英語絵本「Just Big Enough」の読み聞かせです。
いつものようにスクールバスに乗って学校へと向かうリトルクリッター。でも、今朝はいつも座っている椅子に大きな子供が座っています。”You’re sitting in my seat.” 「ボクの席だよ」と言っても小さいから全く相手にされず、お昼休みのサッカーゲームにだって入れてもらえません。
小さいことに落ち込んだリトルクリッターはマンガからヒントを得て成長マシンを組み立てることにしました。
これに身体ごと入れば、どんどん成長するはず・・でしたが
マシンに使う材料からはどう考えても成長を促してくれるマシンとは誰にも思えません。。
祖父母の農場に遊びに行き、小さな馬が大きな馬より速く走っているのを見たリトルクリッター、小さくても大きなものより優れていることもあるんだ・・と悟ります。
絵本の英文は適度に長いセンテンスが含まれていますが、とってもシンプルで使われている単語もわかりやすいので、リスニングだけでなくシャドーイングのように子供が発音練習をおこなうのにちょうど良い絵本でした。
タイトルの「Just Big Enough」は(十分大きい、十分な大きさ、程よい大きさ)と言った意味。
例)
This room is just about big enough.
この部屋はほぼ十分な広さだ。
Every morning on my way to school, I always sit in the same seat on the school bus. But this morning…
毎朝学校に行く途中で、私はいつもスクールバスの同じ席に座ります。 しかし、今朝…
A big kid took my seat.
大きな子供が私の座を取った。
”Excuse me,” I said. “You’re sitting in my seat.”
「すみません」私は「あなたは私の席に座っている」といいました。
The big kid didn’t move. I guess he couldn’t hear me.
大きな子供は動きません。たぶん、私の言うことが聞こえなかったのだろう。
At recess, I wanted to play football with the big kids,
休憩時間に、私は大きな子供たちと一緒にサッカーをしたいと思っていました。
but they said I couldn’t play because I was too small.
しかし、彼らは私が小さすぎたためにプレーできないと言った。
And at lunch, the big kids took all of the cupcakes.
そしておひるごはんの時、大きな子供はカップケーキを全部取った。
They laughed when I said they had to share.
彼らは私が共有しなければならないと言ったとき笑った。
They told me the cupcakes were just for them.
彼らは、カップケーキがちょうど彼らのためにあると私に話しました。
“I wish I were bigger” I said to my friends. They nodded.
「私がもっと大きかったらいいなあ」と私は友達に言った。彼らはうなずいた。
That night, I couldn’t sleep, So, I read a comic book.
その夜、私は眠れなかったのでマンガを読んだ。
And that’s when I got a great idea.
そしてその時すごいアイデアが浮かんだ。
The next morning, I asked Dad for some wood and some glue.
翌朝、私はお父さんにいくつかの木といくつかの接着剤を頼んだ。
Mum gave me tinfoil.
ママは私にアルミホイルをくれました。
And Little Sister let me have a jar of her glitter.
そして妹はわたしに彼女のピカピカの瓶を渡してくれた。
“What are you making?” asked Little Sister.
「何を作るつもり?」と妹はたずねた。
“A growing machine,” I said.
「成長マシン」と私は言った。
I worked on the growing machine all morning.
私は午前中ずっと成長する機械を動かした。
When it was finished, I sprinkled glitter on it so it sparkled like the one in the comic book I had read.
それが終わったとき、私はそれの上に光りものを撒いたので、それは私が読んだ漫画雑誌のそれのようにきらめきました。
I made a helmet out of tinfoil.
私はアルミホイルからヘルメットを作った。
Then I put on my helmet and climbed into the growing
machine.
それから私はヘルメットを着用し、成長マシンにのぼった。
I set in the growing machine all afternoon.
私は午後すべて成長マシンに入った。
I even ate my lunch there.
私はそこで昼食を食べた。
When it became dark. Dad said it was time to come home.
暗くなった時、パパは家に帰る時間だよと言った。
“Did I grow?” I asked.
「私は成長した?」と尋ねた。
Dad shook his head and said. “Not yet.”
パパは頭を振って言った。「まだ」
“Maybe I should sleep in the growing machine.” I said.
「成長マシンで寝るべきかもしれない」 私は言った。
Dad didn’t think that was such a good idea.
お父さんはそれが良いアイデアだとは思わなかった。
The next day, I went to Grandma and Grandpa’s farm.
翌日、私はおじいちゃんとおばあちゃんの農場へ行った。
“What’s the matter. Little Critter?” ask Grandpa.
「どうしたリトルクリッター?」おじいちゃんがたずねた。
I told Grandpa about the big kids and how I was trying to get big, too, so that I could do all the things that big kids did.
私はおじいちゃんに、大きな子供たちについて話し、どのようにしたら私も同じように大きくなれるのか考えて、そうすればじぶんも大きな子供たちがしたことをすべてすることができると話した。
Grandpa took me out to the meadow.
おじいちゃんは私を草原に連れて行った。
“Look at those two horses.” he said.
「その2頭の馬を見てください。」彼は言った。
“Which one do you think is the fastest?”
「どちらが最速だと思いますか?」
“The big one!” I said.
「大きいほう!」 私は言った。
Grandpa let the big horse and the little horse loose.
おじいちゃんは大きな馬と小さな馬を自由にさせました。
They started to run across the field.
彼らはフィールドを越えて走り出した。
And do you know which one was the fastest?
そして、あなたがどれが一番速いのか分かりますか?
The little one.
小さなほう。
The next day at school, the big kids said again that I couldn’t play football because I was too small.
翌日学校では、大きな子供たちは、私が小さすぎたので私がサッカーをすることができないと再び言った。
I started to get mad.
私は怒り始めた。
“I challenge you to a relay race,” I said. “The big kids against the little kids.”
「私はあなたとリレーレースに挑戦する」と私は言った。 「小さな子供たちは大きな子供たちに対抗する」
The big kids laughed, but he said okay.
大きな子供たちは笑った、しかし彼は了承した。
The whole school came to watch the race.
学校全体がレースを見に来た。
And you know what?
そしてあなたは何が起こったかわかりますか?
The little kids won!
小さな子供たちが勝った!
So, I guess sometimes being small is just big enough.
だから、時には小さくても十分に大きいと思う。