今年(2016年)のゴールデンウィークをカレンダーで見てみると、3・1・3・1・2、中2日を休みにして10連休にしたくなるような並びになっていますね。
中には10連休をとって家族で海外旅行を楽しまれる方も居るかもしれません。
異文化の雰囲気や風習の違いなど日本との違いを 親子で体感し共有することは その後の 子供の学習にとっても大きなプラスになることでしょう。
海外旅行といえば、気になるのが言葉の壁です。できればお父さんやお母さんも子供の前ではちょっといい所を見せたいかもしれませんね。
ここでは英語の教科書にはあまり載っていないけどスマートな挨拶の受け答えや表現をいくつかご紹介したいと思います。
ちょっと差のつくステキな返事や言い回しです。
How are you?
Couldn’t be better! 最高です!
直訳すれば「今よりも良くなる可能性がない」となり、最高の意味になります。「調子はどう?」に対する活き活きした返事として旅先で使いたい表現です。
学校で習うI’m Fine.は、軽く「いいよ」とか「問題ない」くらいの返事のようですね。Fineは「まあまあかな」みたいなニュアンスがあるので「料理はどう?」の受け答えにも適さないかもしれません。
使い分けてみると幅が広がりそうですね。
Let’s have a good day. 楽しい日を過ごしましょう。
Okay,sure. はい、もちろん!
こちらはよくツアーなどに参加するとかけられる言葉です。
「Okay.」だけ言ってしまうと「もう、わかったから・・」とちょっとそっけない返事に受け取られることもあるようです。Okay,sure.とかOh,OkayのようにOkeyだけにしないようにすると好印象ですね。
I don’t know what you mean. 何言ってるのかわかりません(興味なし)
ホテルやタクシーやレストランなどで何か話しかけられて聞き取れなかった時の返事ですが、これではぶっきらぼうに感じるかもしれません。
Can you please say that again? 「もう一度言ってもらえますか?」
丁寧に話せば相手も親切になってくれるはず。それでもわからなければ、両手を広げるジェスチャーでしょうか。
もっと簡単にSorry?と語尾を上げるだけでもイケそうです。よく英会話本にあるPardon?はあまりネイティブの間では使われないようですね。
また、よくわからない時無難な返事は
I’m not sure.
早口でペラペラ話しかけられたりして、よくわからない時重宝します。
最後に、セインさんの本に載っていた間違えるとマズい英語の中から面白かったもの2つ。
Could you call me a taxi? タクシーを呼んでいただけますか?
ホテルやレストランで使いそうなフレーズですが、一言間違えるとプッと笑ってしまいそうです。
Could you call me taxi? 「タクシーと呼んで?」
aが抜けるとずいぶんニュアンスが変わってしまいますね。
もう一つ、こちらも日本人が間違いやすいと言われている英語フレーズ。
Can you teach me your number?
「教えて」なのでteach meでも良いのかなと思ったのですが、teachはレッスンのニュアンスが強いそうです。
番号を聞くようなときは
Can I have your number?
電話番号や部屋番号以外にも、いろいろ活用できそうです。
Can I have your name? 名前を教えてもらえますか?
Can I have coffee, please? コーヒーをもらえますか?
他にもいろいろありそうです。以前、海外のレストランでのこと。隣の人がコーヒーを頼んでいた時、with out sugarと言っていたのを耳にして、自分も同じようにCan I have coffee, please? without sugar.と真似するようになったことがありました。これは使える!と思ったらもう忘れません。
海外で英語に触れると、そんなフレーズがたくさん耳に入ってくると思います。親子で一緒に集めてみると楽しそうですね。