パパの代わりは誰?面接劇が面白い英語絵本『Help Wanted Must Love Books』

パパの代わりは誰?面接劇が面白い英語絵本『Help Wanted Must Love Books』

パパのお仕事が急に忙しくなり、帰りが遅くなってしまうこと、ありますよね。私たちも、つい仕事の連絡をスマートフォンで確認しながら寝かしつけをしてしまい、子どもに「ちゃんと聞いてる?」と怒られてしまう夜があります。そんな「パパとの寝る前の時間」を全力で取り戻そうとする女の子の姿を描いたのが、この『Help Wanted Must Love Books』です。

主人公のシェイリーは、絵本の読み聞かせの途中で仕事の電話に出るパパをなんと「クビ」にしてしまいます。そして、新しく読み聞かせ係を募集するのですが、面接にやってくるのは白雪姫やジンジャーブレッドマンなど、どこかで見覚えのあるキャラクターばかり。次々と巻き起こる面接劇のドタバタがとても面白く、大人もクスッと笑ってしまう展開が待っています。ここでは、『Help Wanted Must Love Books』のあらすじのほか、英語学習のポイント、読み聞かせ動画などを掲載しています。

『Help Wanted Must Love Books』の基本情報

 

タイトルHelp Wanted Must Love Books
著者Janet Sumner Johnson
イラストCourtney Dawson
出版社Capstone Publishers, Inc.
対象年齢4〜8歳頃(目安)

あらすじ

シェイリーは寝る前の時間が大好き。パジャマに着替え、歯を磨いてから本棚を吟味し、パパと一緒にロッキングチェアに座って眠りにつくまで絵本を読むのが日課でした。ところがある日、パパが新しい仕事を始めると、二人の大切な時間が邪魔されるようになってしまいます。限界を迎えたシェイリーはついに「パパ、クビよ」と宣言し、新しい読み聞かせ係を募集することにしました。

求人の張り紙を見てやってきたのは、物語の国から抜け出してきたような個性的なキャラクターばかり。しかし、本を持って逃げてしまったり、話の途中で眠ってしまったりと、なかなか理想の相手が見つかりません。シェイリーは少しずつ求人の条件を厳しくしていきますが、面接はどれも失敗続き。果たして、パパの代わりを務められる読み聞かせ係は見つかるのでしょうか。

英語学習のポイント

日常で使える表現1:You’re fired

「クビよ」という強い表現ですが、ごっこ遊びの中で「もうおしまい!」「交代!」のようなニュアンスで使って遊ぶこともできます。

  • You’re fired
    • あなたはクビです
    • You’re fired! I’ll do it myself.(あなたはクビ!私が自分でやるわ。)
    • The boss said, “You’re fired.”(ボスが「お前はクビだ」と言った。)

日常で使える表現2:stay awake

「起きている」「眠らずにいる」という意味の表現です。「早く寝なさい」と言う代わりに、「いつまで起きていられるかな?」とゲーム感覚で使うと楽しいですね。

  • stay awake
    • 起きている
    • I can’t stay awake anymore.(もう起きていられないよ。)
    • Try to stay awake until 8 pm.(夜8時までは起きているようにしてね。)

日常で使える表現3:Off limits

「立ち入り禁止」「(話題などが)禁止されている」という意味です。子どもがおもちゃ箱を漁ってほしくない場所や、寝る前のスマートフォン禁止ルールなどを作るときに役立ちます。

  • Off limits
    • 立ち入り禁止 / 禁止事項
    • Dad’s phone is off limits at bedtime.(寝る時間はパパのスマホは禁止だよ。)
    • This room is off limits to kids.(この部屋は子ども立ち入り禁止です。)

読み聞かせ動画

日本語訳(全文)

To girlie, who knows what she wants and works for it JJ.
自分のほしいものを知っていて、それに向かって頑張る女の子、JJへ。
Unlike most kids, Shaylee loved bedtime.
たいていの子どもとは違って、シェイリーは寝る時間が大好きでした。
She’d shimmy into her PJs,
パジャマにさっと着替えて、
brush her sparkling smile,
きらきらした笑顔を歯ブラシで磨いて、
then rate the bookshelf for the perfect bedtime stories.
それから本棚を吟味して、寝る前の完璧な物語を探すのです。
Her dad would squish into the rocker with her, and they’d read until their eyelids refused to stay open.
パパが彼女と一緒にロッキングチェアにぎゅうぎゅう詰めになって、まぶたが開いていられなくなるまで一緒に読みました。
This arrangement worked perfectly…
このやり方は完璧にうまくいっていたのですが……
until her dad got a new job.
パパが新しい仕事に就くまでは。
Finally, Shaylee reached her limit.
ついに、シェイリーは限界に達しました。
“You’re fired,” she announced.
「パパ、クビよ」と彼女は宣言しました。
She put up a job notice first thing the next morning…
翌朝一番に、彼女は求人の張り紙をしました……
“Help Wanted: bedtime Storyteller, must love books, apply within, interviews begin promptly at 6:30 pm.”
「求人:寝る前の読み聞かせ係、本が好きなこと、直接応募のこと、面接は午後6時30分きっかりに開始」
…and interviews began shortly before bedtime.
……そして、寝る時間直前から面接が始まりました。
The fierce competition scared off the first three applicants.
激しい競争に、最初の3人の応募者は怖気づいてしまいました。
The next applicant brought along her seven bodyguards, which was fine until Shaylee offered them snacks.
次の応募者は7人のボディーガードを連れてきましたが、シェイリーがおやつを出すまでは順調でした。
“Don’t eat that, it’s the wicked Queen in disguise!”
「それを食べちゃだめだ、あれは変装した邪悪な女王だよ!」
Shailey refused to interview any other applicants that night.
シェイリーはその夜、他の応募者の面接をすることを拒否しました。
Before going to bed, she added a line to her job notice.
寝る前に、彼女は求人の張り紙に一文を書き加えました。
“Help Wanted: bedtime Storyteller, must love books, apply within, individual applicants only.”
「求人:寝る前の読み聞かせ係、本が好きなこと、直接応募のこと、個人での応募に限る」
The next night, the first applicant seemed delightful.
翌晩、最初の応募者はとても楽しそうに見えました。
“Run, run, as fast as you can,”
「走れ、走れ、できるだけ速く」
until he ran away with the book.
といいつつ、彼は本を持って逃げ出してしまいました。
“I hear the yawn of the tired one.”
「誰かがあくびをするのが聞こえる」
Shailey refused to come out from under the bed to interview applicant number two.
シェイリーはベッドの下から出て、2人目の応募者を面接するのを拒否しました。
In the morning, Shailey changed her sign again.
翌朝、シェイリーは看板をまた書き換えました。
“Help Wanted: bedtime Storyteller, must love books, apply within, individual applicants only, human applicants only.”
「求人:寝る前の読み聞かせ係、本が好きなこと、直接応募のこと、個人での応募に限る、人間のみ」
At the next interview, Shailey’s ears pricked right up.
次の面接で、シェイリーは耳をそばだてました。
The applicant could spin tails that kept her on pins and needles.
その応募者は、彼女がハラハラするような物語を語ることができたのです。
She was just about to offer the job when the woman zonked out mid-sentence.
採用しようとしたその時、女性は話の途中でバタンと寝てしまいました。
The second girl was very particular about where she would sit.
2人目の女の子は、どこに座るかにとてもこだわりました。
“This bean bag is too soft.
「このビーズクッションは柔らかすぎるわ。
This chair is too hard.
この椅子は硬すぎる。
This bed is just right.”
このベッドがちょうどいいわ」
“Help Wanted: bedtime Storyteller, must love books, apply within, individual applicants only, human applicants only, must be able to stay awake past 8 pm.”
「求人:寝る前の読み聞かせ係、本が好きなこと、直接応募のこと、個人での応募に限る、人間のみ、午後8時を過ぎても起きていられること」
Shailey had low expectations for the next round, but the first applicant had a very impressive resume.
シェイリーは次の面接にはあまり期待していませんでしたが、最初の応募者はとても印象的な経歴の持ち主でした。
Her voice was musical, she could stay up past midnight, and she was obviously human.
彼女の声は音楽のようで、夜中過ぎまで起きていられて、明らかに人間でした。
The two of them had a ball until Shaylee noticed the fingerprints all over her favorite book.
2人はとても楽しんでいましたが、シェイリーがお気に入りの本が指紋だらけになっていることに気づいてしまいました。
The second applicant hooked her right away.
2人目の応募者はすぐに彼女を夢中にさせました。
His storytelling gave her goosebumps…
彼の語りは鳥肌ものでした……
…as did the gunk between his teeth.
……彼の歯の間に挟まった汚れも同じくらいに。
“Help Wanted: bedtime Storyteller, must love books, apply within, individual applicants only, human applicants only, must be able to stay awake past 8 PM, solid hygiene skills required.”
「求人:寝る前の読み聞かせ係、本が好きなこと、直接応募のこと、個人での応募に限る、人間のみ、午後8時を過ぎても起きていられること、しっかりとした衛生観念があること」
Shailey despaired of ever finding a replacement for her dad…
シェイリーはパパの代わりを見つけるなんて無理だとあきらめかけていましたが……
… until one final job seeker showed up.
……最後の応募者が現れました。
He looked kind of familiar, and his voice was just right.
彼はどこかで見覚えがあって、声もぴったりでした。
Best of all, he smelled like strawberries and chocolate chip cookies,
何よりも最高だったのは、彼がイチゴとチョコチップクッキーの匂いがしたことです。
so Shailey offered him the job.
だからシェイリーは彼にその仕事を任せることにしました。
On one condition:
たった一つの条件で。
“Off limits during bedtime stories!”
「寝る前の読み聞かせの時間は、立ち入り禁止!」

まとめ

絵本好きの女の子シェイリーの厳しい面接劇、いかがでしたでしょうか。おとぎ話のキャラクターたちが本来の物語とは違う一面を見せてくれるので、「あれ、この子どこかで見たことあるね」と親子で会話が弾むこと間違いありません。最終的にパパが再雇用されるシーンでは、大好きなイチゴとチョコチップクッキーの匂いに包まれて安心するシェイリーの様子に、きっと親である私たちもホッと心が温まるはずです。毎日の寝かしつけは大変なことも多いですが、ベッドの中でゴロゴロしながら絵本の世界を共有する時間は、振り返ればかけがえのない思い出になりそうですよね。



 

まだの人はもらっておきましょう🎁
無料DVDと絵本のセットプレゼント!
サンリオの乳幼児向け英語教材Sanrio English Masterの無料モニターキャンペーン!

詳細な「Sanrio English Master」の内容については、こちらの記事「サンリオ英語サンプル 無料体験で見極めるコツと効果」にもまとめてあります。

広告