STEM教育の入口に!英語絵本『I Want To Be An Engineer』で広がるお仕事の世界

STEM教育の入口に!英語絵本『I Want To Be An Engineer』で広がるお仕事の世界

最近よく耳にする「STEM教育」。プログラミング教室に通わせるべきか、理系の知識をどうやって教えようかと、少し難しく考えてしまうこともありますよね。

そんな時、まずは「エンジニアって素敵な仕事なんだな」と身近に感じてもらうことから始めてみるのはいかがでしょうか。

今回ご紹介する『I Want To Be An Engineer』は、決して難しい理科の教科書ではありません。主人公の男の子が、航空宇宙から建築、環境、そしてロボットまで、世の中の困りごとを解決していくかっこいい大人たちの働きに出会い、仕事の裏側を覗くワクワクする物語です。

作中にある「エンジニアは問題を解決する人」という言葉は、これからの時代を生きる子供たちにとって、たくましく生き抜くための大切なメッセージになるはずです。

ここでは、『I Want To Be An Engineer』のあらすじのほか、英語学習のポイント、読み聞かせ動画などを掲載しています。

『I Want To Be An Engineer』の基本情報

 

タイトルI Want To Be An Engineer (I Can Read Level 1)
著者Laura Driscoll (ローラ・ドリスコル)
イラストCatalina Echeverri (カタリナ・エチェベリ)
出版社HarperCollins
対象年齢(目安)4歳~8歳頃

動画で楽しむ!読み聞かせ

『I Want To Be An Engineer』の英語学習ポイント

1. problem solvers(問題を解決する人)

STEM教育の本質とも言える重要なキーワードです。「solve(解決する)」に人を表す「er」をつけて「解決する人たち」となります。エンジニアの役割を最もよく表現しており、作中でも印象的に語られます。

  • 単語/フレーズ:problem solvers
    • 和訳:問題を解決する人(たち)
    • 例文:Engineers are problem solvers who build a better future.(エンジニアは、より良い未来を築くための問題解決者なのです。)

2. architectural engineer(建築工学エンジニア)

主人公のお母さんの職業として登場します。「architectural(建築の)」という単語に加え、作中には「plumbing(配管)」「electrical(電気)」「environmental(環境)」など、様々な分野の専門的な分野が自然に羅列されます。

  • 単語/フレーズ:architectural engineer
    • 和訳:建築工学のエンジニア
    • 例文:My mom makes plans for buildings; she is an architectural engineer.(私のママは建物の計画を立てます。彼女は建築工学エンジニアです。)

3. buildable(建てられる)

「build(建てる)」+「able(できる)」の組み合わせで出来た単語です。美しさだけでなく、「実際に実現可能かどうか」というコストや構造を考えるエンジニアの視点が学べます。

  • 単語/フレーズ:buildable
    • 和訳:建てられる、建設可能な
    • 例文:The design needs to look nice and be buildable.(その設計は見た目が良く、かつ実際に建てられるものでなければなりません。)

『I Want To Be An Engineer』の読み聞かせと和訳

My big brother Joe is going to a new school.

お兄ちゃんのジョーは、新しい学校に通うことになった。

“Not just any school!” Joe says,

「ただの学校じゃないよ!」とジョーは言う。

“An engineering school.”

「エンジニアリング(工学)の学校なんだ。」

I am not sure what that is.

それがどんなものなのか、僕にはよくわからない。

But it looks like engineering means lots of Joe’s favorite things: space and rockets.

でも、エンジニアリングというのは、宇宙やロケットといったジョーの好きなものがたくさん詰まっている場所みたいだ。

When Joe grows up, he wants to build rockets.

ジョーは大人になったら、ロケットを造りたいと思っている。

“It is called aerospace engineering,” Joe says.

「航空宇宙工学って呼ばれるものなんだ」とジョーが教えてくれた。

The principal gives us a tour.

校長先生が校内を案内してくれる。

She asks me, “Maybe someday you will come here too?”

校長先生は僕に「あなたもいつか、ここに来るかもしれないわね?」と聞いた。

I shake my head.

僕は首を横に振った。

“I do not like space,” I say.

「僕は宇宙は好きじゃないんだ」と僕は言う。

“I like robots.” I show her my robot dog.

「ロボットが好きなんだ。」僕は校長先生にロボットの犬を見せた。

“Engineering is not all about space,”

「エンジニアリングは宇宙のことだけではないのよ」

the principal says.

と校長先生は言った。

“Engineers are problem solvers.”

「エンジニアは、問題を解決する人たちのことなの。」

“They use science to plan and build things.

「科学を使って計画を立て、ものを造るの。

There are all kinds of engineers.”

エンジニアには、いろんな種類があるのよ。」

“I am an engineer,” Mom says on the way home.

「私もエンジニアなのよ」と、帰る途中でママが言った。

Huh?

えっ?

I thought Mom was an architect.

ママは建築家だと思ってた。

“I am an architectural engineer,” Mom says.

「私は建築工学のエンジニアなの」とママは言う。

“I make plans for buildings.

「建物の計画を立てるの。

They have to look nice.

見た目が素敵でなければならないし、

They have to be buildable.

実際に建てられるものでなければならない。

And they can’t cost too much to build. It is a puzzle!”

それに、建設にお金がかかりすぎてもいけないの。パズルみたいなものよ!」

The next day, Mom takes me to work with her.

次の日、ママは僕を職場に連れて行ってくれた。

There are so many workers!

たくさんの作業員の人たちがいる!

They are building a building that Mom designed.

みんな、ママが設計した建物を建てているんだ。

“There are lots of engineers here,” Mom says.

「ここにはたくさんのエンジニアがいるのよ」とママが言った。

We met an engineer when we check in at the office.

事務所で受付をするとき、一人のエンジニアに会った。

“I make sure the building is built strong and safe,” he says.

「私は建物が強く、安全に建てられているかを確認しているんだ」と彼は言う。

“From the concrete at the bottom to the roof on top.”

「一番下のコンクリートから、一番上の屋根までね。」

He is a structural engineer.

彼は構造エンジニアだ。

Down in the basement, workers put in pipes.

下の地下室では、作業員の人たちがパイプを通していた。

“Some pipes bring water in,” this engineer says.

「水を運び入れるパイプもあれば」と、このエンジニアは言う。

“Others carry waste water out.

「排水を外へ運び出すパイプもある。

They run all through the building.”

建物全体に張り巡らされているんだよ。」

She is a plumbing engineer.

彼女は配管エンジニアだ。

Upstairs, workers put in wires and cables.

上の階では、作業員の人たちが電線やケーブルを通していた。

Some will carry electricity to lights, fire alarms, and more.

照明や火災報知器などに電気を運ぶものもある。

The electrical engineer decided where they all go.

電気エンジニアが、それらすべてをどこに通すかを決めたんだ。

Some cables are for phone lines and computers.

電話線やコンピュータのためのケーブルもある。

“How many does this floor needs?”

「このフロアには何本必要かな?」

The network engineer will decide.

ネットワークエンジニアがそれを決める。

Outside, an engineer takes notes.

外では、エンジニアがメモを取っている。

Which way should the solar panels face?

ソーラーパネルはどっちの向きにするべきか?

How can the building be more Earth friendly?

どうすれば建物をもっと地球に優しくできるか?

He is an environmental engineer.

彼は環境エンジニアだ。

Another engineer just got here.

別のエンジニアがちょうど到着した。

He is going to work on the elevator.

エレベーターの作業をするつもりだ。

This engineer is an expert on how machines work.

このエンジニアは、機械がどう動くかの専門家だ。

He is a mechanical engineer.

彼は機械エンジニアだ。

“Want to meet my helper?” asks the mechanical engineer.

「僕の助手を紹介しようか?」と、その機械エンジニアが聞いた。

“My helper climbs up the elevator shaft.

「僕の助手はエレベーターのシャフトを登っていくんだ。

It drills holes in the concrete.

コンクリートに穴を開けるんだよ。

And it does it all by itself!”

しかも、それを全部自分一人でやるんだ!」

“It is a robot!” I shout.

「ロボットだ!」と僕は叫んだ。

Mom says, “Guess who designed that robot”

ママが言った。「そのロボットを誰が設計したと思う?」

“An engineer?” I ask.

「エンジニア?」と僕は聞く。

Mom nods.

ママはうなずいた。

“A robotic engineer,” she says.

「ロボット工学のエンジニアよ」とママは言った。

Just think!

考えてみて!

I could make robots.

僕もロボットを造れるかもしれない。

I want to be an engineer!

僕はエンジニアになりたい!

おわりに(まとめ)

絵本から「配管」や「建築構造」なんて言葉が出てくると、大人でも少し面白く感じてしまいますよね。

私たちが普段歩いているビルの中には、見えない場所で、数え切れないほどの専門的な知識を持った「問題を解決するプロ」たちの工夫がパズルのように詰まっています。この絵本は、子供の興味をただの「かっこいい機械!」から、私たちの周りの環境をもっと良くするための「働き」へと、そっと広げてくれます。

もしお子様が積み木を積んだり、ブロックの組み合わせを変えて真剣な顔をしている時は、すでに小さなエンジニアとしての才能が顔をのぞかせている証拠かもしれません。「これ、どんな工夫をしたの?」と、ぜひ一言声をかけてみてくださいね。その小さなやりとりの積み重ねが、未来の問題解決者に育つ、素敵な土台になるはずです。



 

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