お子さんと一緒に英語絵本を読んでいると、「Bookworm(本の虫)」のようなちょっとした言葉遊びや慣用句が出てきて、どう説明しようか迷う瞬間ってありますよね。
今回ご紹介する『How to Catch a Bookworm』は、そんな言葉の面白さや読書の楽しさを、物語を通して自然に感じ取れる一冊です。
乗り物や恐竜など、子供たちが大好きな世界をテンポよく巡るストーリーなので、飽きずに最後まで読み進められますよ。
日常会話でそのまま使えるフレーズもたくさん散りばめられているので、親子で声を出しながら楽しむのにぴったりです。
ここでは『How to Catch a Bookworm』の簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。
絵本の基本情報
| タイトル | How to Catch a Bookworm |
|---|---|
| 著者・イラスト | Alice Walstead / Andy Elkerton |
| 出版社 | Sourcebooks Wonderland |
| 対象年齢(目安) | 4〜10歳 |
あらすじ
本が大好きな可愛らしい生き物「ブックワーム(本の虫)」が、地元の本屋さんから逃げ出してしまいました。
本から本へ、飛び込んではくねくねと動き回り、読書を心から楽しんでいます。
乗り物の本や恐竜の本など、さまざまな世界を冒険するブックワームを、子供たちが学校の授業が始まる前に捕まえようと追いかけます。
果たして子供たちは、この読書好きな生き物を捕まえることができるのでしょうか。
英語学習のポイント
① allow me to 〜(丁寧に自分の行動を申し出る表現)
相手に対して「〜させてください」「自己紹介させていただきます」と丁寧に伝えるときの定番フレーズです。日常会話やビジネスでもよく使われる上品な表現で、自分から何かを始める際の挨拶として覚えておくと便利ですね。
- allow me to 〜 → 〜させてください
- “Allow me to introduce myself.” → 自己紹介をさせてください。
- “Allow me to help you with that bag.” → その荷物をお手伝いさせてください。
② be crazy about 〜(〜に大夢中である)
何かに対して「夢中になっている」「大好きでたまらない」という強い気持ちを表すイディオムです。単に好きと言うよりも、情熱を持ってハマっている様子を楽しく表現できますよ。
- be crazy about 〜 → 〜に夢中である
- “I’m crazy about books for reading.” → 私は読むための本に夢中です。
- “He is crazy about playing soccer.” → 彼はずっとサッカーに夢中です。
③ 関係代名詞 what(〜するもの・〜すること)
「what」を「何」という疑問文ではなく、「〜するもの」「〜すること」という名詞のまとまりとして使う文法のコツです。自分の好きなものや大切なものを相手に伝えるときに、文章に深みを出すことができます。
- what + 主語 + 動詞 → 〜が〜するもの
- “Books are what make me happy.” → 私を幸せにしてくれるのは本です。
- “This is what I wanted to learn.” → これこそが私の知りたかったことです。
読み聞かせ動画のご紹介
日本語訳
I am what is called a bookworm.
Books are what make me happy.
I dive right in, wiggle and squirm.
私は、いわゆる「本の虫(読書家)」です。
私を幸せにしてくれるのは本です。
すぐに飛び込み、体をくねらせてもがき進みます。
Adventure, love, learning?
Think fast, it’s time to move quick.
冒険、愛、それとも学び?
素早く考えて、すぐに動く時間です。
They’re tasty sure, but that’s not it.
I’m crazy, crazy about books for reading.
確かに美味しいけれど、それだけではありません。
私は読むための本に夢中、大夢中なのです。
I’m sure this book will be funny, and I love to smile and giggle.
この本は絶対に面白いだろうし、私は笑顔になってくすくす笑うのが大好きです。
“You put a little boogie in it.”
That book was funny, now I want more.
There isn’t a moment to sit.
「少し鼻くそ(ブギ)を混ぜるんだよ。」
あの本は面白かった、もっと読みたくなってきた。
じっと座っている暇なんてありません。
Every book I jump into feeds me, from my top to my bottom I grow.
飛び込む本はどれも私の糧になり、頭からつま先まで成長させてくれます。
That is for sure my next nosedive.
Construction, come on, that’s cool.
I wonder if they’ll let me drive.
次に飛び込むのは間違いなくこれです。
建設機械だなんて、すごく格好いい。
運転させてくれるかな。
That’s what I really wanted to learn.
Hey, this ride feels really bumpy.
Whoa, that was a twist, now a turn.
Move that boulder, front loader.
それこそが私が本当に知りたかったことなんです。
ねえ、この乗り物はすごくガタガタ揺れるよ。
うわ、ねじれて、今度はカーブだ。
あの大きな岩を動かして、ホイールローダー。
I see where I’m heading now, I think it’s time for a hug.
どこに向かっているのか分かったぞ、ぎゅっと抱きしめる時間のようです。
Oh wow, she has such a pretty backpack.
I wonder where we’re going now?
わあ、彼女はとても可愛いリュックサックを持っているね。
私たちは今からどこへ行くんだろう?
I’m in a brand new place right now.
I found everything in that last book.
Now off to search for my next. Wow!
私は今、まったく新しい場所にいます。
前の本で全部見つけ出しました。
さあ、次の本を探しに行こう。わあ!
This subject is a favorite of mine.
I’m heading in, starting page one.
Think I’ll creep in at the spine.
このテーマは私の大好物です。
入っていくよ、1ページ目からスタートだ。
本の背のところから忍び込もうと思います。
I scream so loud that I’m dizzy.
A roaring T-Rex is very scary.
I need a quiet book to keep me busy.
目が回るほど大声で叫んでしまいます。
吠えるTレックスはとても恐ろしいです。
没頭できる静かな本が必要です。
This could take me quite some time.
It might be the best book I’ve seen.
これにはかなり時間がかかりそうです。
今まで見た中で最高の本かもしれません。
Can’t wait to see you next time, because it’s books we all adore.
みんな大好きなのは本だから、次回あなたに会えるのが待ちきれません。
まとめ
『How to Catch a Bookworm』は、本を読む楽しさと英語学習の魅力を同時に味わえる一冊です。
絵本を通じて「allow me to」や「be crazy about」などの実践的な表現に触れることで、お子様の英語への興味も自然と深まっていくでしょう。
ぜひお子さんと一緒にページをめくりながら、ブックワームの賑やかな冒険を楽しんでみてくださいね。