did not eat breakfast this morning.” (今朝は朝ごはんを食べませんでした。)
“She did not go to school yesterday.” (彼女は昨日、学校に行きませんでした。)
- I wonder what they are like. (彼らはどんな感じなんだろう。)”I wonder”: 「~かなと思う」「不思議に思う」という意味で、何かについて考えたり、疑問に思ったりするときに使います。
例文:
“I wonder if it will rain tomorrow.” (明日は雨が降るのかな。)
“I wonder what he is doing now.” (彼は今、何をしているんだろう。)
(おまけ) “Tooth hurty?” (歯が痛い?/2時30分?)
これは、”two thirty”(2時30分)と “tooth hurty”(歯が痛い)の発音が似ていることを利用したジョークです。
英語には、このような言葉遊びがたくさんあります。
言葉の響きや意味の違いに注目してみると、英語学習がもっと楽しくなりそうですね。
“Little Penguin’s New Friend” は、可愛いイラストと分かりやすい英語で、初めての英語絵本にぴったり。
ぜひ、お子さんと一緒に、リトルペンギンのドキドキワクワクな冒険を楽しんでみてください!

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読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
Oh hi! Sorry!
ああ、こんにちは!ごめんなさい!
I did not see you there.
そこにいるのが見えませんでした。
You see, we are all talking about the big news.
実は、みんなでビッグニュースについて話しているんです。
A Polar Bear’s coming to visit!
ホッキョクグマが遊びに来るんだ!
I know what you were thinking.
あなたが何を考えていたかわかります。
Polar Bear live at the North Pole.
ホッキョクグマは北極に住んでいます。
Penguins live at the South Pole.
ペンギンは南極に住んでいます。
So we have never met a Polar Bear.
だから、私たちはホッキョクグマに会ったことがないんです。
I wonder what they are like.
彼らはどんな感じなんだろう。
Kenet says Polar Bears have sharp teeth and terrifying roars.
ケネットは、ホッキョクグマは鋭い歯と恐ろしい咆哮を持っていると言います。
Claud has heard Polar Bears are mean hunters!
クラウドは、ホッキョクグマは意地悪なハンターだと聞いています!
And frequent has heard Polar Bears tell bad jokes.
そして、フリークエントはホッキョクグマがつまらないジョークを言うと聞いています。
Very bad jokes.
とてもつまらないジョークを。
But I am not worried.
でも、私は心配していません。
Do you know why?
なぜだかわかりますか?
I once heard this advice.
私はかつてこんなアドバイスを聞きました。
“Don’t believe everything you hear!”
「聞いたことをすべて信じてはいけない!」
After all, they call Franklin a killer whale.
結局のところ、彼らはフランクリンをシャチと呼んでいます。
But we are best friends.
でも、私たちは親友です。
Look! Here comes the ship now!
見て!今、船が来たよ!
This polar does not look scary.
このホッキョクグマは怖くなさそうだ。
Her teeth are sharp.
彼女の歯は鋭い。
But they are no sharper than Franklin’s.
でも、フランクリンの歯ほど鋭くはない。
The Polar Bear is roaring – with laughter!
ホッキョクグマが吠えている – 笑いながら!
That is not scary at all.
それは全く怖くない。
She looks perfectly nice.
彼女は完璧に素敵に見えます。
“Welcome, Polar Bear,” I say.
「ようこそ、ホッキョクグマ」と私は言います。
“I am little Penguin.”
「私はリトルペンギンです。」
“Hello Little Penguin,” Polar Bear says.
「こんにちは、リトルペンギン」とホッキョクグマは言います。
“A question for you! What time should I go to the dentist?”
「質問です!私は何時に歯医者に行くべきですか?」
“The dentist?” I say. I am confused.
「歯医者?」私は言います。私は混乱しています。
But Polar Bear answers for me.
しかし、ホッキョクグマが私の代わりに答えます。
“Tooth hurty!” she says.
「歯が痛い!」と彼女は言います。
She roars with laugher again.
彼女は再び笑い声をあげます。
“Get it? Tooth hurty? Like two thirty?”
「わかった?歯が痛い(Tooth hurty)?2時30分(two thirty)みたいでしょ?」
AAAAAH! Do you know what that was?
ああ!それが何だったかわかりますか?
That was a bad joke.
それはつまらないジョークでした。
A very, very bad joke!
とても、とてもつまらないジョーク!
Polar Bears do tell bad jokes!
ホッキョクグマは確かにつまらないジョークを言う!
It is true!
それは本当です!
And if that is true… are polar bears mean hunters, after all?
そして、もしそれが本当なら…結局のところ、ホッキョクグマは意地悪なハンターなのでしょうか?
EEK! The polar bear is after me!
きゃあ!ホッキョクグマが私を追いかけてくる!
I cannot look.
私は見ることができません。
Does she seem hungry to you?
彼女はあなたにはお腹を空かせているように見えますか?
“It is okay!” the polar bear says.
「大丈夫だよ!」とホッキョクグマは言います。
“I have other jokes!
「他にもジョークがあるよ!
How do you keep a fish from smelling?”
魚の臭いを防ぐにはどうすればいい?」
Ack! This one is pretty bad, too.
ああっ!これもかなりひどい。
“Plug its nose!” I shout, as I run and dive for cover.
「鼻をつまむ!」私は叫び、走って隠れます。
“Aw,” Polar Bear says.
「あーあ」とホッキョクグマは言います。
“Then I bet you know this one.
「じゃあ、これは知ってるでしょ。
What did the zero say to the eight?”
0は8に何と言ったでしょう?」
My mind is a blank.
私の頭は真っ白です。
I do not know this one.
私はこれを知りません。
Do you?
あなたは知っていますか?
“Nice belt!” the polar bear says.
「素敵なベルト!」とホッキョクグマは言います。
That is kind of funny.
それはちょっと面白い。
“I like that one,” I say.
「私はそれが好きです」と私は言います。
“Phew!” The polar bear says, “I was starting to worry.”
「ふぅ!」ホッキョクグマは言います。「心配になってきたよ。」
“Why?” I ask.
「どうして?」私は尋ねます。
The polar bear smiles.
ホッキョクグマは微笑みます。
“I heard that penguins have no sense of humor,” she says.
「ペンギンはユーモアのセンスがないって聞いたんだけど」と彼女は言います。