『If I Built a Town』英語絵本の内容と日本語訳まとめ!夢の街で学ぶ英語フレーズ

『If I Built a Town』英語絵本の内容と日本語訳まとめ!夢の街で学ぶ英語フレーズ

子どもたちの自由な発想やワクワクする想像力って、本当に素晴らしいものですよね。「もしも自分が街を作ったらどんな風にするだろう?」なんて会話を親子で楽しんだ経験がある方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する『If I Built a Town』は、主人公のジャック少年が市長さんに向かって、自分が理想とする夢の街を朗らかにプレゼンしていく、とっても夢にあふれた英語絵本です。

空飛ぶ郵便車やロボットが働くお店、さらには環境に優しいエネルギーまで登場し、大人が読んでも思わず「こんな街に住んでみたい!」とワクワクしてしまいます。絵本ならではの心地よい韻(ライミング)を楽しみながら、自然と英語に親しむことができますよ。

ここでは『If I Built a Town』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

絵本の基本情報

 

タイトルIf I Built a Town
著者・イラストChris Van Dusen
出版社Flamingo Books
対象年齢(目安)4〜8歳(未就学児〜小学生)

あらすじ

公園を散歩していたジャックは、マッケイ市長に向かって自分の理想の街づくりについて語り始めます。「今の街も悪くはないけれど、僕ならもっと最高にするよ!」と宣言したジャックの構想は、驚きと工夫に満ちあふれていました。

大理石の噴水や空高く伸びる遊歩道、ドラゴンやユニコーンがいる野外動物園、さらには家事をこなすロボットや無料のショップまで登場します。しかも、環境を汚さないカーボンニュートラルなエネルギーで動いているという徹底ぶりです。

みんなが優しく笑い合い、毎週盛大なパレードが開催される理想郷。ジャックの弾ける想像力と、誰もが住みたくなる温かい街のアイデアが詰まった魅力的なストーリーとなっています。

英語学習のポイント

① start on(〜から始める・取りかかる)

絵本の冒頭付近で、ジャックが「街づくりを始めるなら、まずは緑の芝生の上からだね」と語る場面で使われている表現です。何か新しい作業やプロジェクトを始める際に、どこを着地点やスタート地点にするかを伝えるのにとても便利なフレーズとなります。

  • start on → 〜から始める、〜に着手する
    • “If I built a town, I’d start on the green.” → もし僕が街を建てるなら、芝生の上から始めるよ。
    • “Let’s start on page 10.” → 10ページ目から始めましょう。

② end our reliance on(〜への依存をやめる・終わらせる)

ジャックが環境に優しい街を目指す中で、「化石燃料への依存をやめるんだ」と語るシーンに登場します。社会的なテーマはもちろん、日常で「ゲームのやりすぎをやめる」「甘いものに頼るのをやめる」と言いたいときにもそのまま応用できるスマートな表現ですね。

  • end one’s reliance on → 〜への依存を断ち切る、〜に頼るのをやめる
    • “We’d end our reliance on fossil fuels.” → 私たちは化石燃料への依存をやめるでしょう。
    • “I want to end my reliance on sugar.” → 砂糖に頼る生活をやめたいです。

③ If I built…, I’d…(もし〜を建てるなら、…するだろう)

タイトルにもなっている条件表現で、「もし自分が〜したら、…するのに」という仮定の気持ちを表す英文法です。現実にはまだ起きていないけれど、頭の中でワクワクしながら妄想やアイデアを広げるときにぴったりの形となります。

  • If I [過去形]…, I would [動詞の原形]… → もし〜なら、…するだろうに(仮定法過去)
    • “If I built a town, that’s just what I’d do.” → 僕が街を建てるなら、制限なくまさにそうするよ。
    • “If I had time, I’d travel around the world.” → もし時間があったら、世界中を旅するのにな。

読み聞かせ動画のご紹介

日本語訳

Jack, in the park said to Mayor McKay.
This town is not bad. This town is okay.
But it could be better. The best in the land.
It’s nothing at all like the town I have planned.
ジャックは公園でマッケイ市長に言いました。
この街も悪くはないよ。まあまあかな。
でももっと良くできるはず。国で一番の街にね。
僕が計画している街とは、まるで違うんだ。
If I built a town, I’d start on the green0
And put up a fountain like you’ve never seen.
Carved in blue marble, uniquely designed.
With sea creatures, lifelike and highly refined.
Then I’d add sensors so when you walk by water jets spray up 50 ft high.
もし僕が街を建てるなら、芝生の上から始めて
誰も見たことがないような噴水を設置するよ。
青い大理石に刻まれた、ユニークなデザインでね。
本物そっくりで洗練された海の生き物たちが描かれているんだ。
それからセンサーをつけるから、そばを歩くと水柱が50フィートも高く吹き上がるのさ。
Next I’d plant trees. Spectacular trees.
Why, trees such as these are certain to please.
And check out the walkway. It starts on the ground, then rises in ribbons and rings all around.
Winding through branches and up to the sky where beautiful birds of all colors fly by.
次は木を植えるよ。目を見張るような木々をね。
だって、こんな木々なら絶対にみんなを喜ばせられるからね。
遊歩道も見てよ。地上から始まって、リボンやリングみたいにくるくると巻き上がりながら高くなっていくんだ。
枝の間をうねうねと通り抜けて空へと伸び、そこではあらゆる色の美しい鳥たちが飛び交っているのさ。
Back on the ground, this third thing I do is set up a free roaming open air zoo.
By bringing in beasts the best I can find.
Trained to behave and the gentle and kind.
地上に戻って、3番目にやることは、動物たちが自由に動き回れる開放的な野外動物園を作ることさ。
見つけられる限りの最高の野獣たちを集めてきてね。
お行儀よく、おとなしくて優しく訓練されているんだ。
But wait, that’s not all. My zoo also features fantastic drastic and mythical creatures.
A dragon, a griffin, a dino or two.
And three fancy unicorns, one pink, white, and blue.
“But these can’t be real,” you’d say with a frown.
That’s true in most places, but not in my town.
でも待って、それだけじゃないよ。僕の動物園には、空想的で凄まじく、神話に登場するような生き物たちもいるんだ。
ドラゴンにグリフォン、恐竜も1〜2頭ね。
それに素敵なユニコーンが3頭、ピンク、白、青が1頭ずつ。
「でも、そんなの本当にいるわけないだろ」って、君は眉をひそめて言うだろうね。
普通の場所ならそうだけど、僕の街では違うのさ。
I know would require an energy source.
And this one won’t mess up the climate. Of course.
It’s all carbon neutral designed with great care to not clog the water nor smug up the air.
We’d end our reliance on fowl fossil fuels and switch to magnetic electrified jewels.
These crystals are rare, but they’re all guaranteed.
To put out precisely the power we need.
エネルギー源が必要なのはわかっているよ。
私そしてもちろん、これは気候を台無しにしたりしないんだ。
すべてカーボンニュートラルで、水を詰まらせたり空気を汚したりしないよう、細心の注意を払って設計されているよ。
嫌な化石燃料への依存をやめて、帯電した磁気ジュエルに切り替えるんだ。
これらの結晶は希少だけど、どれも保証つきさ。
僕たちがまさに必要としているパワーを出してくれる部署ってね。
Everyone here needs a house, that’s a given.
So, I’d build some places we’d all love to live in.
They’re stylish inside with a stunning decor.
While outside, they’re border by gardens galore.
With pools cool and curvy that soak up the sun.
Play sets constructed for maximum fun.
And all of these homes come with one added perk.
A maintenance robot to handle the work.
ここにいる全員に家が必要なのは当たり前だよね。
だから、みんなが住みたくなるような場所を建てるよ。
内装はおしゃれで、素晴らしいインテリアなんだ。
いっぽう外側は、たくさんの庭園で囲まれているよ。
太陽を浴びる、ひんやりとして曲線美のあるプールつきでね。
最高に楽しめるように作られた遊具もあるんだ。
そしてこれらすべての家には、もうひとつ嬉しい特典がついている。
家事をこなしてくれるメンテナンスロボットさ。
And speaking of robots, and speaking of chores.
Come see the robots that staff all the stores.
They’ll find what you’re looking for, fetch what you need, sprint through the aisles at astonishing speed.
Happy to help and as nice as can be. But here’s the best part. Look, everything’s free!
ロボットや雑用といえば。
すべてのお店で働いているロボットたちを見にきてよ。
探しているものを見つけて、必要なものを持ってきてくれて、驚くべきスピードで通路をダッシュするんだ。
喜んで手伝ってくれて、この上なく親切だよ。でも一番素晴らしいのはここさ。見て、全部タダなんだよ!
Next to the stores is my worldass salon.
Rivaling of those around found in Roman Milan.
It’s all automatic. Just sit in the chair.
Then seven skilled styling hands drop from the air.
They clip and they snip and they whip up a dew.
And voila, they’re done. A new fabulous you!
お店の隣には、僕のワールドクラスのサロンがあるんだ。
ローマやミラノにあるようなサロンにも引けをとらないよ。
すべて自動さ。椅子に座るだけでいい。
そうすると、熟練した7本のスタイリングハンドが空から降りてくるんだ。
チョキチョキ切って整えて、あっという間に髪型を作ってくれる。
ほらできた、完成!新しくて素晴らしい君の誕生さ!
In my town, the library is easy to find.
The building is awesome. It’s one of a kind.
It looks like it’s built from a big stack of books where you can relax in the comfortable nooks.
In here, it’s quite clear that you’ll find what you need cuz no one controls what you can or can’t read.
There’s also a school which from here you can’t see.
To learn more about it, read book number three, If I Built the School.
僕の街では、図書館もすぐに見つかるよ。
建物は最高なんだ。唯一無二のデザインさ。
積み上げられた大きな本でできているみたいで、居心地の良いすみっこでリラックスできるんだ。
ここでは必要なものが手に入ることがはっきりわかるよ。誰も君が何を読むべきか、読んではいけないかを制限したりしないからね。
ここからは見えないけれど、学校もあるんだ。
それについてもっと知りたければ、3冊目の本『If I Built the School』を読んでね。
It’s highly unlikely, but let’s say you’re hurt.
Maybe you fell and you ripped your new shirt
And you need attention, so, what do you do?
Well, here the health clinic comes running to you.
In under 10 seconds, the medics will come.
Doctors and nurses as sweet as your mom.
And also on board is an excellent vet in case in their rounds they should see a sick pet.
可能性はすごく低いけど、君が怪我をしたとしよう。
転んで新しいシャツを破いてしまったかもしれない。
手当てが必要になったら、どうする?
なんと、ここでは診療所の方が君のところへ走ってくるんだ。
10秒も経たないうちに救護隊がやってくるよ。
君のお母さんみたいに優しい医師や看護師たちさ。
巡回中に病気のペットを見つけた時のために、優秀な獣医も乗っているんだ。
In most towns the mail is delivered by vans.
But here the van Hoover hover on super fast fans.
They pause at each place with their tubes made of chrome.
Then drop the mail down through the roof of your home.
たいていの街では、郵便物はバンで配達されるよね。
でもここでは、バンが超高速ファンでホバー浮遊するんだ。
クロム製のチューブを使って、各家庭で一瞬停止する。
そして君の家の屋根を通して、郵便物を落としてくれるのさ。
The farms in the fields look a little bit weird.
But we can grow more cuz they’re cleverly teiered.
The crops on the top light the light from the sun.
While those down below prefer little to none.
Tended by tractors with multiple arms. If I built a town, that’s how I’d plant farms.
畑の農場はちょっと奇妙に見えるよ。
でも、賢く段々畑に作られているから、もっとたくさん育てられるんだ。
一番上の作物は太陽の光を浴びる。
いっぽう下の作物は、光がほとんどない方が好きなんだ。
たくさんのアームがついたトラクターがお世話をする。僕が街を建てるなら、そうやって農場を作るよ。
Not far from the fields, it’s also worth noting.
My town has a beach where there’s swimming and boating.
And surfing and sailing. But then I’d add more.
How about a water park built on the shore?
With all the attractions and all of the rides.
Like waterfall buckets and serpentine slides.
畑からそう遠くないところに、注目すべき場所がもうひとつあるんだ。
僕の街には海水浴やボートが楽しめるビーチがある。
サーフィンやセーリングもね。でも、僕はさらに付け加えるよ。
海岸にウォーターパークを作るのはどうかな?
あらゆるアトラクションや乗り物が揃っているんだ。
バケツの滝や、くねくね曲がったスライダーみたいにね。
Of course, there are restaurants we all have to eat.
But this one you won’t find on any old street.
This is a place called the Mermaid Cafe.
It’s built on the seabed right under the bay!
The food is fantastic and so is the view.
Submarine dining. Now that’s something new.
もちろんレストランもあるよ、みんなご飯を食べなきゃいけないからね。
でも、これはどこにでもあるような通りには見つからないよ。
ここは「マーメイド・カフェ」という場所なんだ。
入江のすぐ下の海底に建てられているんだよ!
料理も素晴らしいし、景色も最高さ。
潜水艦のようなダイニング。これこそ新しいよね。
In my town, I’d leave a few elements out.
Important decisions I’ll tell you about.
There’s no fire station for here’s what I’ve learned.
Build it all flameroof and nothing gets burned.
And also in my town, police are not needed.
‘Cuz nobody argues and no one’s mistreated.
Everyone’s friendly and nothing goes wrong.
We all live together. We all get along.
僕の街では、いくつかの要素を取り除くつもりさ。
僕が決めた重要な決断について教えてあげるね。
消防署はないんだ、だって僕が学んだのはこれだからさ。
全部を耐火構造で作れば、何も燃えないんだよ。
それと僕の街では、警察も必要ないんだ。
誰も言い争わないし、誰一人不当に扱われないからね。
みんなフレンドリーで、何も悪いことは起きない。
みんな一緒に暮らして、みんな仲良くやるんだ。
People would flock to the town that I made.
We’d celebrate weekly with one big parade.
Featuring bands playing jubilant tunes.
And fabulous floats and bubbling balloons.
That fly through the sky just as grand as can be.
One looks like you and one looks like me.
僕が作った街には、人が殺到するだろうね。
毎週、ひとつの大きなパレードでお祝いするんだ。
歓喜のメロディを奏でるバンドが目玉さ。
それに素晴らしい山車(フロート)や、プクプク浮かぶバルーンもね。
この上なく壮大に空を飛んでいくんだ。
ひとつは君にそっくりで、ひとつは僕にそっくりなんだよ。
My town will be swanky, my town will be swell.
My town will be prize is the best place to dwell.
Vividly, vibrant yet sweetly serene.
Take a few seconds to soak up the scene.
Where everybody’s happy and nobody’s blue. ..If I built a town, that’s just what I’d do.
僕の街はハイカラで、最高のものになるよ。
僕の街は住むのに一番最高の場所として称えられるだろうね。
鮮やかで活気がありつつも、心地よく静かなんだ。
数秒かけて、この光景を心に染み込ませてごらん。
誰もが幸せで、誰も悲しまない場所……僕が街を建てるなら、まさにそうするよ。

まとめ

『If I Built a Town』は、子どもの自由な発想力を伸ばしてくれるだけでなく、未来の生活や環境問題についても楽しく考えるきっかけを与えてくれる素晴らしい一冊です。

リズム感のある英語表現が盛りだくさんなので、声に出して読むだけでも英語独特の音の響きを心地よく感じられるでしょう。ご家庭での読み聞かせや英語学習のひとときに、ぜひ開いてみてくださいね。

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