英語で学ぶ「色んなお仕事」!絵本『I Want to Be a Veterinarian』で獣医さんの1日に密着

英語で学ぶ「色んなお仕事」!絵本『I Want to Be a Veterinarian』で獣医さんの1日に密着

子どもが「将来〜になりたい!」と目を輝かせて教えてくれたとき、親の私たちもつい一緒になって夢中になり、どんな選択肢があるのか探してあげたくなりますよね。例えば、図鑑やおもちゃの聴診器を片手に、お家のぬいぐるみたちを看病している微笑ましい姿は、動物のお医者さんに憧れる第一歩かもしれません。

そんな動物が大好きな子どもたちの好奇心をぐんと広げてくれるのが、英語絵本『I Want to Be a Veterinarian』です。本作は、ペットの診察だけでなく、水族館のダイバー獣医さんや牧場の牛さんを診る獣医さんなど、「動物のお医者さん」の多様な世界を楽しく英語で学ぶことができます。猫アレルギーの主人公が「他の獣医さんになれるかも!」と希望を見つける展開も、子供たちの未来の可能性を優しく応援してくれます。

ここでは、『I Want to Be a Veterinarian』のあらすじのほか、英語学習のポイント、読み聞かせ動画などを掲載しています。

『I Want to Be a Veterinarian』の基本情報

 

洋書タイトルI Want to Be a Veterinarian: A My Community I Can Read
著者 (Author)Laura Driscoll
イラスト (Illustrator)Catalina Echeverri
出版社 (Publisher)HarperCollins
対象年齢目安3歳〜6歳

あらすじ

主人公は、お父さんと一緒に愛犬ガスの健康診断のため、動物病院を訪れます。優しくて気さくなウェルズ先生の診察を見ながら、動物が大好きな主人公は「僕も獣医さんになりたいな。でも、猫アレルギーなんだ」と少し残念そうに打ち明けます。すると先生は、「ペットの獣医さんだけじゃなくて、他にもたくさんの種類のお医者さんがいるのよ」と優しく教えてくれました。

その言葉をきっかけに、主人公の周りに広がる様々な「獣医さん」の仕事が見えてきます。乗馬レッスンで見かけた大きな馬を診るお医者さん、水族館のダイバーとして魚のお世話をするお医者さん、国立公園で野生動物を助け自然に返すお医者さん、そして美味しいミルクのために牛の健康を守る酪農場の獣医さん。主人公の日常にあふれる「動物のお医者さん」たちの姿を通して、働くことの多様性と命を大切にする優しさが描かれていきます。

色々な働き方があることを知った主人公は、次のガスの検診で先生にその発見を報告します。選択肢がたくさんあることに気づき、ワクワクしながら自分の将来を思い描く様子が、子供たちの「夢」を広げるサポートをしてくれるような温かいストーリーです。

英語学習のポイント

1. be allergic to ~(〜アレルギーである)

絵本の中で主人公が口にする、体質を伝えるための重要なフレーズです。食べ物や動物だけでなく、花粉などでも日常的に使えるため、知っておくとコミュニケーションの幅が広がります。

  • be allergic to ~
    • 〜アレルギーである
    • I am allergic to cats.(私は猫アレルギーです。)
    • She is allergic to peanuts, so we must be careful.(彼女はピーナッツアレルギーなので、気をつけなければなりません。)

2. checkup(健康診断、検診)

愛犬のガスがウェルズ先生のところへ受けに行く「検診」を表す名詞です。ペットの診察だけでなく、人間が病院や歯医者さんで受ける定期検診のことにも使われる、生活に密着した単語です。

  • checkup
    • 健康診断、検診
    • It is time for his checkup.(彼の健康診断の時間です。)
    • I have a dental checkup tomorrow morning.(明日の朝、歯の定期検査があります。)

3. make sure ~(確実に〜する、〜であることを確認する)

牧場の牛を診る獣医さんが、牛が健康であることを「確かめる」ために使っている表現です。親が子供に「忘れ物がないか確認してね」などと促す際にも大活躍する便利なフレーズです。

  • make sure ~
    • 確実に〜する、〜であることを確認する
    • I make sure they get good food.(彼らが確実に良い餌を食べているか確認しています。)
    • Make sure you lock the door when you leave.(出かけるときは、確実にドアの鍵をかけてね。)

『I Want to Be a Veterinarian』の読み聞かせ動画

ネイティブスピーカーによる読み聞かせ動画を通じて、様々な動物の名前や、登場する獣医さんたちの生き生きとしたやり取りを自然な発音で楽しむことができます。おうち英語のサポートとしてぜひご活用ください。

『I Want to Be a Veterinarian』日本語訳(全文)

Dad and I are waiting to see the veterinarian – or animal doctor.
We brought our dog, Gus.
It is time for his checkup.

お父さんと僕は、獣医さん——つまり動物のお医者さんに診てもらうのを待っています。
僕たちは愛犬のガスを連れてきました。
ガスの健康診断の時間です。

Soon Dr. Wells calls us into the exam room.
She weighs Gus.

すぐにウェルズ先生が診察室に僕たちを呼びました。
先生はガスの体重を測ります。

Dr. Wells looks into his eyes, nose, and mouth.
She listens to his heart.

ウェルズ先生はガスの目、鼻、口の中を診ます。
先生は心音を聞きます。

“Gus is one healthy dog!” Dr. Wells says.
She is a great vet.
She is so friendly and gentle.

「ガスは本当に健康なワンちゃんね!」とウェルズ先生は言います。
彼女は素晴らしい獣医さんです。
とても気さくで優しいのです。

“I wish I could be a vet,” I tell her.
“I love animals.
But I am allergic to cats.”

「僕も獣医さんになれたらいいのにな」と僕は先生に言いました。
「動物が大好きなんです。
でも、猫アレルギーなんです」

Dr. Wells smiles.
“You don’t have to be a pet vet,” she says.
“There are many other kinds.”

ウェルズ先生は微笑みます。
「ペットの獣医さんになる必要はないのよ」と彼女は言いました。
「他にもたくさんの種類があるから」

“Could it be?” I ask Gus on the way home.
“Could I be a vet?”

「そうなのかな?」帰り道、僕はガスに尋ねました。
「僕も獣医さんになれるかな?」

The next day, I am at my writing lesson.
I see a man wrapping a horse’s ankle.
“Are you a vet?” I ask him.

翌日、僕は乗馬のレッスンに来ています。
馬の足首に包帯を巻いている男性を見かけました。
「あなたは獣医さんですか?」と僕は彼に尋ねました。

“Yes,” the man says.
“I am a large animal vet.”
His patients are horses, pigs, goats, and more!

「そうだよ」とその男性は言います。
「私は大動物の獣医なんだ」
彼の患者さんは馬や豚、ヤギ、他にもたくさんいます!

Hmm, I think.
I am not allergic to any of those!

うーん、と僕は考えます。
それらの動物なら、僕はどのアレルギーも持っていません!

On a class trip, I see another type of vet.
We are at the aquarium.
There is a diver in one of the tanks.

学校の遠足で、僕はまた別のタイプの獣医さんを見かけました。
僕たちは水族館にいます。
水槽の一つにダイバーがいます。

“She is an aquatic vet,” my teacher tells us.
“She is feeding the fish.”

「彼女は水生動物の獣医さんよ」と先生が教えてくれました。
「魚に餌をあげているの」

Later, the vet is at the touch tank.
She answers all our questions about ocean life.

その後、その獣医さんはタッチプールにいました。
彼女は海の生き物についての僕たちの質問にすべて答えてくれました。

Over the summer, my family visits a national park.
In the park is a wildlife rescue center.
It’s like a hospital for wild animals who are hurt or sick.

夏休みの間、家族で国立公園を訪れました。
公園内には野生動物救護センターがあります。
そこは、怪我をしたり病気になったりした野生動物のための病院のような場所です。

The vets here are called wildlife veterinarians.
They treat and care for the birds until they are well again.

ここの獣医さんは野生動物獣医師と呼ばれています。
彼らは鳥たちが元気になるまで治療し、世話をします。

Then they release the birds back into the wild.
“This is the best part of my job,” the vet says.

それから、鳥たちを野生に返します。
「これが私の仕事で一番素晴らしい瞬間なんだ」と獣医さんは言います。

In the fall, my scout troop visits a dairy farm.
It is a large farm with many cows.
We meet a dairy cow vet.

秋に、僕のスカウト隊は酪農場を訪れました。
そこはたくさんの牛がいる大きな農場です。
僕たちは乳牛の獣医さんに会いました。

“I test them for disease,” she says,
“and make sure they get good food.
Healthy cows make lots of good milk.”

「私は牛たちの病気の検査をして、」と彼女は言います。
「良い餌を食べているか確認しているの。
健康な牛は、たくさんの美味しい牛乳を出してくれるからね」

We get to taste some milk.
Mmmmm.
These cows must be very healthy.

僕たちは牛乳を試飲させてもらいました。
うーん、おいしい。
この牛たちはきっと、とても健康に違いありません。

I learned so much about vets.
I learned there are vets who work outside.
Other vets work inside in a lab.
They study animal health.

僕は獣医さんについてたくさんのことを学びました。
外で働く獣医さんがいることを知りました。
他の獣医さんは、室内の研究所で働いています。
彼らは動物の健康について研究しています。

Some vets work in schools.
They teach others who will become vets.
Some vets work in big, busy animal hospitals.

学校で働く獣医さんもいます。
彼らは獣医を目指す人たちに教えています。
大きくて忙しい動物病院で働く獣医さんもいます。

And some vets have their own small offices – like Dr. Wells.
I see her again at Gus’s next checkup.
I tell her all I have learned.

そしてウェルズ先生のように、自分の小さな診療所を持っている獣医さんもいます。
ガスの次の検診で、また先生に会いました。
僕は学んだことをすべて先生に話しました。

“So, what kind of vet do you want to be?”
Dr. Wells asks me.
I think it over.
Then – achoo!

「それで、あなたはどんな獣医さんになりたいの?」
とウェルズ先生は僕に尋ねました。
僕はじっくり考えます。
それから——ハクション!

The cat next to me makes me sneeze.
“I don’t know,” I say.
“I’m glad I have a lot of choices!”

隣にいた猫のせいで、くしゃみが出ました。
「わからないや」と僕は言いました。
「でも、選択肢がたくさんあって嬉しいです!」

まとめ

今回は、ペットのお医者さんから野生動物のレスキューまで、多様な「獣医さん」の姿を楽しく学べる英語絵本『I Want to Be a Veterinarian』をご紹介しました。子供が口にした小さな「〜になりたい」という憧れは、絵本の主人公のように、まだ見ぬ広い世界を知っていく大切なきっかけになりますよね。

たとえアレルギーなどの不安な要素があっても、「他にもこんな働き方があるんだよ」と別の可能性を見せてあげると、子供たちの目はもっと輝くはずです。動物園や牧場へのお出かけの前後にこのお話を一緒に読んで、未来の小さな獣医さんの背中を優しく応援してみてはいかがでしょうか。



 

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