【英語絵本】The Sanguine Sea Turtleのあらすじと日本語訳!ウミガメの冒険から学ぶ重要英単語と環境問題

【英語絵本】The Sanguine Sea Turtleのあらすじと日本語訳!ウミガメの冒険から学ぶ重要英単語と環境問題

みなさん、こんにちは。子供と一緒に英語絵本を読んでいると、物語の面白さはもちろん、自然な英語表現やメッセージ性に感動することがよくありますよね。

今回は、大海原を舞台に一匹の小さなウミガメが大冒険を繰り広げる心温まる絵本をご紹介します。

The Sanguine Sea Turtleの簡単なあらすじの他、文中に出てくる日常の英語表現、おすすめの読み聞かせ動画のご紹介や日本語訳などを掲載しています。

絵本の基本情報

 

タイトルThe Sanguine Sea Turtle
著者・イラストDr. Michael Woodward Jr.
出版社記載なし
対象年齢(目安)幼児〜小学校低学年向け

あらすじ

月明かりの海岸で卵から最後に生まれた一匹のアオウミガメ。仲間や家族に置いていかれてしまった彼女は、一人きりで家族を探す旅へと出発します。

途中で出会うアカウミガメや賢いオサガメ、美しいタイマイたちとの友情や助け合い、そしてイタチザメの危険やプラスチックゴミ、放置された釣り糸といった試練を乗り越えながら、彼女は強く賢く成長していきます。

勇気を持って進む彼女が、最後に辿り着く感動の結末とはどのようなものでしょうか。

英語学習のポイント

① 「ride the ocean waves(波に乗る)」などの熟語表現

物語の中では、ウミガメが波に乗って泳ぐ様子を “riding the ocean waves” と表現しています。この “ride the waves” は「波に乗る」という意味の熟語で、サーフィンなどのマリンスポーツはもちろん、人生の流れに乗ると言いたい時にもよく使われる表現ですね。

  • ride the waves → 波に乗る
    • “She swam and swam, riding the ocean waves.” → 彼女は波に乗りながら、泳いで泳いで泳ぎました。
    • “He loves riding the waves on his surfboard every weekend.” → 彼は毎週末、サーフボードで波に乗るのが大好きです。

② 「out of harm’s way(安全な場所に)」という日常イディオム

お母さんウミガメが卵を産む場所を探すシーンで “out of harm’s way” というフレーズが登場します。これを平易に言い換えるなら、「危険が及ばない安心できる場所」という意味になります。小さなお子さんやペットを危険から遠ざける際など、日常会話でも頻繁に使われている便利な表現ですね。

  • out of harm’s way → 安全な場所に、危険のない場所に
    • “She found the perfect place, out of harm’s way.” → 彼女は危険の及ばない完璧な場所を見つけました。
    • “Please put those small toys out of harm’s way.” → それらの小さな玩具は危険のない安全な場所に置いてください。

③ 意志や覚悟を表す「determined and strong」などの形容詞の組み合わせ

主人公のウミガメが進み続ける場面で “determined and strong” という表現が出てきます。英語では、このように形容詞を2つ並べて主人公の心情や強い意思を印象的に表すことがよくあります。「意志が堅く、強い」というポジティブなニュアンスを伝える際のコツとして覚えておくと面白いかもしれません。

  • determined and strong → 意志が堅く強い
    • “The turtle swam onward, determined and strong.” → ウミガメは強い意志を持って前へ泳ぎ続けました。
    • “She remained determined and strong despite the difficulties.” → 困難にもかかわらず、彼女は意志を堅く強く保ちました。

読み聞かせ動画

日本語訳

“See the World – Yet Always Find Your Way Home”
Dr. Michael Woodward Jr.
「世界を見に行こう — でも、いつでも我が家へ帰る道を見つけよう」
マイケル・ウッドワード・ジュニア博士
On a moonlit shore, all alone, a green sea turtle had found her way home.
Trudging her flippers one after the other, she dragged herself over the sand, ready to become a mother.
月明かりに照らされた海岸で、ただ一匹、アオウミガメが我が家へと辿り着きました。
ひれを一つひとつ踏みしめながら砂の上を進み、母になる準備を整えていました。
After hours of searching, she found the perfect place.
Not too far from the water, yet out of harm’s way.
何時間も探した末に、彼女は完璧な場所を見つけました。
水辺から離れすぎておらず、それでいて危険の及ばない場所です。
Using her flippers, she dug into the sand, just a hole deep enough to shelter her clutch in the land.
One after the other, her eggs came to be, each one carefully buried, protected by the sea.
ひれを使って砂を掘り、卵を守るのに十分な深さの穴を作りました。
卵が次々と産み落とされ、海に守られながら一つひとつ丁寧に埋められていきました。
The mother turtle sighed and gently waved goodbye, as she trudged back into the ocean, carried by the tide.
お母さんウミガメはため息をつき、静かに別れを告げると、波に運ばれながら海へと戻っていきました。
Weeks went by and eggs began to crack,
One after the other, all but one started to hatch.
“Shh,” one whispered.
“I can hear sounds outside.”
So, the baby sea turtles waiting for the night’s high tide.
何週間かが過ぎ、卵にひびが入り始めました。
一匹を除くすべての卵が、次々と孵化し始めました。
「しーっ」と、一匹がささやきました。
「外から音が聞こえるよ」
子ウミガメたちは、夜の満潮を待ちました。
With the crabs and crows sleeping, this was their chance –
One after the other, the baby turtles made their mad dash.
カニやカラスが眠っている今が、彼らのチャンスでした —
子ウミガメたちは一斉に、夢中で駆け出しました。
But one turtle remained, still trapped within her shell.
She called out for help, though no one could tell.
She took in a deep breath and used her sharp egg tooth to crack the shell and wiggle herself loose.
しかし、一匹のカメだけがまだ卵の殻の中に閉じ込められていました。
助けを求めて叫びましたが、誰にも気づかれません。
彼女は深く息を吸い込み、鋭い卵歯を使って殻を割り、身をよじらせて外へ脱出しました。
Climbing out of the nest, she moved as fast as she could, racing past seashells and over pieces of driftwood.
The crabs snapped their claws and the crows began to call.
But moving so quickly, she left them all in awe.
巣から這い出ると、貝殻を通り抜け流木を飛び越えながら、力かぎり素早く進みました。
カニがハサミを鳴らし、カラスが鳴き始めました。
しかし彼女の素早い動きに、みんな圧倒されてしまいました。
“I knew I could do it.”
She won the race for life.
So she floated in the tide, drifting toward the morning light, carried by the gentle sea with no family in sight.
「私ならできるって分かってた」
彼女は命をかけたレースに勝利したのです。
家族の姿も見えないまま、穏やかな海に運ばれ、朝の光に向かって波に漂いました。
“No one waited for me.”
The turtle began to cry.
“I must find my siblings. I simply must try.”
「誰も私を待ってくれなかった」
子ウミガメは泣き始めました。
「きょうだいたちを見つけなくっちゃ。とにかく探してみるんだ」
So she swam and swam and swam even further, riding the ocean waves like a tiny surfer.
Flapping her flippers, she said to herself with pride, “Even all by myself, I’ll let courage be my guide!”
そこで彼女は泳いで泳いで、小さなサーファーのように波に乗りながら、さらに遠くへと泳ぎました。
ひれをパタパタさせながら、誇らしく自分に言い聞かせました。「一人きりでも、勇気を道しるべに進むんだ!」
As hunger took over, the baby turtle needed to rest atop a golden bed of seaweed where she could catch her breath.
“This is perfect,” she said out loud.
“And there’s enough algae here to feed a crowd.”
お腹が空いてきた子ウミガメは、息を整えるために黄金色の海藻のベッドの上で休むことにしました。
「ここ、最高だな」と、彼女は声を大にして言いました。
「ここなら、たくさんの仲間のお腹を満たせるくらいの藻もあるし」
“Hey now,” a gruff voice called through a beak full of bone.
“This is my patch of sargassum. Go find your own.”
The green sea turtle was startled but not afraid.
“Hello there,” she said, and with her flipper, she waved.
“I’m a loggerhead turtle, and I’ve seen your kind before. Just don’t eat all of my food and you can stay for a little more.”
“You’re far too kind and I’m in no rush to go. This seaweed is perfect to help me grow.”
「おいおい」と、骨を咥えたクチバシから粗暴な声が聞こえてきました。
「ここは俺のホンダワラの場所だ。自分の場所は自分で探せな」
アオウミガメは驚きましたが、怖がりはしませんでした。
「こんにちは」と言って、彼女はひれを振りました。
「俺はアカウミガメだ。お前みたいな仲間は前にも見たことがあるぞ。俺の飯を全部食べなきゃ、もう少しここにいてもいいぜ」
「とっても親切なんだね。急いでどこかへ行くわけじゃないから、大きくなるのにこの海藻はぴったりだよ」
So they floated and bobbed and munched away.
The two young turtles became friends that day.
こうしてふたりはぷかぷか浮かびながら、海藻をむしゃむしゃ食べました。
その日、二匹の若いウミガメは友達になりました。
But one stormy night, the sargassum broke apart.
One piece no more.
And the two turtles were separated.
Alone once more.
しかしある嵐の夜、ホンダワラが散り散りになってしまいました。
一つの塊ではなくなってしまったのです。
そして二匹のカメは離れ離れになりました。
再び、一人きりです。
The green sea turtle swam onward, determined and strong, until a shark’s fin appeared.
Something was wrong.
The turtle’s eyes widened as this creature she’d never seen before.
Friend or foe?
She wasn’t really sure…
アオウミガメは強い意志を持って前へ泳ぎ続けましたが、サメのヒレが現れました。
何かが変です。
これまで見たこともないその生き物を前に、カメは目を丸くしました。
敵なのかな、味方なのかな?
彼女にはよく分かりませんでした…
“I like your stripes,” she said politely.
“You seem quite nice.”
But the tiger shark’s eyes gleamed, thinking she’d make a tasty bite.
He began to circle slowly, showing his sharp teeth.
“Of course, I’m nice. Come closer. Let’s meet.”
「あなたの縞模様、素敵ですね」と、彼女は礼儀正しく言いました。
「とても優しそう」
しかしイタチザメは、美味そうなごちそうだと思いつつ目を輝かせました。
鋭い歯を見せながら、サメはゆっくりと周りを旋回し始めました。
「もちろん優しさ。もっと近くにおいで。挨拶しよう」
The shark swam near, closing its deadly ring, opening its mouth.
This was a dangerous thing.
The green sea turtle’s eyes grew wide with fright.
Just as a huge leatherback turtle grabbed her and dove from sight!
Down, down to the ocean’s greatest depths, far from the tiger shark who couldn’t hold its breath.
“You saved me. You saved me!” the green turtle cried.
“I thought that fish was friendly, but he had me in mind.”
サメは死の包囲網を縮めながら近づき、大きな口を開けました。
これはとても危険な状況でした。
アオウミガメは恐怖で目を大きく見開きました。
その時、巨大なオサガメが彼女を掴み、姿を消すように深く潜っていきました!
息を長く止められないイタチザメの手が届かない、海の遥か深くへと潜っていったのです。
「助けてくれたんだね。助けてくれてありがとう!」とアオウミガメは叫びました。
「あの魚はフレンドリーだと思ったのに、私を食べようとしていたなんて」
“You must be careful,” the wise leatherback turtle replied.
“Not everyone’s your friend. Some creatures will lie.”
She nodded and held tight to the gentle giant’s shell as they rose to the surface, safe and well.
「気をつけなければいけないよ」と、賢いオサガメが答えました。
「誰もが友達とは限らない。嘘をつく生き物もいるんだ」
彼女は頷き、無事に水面へと浮上する間、その優しき巨人の甲羅にしっかりと捕まっていました。
“I wish you the best,” bellowed the leatherback turtle, turning to its side.
It caused a huge splash, waving goodbye.
「幸運を祈るよ」とオサガメは大きな声で言い、体を横に向けました。
大きな水しぶきをあげて、別れの挨拶をしました。
The green sea turtle continued, kicking her small feet.
Feeling quite hungry, she looked for something to eat.
Swimming deeper, she spotted something floating by.
A delicious treat, maybe a jellyfish?
She couldn’t wait to try.
アオウミガメは小さな足をバタバタさせながら進み続けました。
とてもお腹が空いていたので、食べるものを探しました。
深く潜っていくと、プカプカと漂う何かを見つけました。
美味しそうなごちそう、もしかしてクラゲかな?
彼女は待ちきれずに食べようとしました。
“I hope you’re not planning to eat that,” called a hawksbill turtle with a narrow pointed beak.
“If you swallow just one piece, it could get stuck inside. Follow me instead. Let me be your guide.”
「それを食べるつもりじゃないだろうね」と、細く尖ったクチバシを持つタイマイが呼びかけました。
「ひとかけらでも飲み込んだら、体の中に詰まってしまうよ。代わりに僕についておいで。案内してあげるから」
“Plastic?” asked the puzzled green sea turtle.
“Yes, it’s not food at all, though it floats like the real thing. Come, I’ll show you where the ocean’s treasures sing.”
「プラスチック?」と、首をかしげながらアオウミガメが尋ねました。
「そうさ、本物みたいに漂っているけれど、食べ物なんかじゃないんだ。さあ、海の宝物が歌う場所へ連れて行ってあげるよ」
She followed the beautiful hawksbill down below to the most amazing place she’d ever known.
Fluorescent pinks and majestic blues, brilliant coral in greens, yellows, and stunning hues.
彼女は美しいタイマイについて行き、これまでに知る中で最も素晴らしい場所へと降りていきました。
蛍光のピンクや雄大なブルー、緑や黄色といった見事な色合いの輝くサンゴ礁です。
“Welcome to the Great Barrier Reef,” her new friend said with delight.
“I love to dive here and eat. What a magnificent sight. Here, try sponge. They’re my favorite treat.”
The green turtle nibbled.
“Not bad to eat.”
「グレート・バリア・リーフへようこそ」と、新しい友達は嬉しそうに言いました。
「ここで潜って食べるのが大好きなんだ。なんて見事な景色だろう。ほら、カイメンを食べてごらん。僕の大好物なんだ」
アオウミガメは少しだけかじってみました。
「悪くない味だね」
“I’m also searching for my family,” she explained with hope.
The hawksbill took another bite and thought to himself.
“I think they were here at the reef not long ago,
But they seemed in a hurry, so they took their food to go.
If you catch the underwater current, you’ll get there fast.
Just watch out for the fishing lines as you swim past.”
「私、家族も探しているの」と、彼女は希望を込めて説明しました。
タイマイはもう一口かじり、少し考え込みました。
「少し前に、このサンゴ礁にいたと思うよ、
でも急いでいる様子で、食べ物をテイクアウトしていったな。
海の中の流れに乗れば、すぐに追いつけるよ。
泳いでいく途中で、釣り糸には気をつけるんだよ」
Into the ocean, the green turtle dove, swept up in rushing waters, guided by love.
Knowing she was close, she swam all alone, feeling a tingle in her head to guide her way home.
海の中へアオウミガメは飛び込み、愛に導かれながら、勢いある流れに乗っていきました。
家族が近くにいることを感じながら一人で泳ぎ、頭の中に走る本能の感覚を道しるべに我が家を目指しました。
Beneath tiger sharks she passed, and alongside leatherbacks she moved,
finding again the golden sargassum, and her old loggerhead friend.
イタチザメの下を通り過ぎ、オサガメと並んで進み、
再び黄金色のホンダワラと、昔馴染みのアカウミガメの友達を見つけました。
No longer afraid, for she had grown strong and wise, confidence and courage now shown in her eyes.
彼女はもう恐れていませんでした。強く賢く成長し、その瞳には自信と勇気が満ちていたからです。
She knew she was near when she spotted green shells ahead,
Beyond some tangled nets.
Her heart filled with dread.
“I’ve got to keep going. I must continue to try.”
But suddenly her flipper was caught in a ghost fishing line.
前方に緑色の甲羅が見えた時、彼女は家族が近くにいることを確信しました。
絡み合った網の向こう側にいます。
彼女の心は不安でいっぱいになりました。
「行かなくっちゃ。あきらめずに進み続けるんだ」
しかし突然、彼女のひれが放置された幽霊釣り糸に絡まってしまいました。
One flipper, then another became twisted and caught.
She splashed and she struggled, but freedom couldn’t be bought.
Running out of breath, panic filled her heart when suddenly, gentle hands pulled the ropes apart.
片方のひれ、そしてもう片方のひれもねじれて捕らわれてしまいました。
バタバタと暴れてがむしゃらに抵抗しましたが、自由を手にすることはできません。
息が続きそうになく、絶望が心を支配しそうになったその時、突然、優しい手がロープをほどいてくれました。
A kind fisherman reached down and lifted her high, carefully freeing her as she began to cry.
Not tears of sadness, but joy beyond measure.
For kindness like this was a true treasure.
He drove his boat gently toward the shore, where other green turtles were waiting and more.
親切な漁師さんが手を伸ばして彼女を高く持ち上げ、泣き出した彼女を丁寧に解放してくれました。
それは悲しみの涙ではなく、計り知れないほどの喜びの涙でした。
このような優しさこそが、真の宝物だったからです。
彼は船を静かに岸へと走らせました。そこには他のアオウミガメたちがたくさん待っていました。
Softly he lowered her into the welcoming sea next to her friends and family, finally free!
They hugged one another and all slapped fins.
She had made her way back home to lay her eggs and start the journey again.
彼は彼女を優しく受け入れてくれる海へと下ろし、友達や家族のすぐそばで、ついに自由になったのです!
みんなで抱き合い、ひれを叩き合って喜びました。
彼女は我が家へと帰り咲き、卵を産み、再びその旅をスタートさせるのでした。

まとめ

絵本『The Sanguine Sea Turtle』は、厳しい大海原で諦めずに進むウミガメの冒険を通じて、自分を信じる勇気や環境問題の大切さを教えてくれる素晴らしい作品ですね。

親子でストーリーを楽しみながら、日常会話でそのまま使える重要な英語表現にも親しんでみてはいかがでしょうか。



 

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